★ 近ごろ、借り物の写真ばかりです。本人はほとんど家を出ないし、出会いもないし、つまらない毎日を送っています。そして、ニュースはウクライナのこと、そして、テレビに出てくる怪しいオッサン、あいつは生きてる人間か?
まさか、ロボットじゃないよね、もっともらしいことを言ってるけど、そして、あいつの理屈は全く分からないけど、私たちはこんな世界に住むことになったんですね。
あいつも、無表情なプーサンも、たぶん、政治の指導者なんだろうな。そして、絶えず領土拡大をめざしている。そんな悪の組織は今でもあったんですね。というか、これからもずっと世界中の人々は、そういう政治家に振り回されるようです。私たちがボンヤリしていただけです。そういうひとりよがりの独裁者を持たない国になること、それは憲法の大事なはたらきでしたね。
私たちの国の、つい何年か前の指導者、大阪の暴言野郎と一緒に景気のいいこと言ったとか言わないとか、言わなくても、みんなは分かってたと思うんだけど、あんな低級の人たちが政治家でござい、と頂点に立つようでは、私たちの民主主義も危なっかしいものです。
だからこそ、長期的に政権に居座るヤツは許してはいけないんです。ヤツらは自分の権力のことしか考えてないんだから。それをいつまでも許さないシステムを持たなくては! 憲法なんて、なくても私たちはそんなに困らない(かもしれない)けど、野心のある政治家にとっては邪魔なものでなくてはならないんです。
侵略者がやってきたら、まわりの国々もなんとかしなきゃいけないだろうし、ウクライナの人々は、今回のおかげで絶対にNATOに入りたいと思うでしょう。だったら、東アジアも、NATOみたいな軍事同盟を作りますか? アメリカはそこまでお世話する気がありますか? もどかしいです。
日本は、アメリカと仲良くはするし、核爆弾は絶対に必要ないけど、韓国、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、オーストラリア、そういった国々としっかりした関係を結んでいかなくてはダメですね。NATOみたいなんじゃなくていいから、お互いを助け合うことを日々確認し合える関係を作っていきたいな。
中国は、あと何十年後かには共産党は解散しなくてはならなくなると私は思っています。そのころには私はいないけど、永遠に続くものではないし、ウイグルやチベット、内蒙古、いろんな少数民族がそれぞれの文化を取り戻せるようにしなくてはいけないです。
もちろん、日本だって、沖縄の人々やアイヌの人々の文化を壊し、人々を離散させましたけど、その反省に立って、少しずつ取り戻そうとしています。中国もそうなるべきだし、共産党政権ではそれでは無理だし、昔の中国がそうだったように、少数民族は自分たちの世界で自分たちの文化の中で生きていかなくてはならないと思います。それを出たい人は出て行く。それを守りたい人が守っていく。守れなくなったら、その文化は滅びるんです。それは仕方がないのかな……。
大阪の中之島に、大阪中之島美術館というのができたそうです。作るとは聞いてたけど、去年の秋なのか、今年になってからなのか、とにかくすでに運営されているようです。
大阪には、天王寺にクラシックな美術館はありましたけど、常設のコレクションは持っていたのかどうか、特別展でしか行ったことがありませんでした。
中之島の美術館は、大阪市には自分で美術のコレクションを持つという発想もお金もないから、個人のコレクションの寄贈によって中身が決められているのだそうです。
そして、何人もの人たちのそれぞれの考えで、私の集めたコレクションを大阪の人たちに見てもらいたいと、それぞれが寄贈して巨大なコレクションになったそうです。
シブチンの大阪の政治家たちも、さすがに大阪に寄せられた貴重なコレクションを貸し出しばかリしていられなくて、とうとうハコモノを作ってしまいました。
それが、この二月にできた大阪中之島美術館なんだそうです。
行政は、本当にせこいし、カットされてるし、市民の足だって会社化させられて、なるべく小さな組織にしているんだそうです。かわりに下請けとなった派遣請負業のもと政府の高官・T某の会社は大儲けで、いろんな手続きもT某の会社を経ないとできないとか、何もかも取り込まれているそうです。
公務員という、市民にサービスする使命を帯びた人たちはいなくなって、市民から金を巻き上げるためのサービス業が大きくふくらみ、そこのお力なくては市民のための仕事は進まなくなっているということです。
大阪は、何もかも民間委託した。もう学校も、役所も、行政サービスも、保健態勢も、すべて金儲けをたくらむ業者に委託しますか。
ああ、大阪だけは独自の道を歩いて行きますか。それとも、昔のもう少しのんびりした大阪に戻りますか。
あと5年は万博に向けて邁進しますか。
万博には絶対に行かないし、言っても意味はないけど、美術館には行きたくなりました。ちゃんと人の思いを感じられる気がしそうです。