昨日、大阪に行き、今日の夕方には三重県に帰ってきました。
大阪には古本市を目標に行きましたが、今日の昼過ぎにはエネルギーがなくなって、そのままナンバから近鉄に乗り、トコトコ帰ってきました。
近鉄さんも、鉄道はイマイチ儲からないのか、名張から向こうの三重県側には1時間に1本くらいしか電車がありません。名古屋と大阪を結ぶ特急は、2本くらいは出ていると思うし、遠距離のお客は特急に乗れというシステムのようです。
そりゃ、お金持ちなら乗りますけど、私みたいな貧乏な人間や、わざわざ指定された席に座りたくなくて、自由にぐったりしたい人には、不便な感じです。
でも、いくらお願いしても、そんな私に合わせてくれるわけはないのだから、ダイヤに合わせて私が動けばいいことでした。それをいいかげんな時間に適当に乗るので、途中で電車がつながらなくて、寒いホームで凍えて待ってました。接続がいいと2時間で行けるところが、3時間以上かかってようやく三重県に帰ってきました。
それまでは、母と大阪の湊町リバープレイスというところのフリマにいました。
ここは若い人がたくさん店を出していて、みんな古着やいらないものを持ち込んで売っているようでした。前に母に連れられて行ったフリマとは雰囲気が違いました。
前日の夜は、雷もなるし、雨も降るし、どうなるだろうという感じだったけれど、今日は空は晴れて、フリマ日和なのかなというふうに見えました。
ところが、いざ外へ出てみると、空気は冷たいし、風は休みなく吹きます。こんな感じでは用意したオニギリが食べられるのかどうか、少し怪しい感じです。
母は家族と外でお弁当というのがやたら好きで、公園で自分の作ったオニギリなどを食べるのが大好きなんですけど、大丈夫でしょうか。風さえなければいいのだけれど、風はずっと吹いています。簡単な手作りフリマみたいで、専門の業者が集まって高齢者相手に行うのではなく、若いファミリーが自宅にある古着などをかき集めて、それを持ち込んで売っている。
いつもなら業者さんはテントなどを設置するんですが、手作りなのでビニールシートを敷いて、そこに商品を並べている。商品は手持ちできる大きなカバンから取り出しているみたいで、クルマで大量に持ち込んだお店みたいなのはありませんでした。
私は、古本と古地図と古オモチャと古道具が楽しみなんだけど、古地図のオジサンはいたけれど、他はなくて、古着は全部スルーするだけでした。タオル、化粧品、オモチャ、靴下、カバンなど専門の業者さんはいるみたいだけど、ここにはいませんでした。
若い家族の古着など興味ないだろうし、つまらないだろうと思ったら、「見るだけで楽しい。また、ひとりで来よう。今度いつあるの?」と、母は積極的です。そのまま管理者のテントに行き、フリマのスケジュール表をもらってくるのです。
何が楽しいのか、よくわからないけど、フリマ・バザーというと、母は興奮して、あれこれ購入するのではないけれど、見て楽しむようです。
そんなにお買い物が好きなんだなあ。カッターシヤツを一つ300円で買っていました。
お昼過ぎ、無理矢理フリマのところでオニギリを食べていたら、雨が落ちてきて、食べ終わったら、母と別れて、私は帰りました。3時間、東へ向かう雨雲と競争しながら三重県に帰りました。
でも、三重県には雨雲は来られなかったみたいで、どこかでダウンしたみたいでした。