甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

霧と君ヶ野とサクラ

2017年04月09日 09時39分22秒 | 三重・熊野さんぽ
 昨日、何ということはなしに出かけて、せっかくだからサクラでも見に行こうと、雨の中を走っていきました。

 雲はまだらになっていて、しかもどんどん流れていくので、雨が降っているところと、まるで降っていないところがところどころにあります。そんなに冷たくはなくて、なんとなくあたたかではあるけれど、でも雨に濡れたくはなくて、さあ、どこで雨が止み、サクラ見物ができるのか……。



 どこまで行っても雨は止まず、名松線に沿って山の奥へと入っていくのですが、適当な休憩をするところがありませんでした。

 比津という駅の下で、たまたまミツマタの群落を見つけます。これは自然ではなくて、たぶん人間が植えたものなのだと思われます。

 それが群落になっている。とてもクリアーな黄色い花をつけています。このあたりで紙漉でも行われていたのかどうか、今は? たぶんないのでしょうね。

 向かい側には、雨に降り込められたサクラがありました。



 サクラも、雨で一息というところです。だれからもチヤホヤされず、しんみりと咲いている。山里は、それもにぎわいとして受け入れ、外には誰もいません。クルマが行き過ぎるだけです。電車もしばらくは来ないみたいです。

 さあ、行くところがみつかりません。もう帰ろうかと引き返していると、雨が小降りになってきました。まあ、こんなものです。

 それでは、先ほどはスルーした君ヶ野ダムの湖畔に植えられたサクラでも見に行くことにしました。

 先週がさくらまつりでしたが、開花しておらず、一週間後は満開なのに、雨に降られ、何だかさんざんなサクラたちです。お客さんもあまりいませんでした。みんな帰ったのかもしれない。

 雨だけが律儀にサクラに降り注いでいた。



 駐車場は道路沿いにあって、上から見るとこんな感じで咲いています。

 下へ降りてみると、対岸は霧で見えません。雲や霧、水蒸気が移動をしているようです。



 さあ、雨も降り出してきました。

 ゆっくり見させてもらうことはできないけれど、幻想的なサクラを見せてもらった。それはそれで満足して、私たちは帰りました。



1 霧雨と人気のない満開のサクラ


2 花に雨 踏ん切り着けて帰ろう


3 花を持たぬ欲張りどものサクラ


4 サクラ雨 一人歩きの映像に


5 花に嵐 米大統領の早とちり 世界はさらに 混乱続く

 トランプさんが、テレビ映像で判断したとヤフーニュースには載っています。

 まさか、そんなことはあるまいと思います。アメリカのトップにいる方なんだから、関係各国と調整したり、連絡したり、最新の情報によって行動したと信じたいけれど、心の片隅ではそんなの当然の報復措置だと思う気持ちもありますが、それでも、やはりよその国で、関係各国に連絡もしないでミサイル攻撃をしたというのであれば、これは北朝鮮レベルの行動ではないのかと思います。まさかね……。




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