甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

古本 ラピート! 何か不思議!

2016年01月31日 20時00分22秒 | 古本探しの旅
 奥さんは「真田丸」を見始めました。もう何回くらい見ているのかなあ。これからずっと続けるなんて、たいしたものです。私には、見続けるという根気がないです、残念ながら……。



 実家に行って、甥っ子から岡本太郎フィギュアをもらいました。なぜかパンツ1つで、このポーズでグラスのふちに立つそうです。それはそれでいいんだけれど、どうしてこの姿なんでしょう。どうしてグラスに立つんでしょう。わかりませんね。

 昔、岡本太郎さんが、キリンシーグラムかのウイスキーの景品として、「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」と、太郎さんデザインのグラスを作りました。フアンである私は、ウイスキーを買ったかどうかさえ記憶にないのに、ちゃんとグラスだけは持ち続け、今もうちの数少ない家宝として持っていますけど、箱はどうしたかな。もう箱はないかもしれない。

 まあ、箱がないのは残念ですけど、その関連でグラスのふちに立つことにしたんでしょうか。なんだかヤラセっぽくて、少しイヤなんです。でも、せっかく甥っ子がオジさんは岡本太郎が好きだからと、ガチャガチャで出したモノですから、正月にもらったまま放置してたのを、今日やっと自宅に持ち帰ることができました。よかった。ホッ!



 ついでに、ではないけれど、突然、難波の高島屋の屋上に行ってみました。子どものとき、あんなにあこがれた高島屋の屋上がどうなっているのか、気になったのです。

 阪神デパートの屋上は、少しのぞく気さえあれば見られます。けれども、なかなか高島屋の屋上にはこれてなくて、何十年ぶりでした。この電飾は、夏のビアガーデンのためのものなんでしょうか。遊具は一切無く、ビルの屋上のお稲荷さんはちゃんとあって、ふらふら歩いているお兄さんがお参りしています。どういうお兄さんなんだろう。



 私は、屋上のラピートの飾りを近くで見たくて、屋上に上がったんでした。南海電鉄のラピート、これは実はあこがれています。今度、いつか時間のあるときに、奮発して、ラピートに乗って、関空に行ってもいいですね。それくらいラピートは好きです。乗ったことはないけど。

 それで、屋上の飾りは、それなりに立派で、私たち、オタクのおっちゃんの心はくすぐりますけど、今の若い人にはつまらない飾りかもしれないなあ。どうしたら今の若い人たちを喜ばせられるんでしょう。もう、私は知らないから、自分の好きなモノに忠実にやっていくしかないかな。

 というわけで、古本市ということで、大阪の谷町6丁目の大阪古書会館へ行きました。上本町から熊野街道をたどりながら北上していきました。町中なのでネコさんはいませんが、たまたま会社の敷地として囲われた空間にネコさんがいて、のこのこと出てきて、背中をゴシゴシしていました。もっと近寄りたかったけれど、敷地内には入れなくて、遠目に撮りました。



 さて、古書会館にたどりつき、そこで1時間半くらい見続けました。

 欲しいモノが見つかりました。伊勢二見の浜千代館という旅館が作った絵地図で、ピラピラの紙が千五百円でした。とてもほしかったけれど、お金はないので、涙をのんで目に焼き付けました。それほど古いモノではないと思いますが、二見の浦を見下ろす音羽山にケーブルとかが走っていたころの絵地図でした。いつごろまで走っていたモノやら……。

 他には?



 「の時代を生きて」(1994 解放出版社)今から数十年前の活動家たちからの聞き取りをまとめたものです。三重県の記事もあったので買いました。被差別の問題のこと、いつか書くチャンスがあれば書きます。まあ、私は勉強が足りませんけど、人々の歴史として知っておきたいと思っています。いつかふるさとの鹿児島でも取材とかできればいいのにと思ったりします。



 「徒然草読本」(1987 講談社学術文庫)古谷義徳著。1928年に出た、徒然草を小学生たちに伝えるための本だったそうです。それを学術文庫さんが発掘して世に出したようです。一切私は知らなかったけれど、徒然草はこれも私の研究テーマではあるので、買ってしまいました。とはいっても、研究書じゃなくて、入門書なんですけど、いろんな本からの引用があるので、おもしろいかなと思いました。読まない可能性の高い、少し無駄遣いの気配もあります。



 あとは、3冊500円のコーナーから、堀田善衛さんの「キューバ紀行」(1966)、「バルセローナにて」(1989)の2冊と筒井康隆の「旅のラゴス」(1986)を選びました。堀田さんは昔は読みました。今は自信はないけど、とにかく手元に置いておこうと思ってしまった。筒井さんは、近所の本屋さんでフツーに買ったのがあるような気がします。失敗でした。三島由紀夫の「葉隠入門」にすればよかった。まあ、これも近所で買えるかな。

 収穫は、徒然草なのかな。あたりはあるかな……。とにかくラピートに乗りたいです。古本市はハズレ? 


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