奈良の唐招提寺にいました。金堂を見させてもらって、講堂では弥勒菩薩様にお参りして、開山堂では最近になって昔と同じ製法で作ったという鑑真像を拝ませてもらい、開山堂は工事中で、いつもの通りに鑑真さんの御廟にたどり着きました。 特別な空間のはずですが、少しずつ都市化の波は来ていて、周囲の木々の間から普通のおうちが見えました。洗濯物も翻っているようでした。 さっき、開山堂を金網越しに見させてもらった時に . . . 本文を読む
日曜美術館で唐招提寺が取り上げられていました。でも、私は全く見ませんでした。奥さんは見ていたみたいで、特別な展示がある、という話でした。 毎年六月は、このお寺にとっては特別な時で、今年は5日、6日、7日の三日間だけ鑑真さんのお姿を公開したということでした。 私は、かなり昔、奈良国立博物館で見せていただいたことがありましたけど、お寺の中で見せてもらったことはなかったのかもしれません。 年に三日だけ . . . 本文を読む
リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」を録画して、細切れに見て、やっと今朝見終わりました。何かをしながらですし、集中して見たわけではないので、見落とした部分はたくさんあります。 これを保存するかどうか、少し心が揺れます。ディスクに保存するべきか、それとももう消してしまうのか、どちらかというと、消してしまえという気持ちになっています。 保存しておきたいのは、高倉健さんが出ていたから、です。健 . . . 本文を読む
今朝も不規則な睡眠です。四時前に何かにせかされる夢を見ていました。いろんな短歌の作品集の中から、確かにあったはずの作品を探していました。 確かにあったのに、何度も丁寧に見ても、見つからなくて、夢の中で確かにあったはずだから、などと言い訳して、「あった」ことにしているようでした。夢の中でも相変らずいい加減なことをしていました。確かにあったという記憶が、夢の中では事実ではないので、どうにもこうにも、 . . . 本文を読む
今朝、お散歩に出かけました。起きたらすぐに家を出ました。珍しいです。まあ、いつもだったら、太陽の光がまぶしくて目が覚めるんですけど、くもり空ではあったし、暑くもない感じだから、お散歩ワンコみたいに、奥さんについて行きました。 最近はちゃんと歩いていないせいか、半分くらいですでにヘバっていました。それで、推進力がないままに、惰性で足を前に出すばかり、とても坂道には対応できてなかったのです。 途中に . . . 本文を読む
ここに来たのは二十数年ぶりです。昔はたくさんの人たちとここを訪れたものでした。家族や友人たちや仲間がいました。 お酒を飲むわけではなかったし、キャンプをするわけでもないのに、この赤い壁に向き合うことができました。 家族三人で来た時だって、延々と川に向かって石を投げていましたし、うちの子はおっかなびっくりで川の中に入っていました。こんなにただっ広いと、少しだけ恐怖心も起きて、慎重になって遊んでいま . . . 本文を読む
この前、紀伊半島の南を弾丸ドライブしたとき、朝、車に乗ったら、フロントガラスの運転席のまん前に白いフンみたいなのがポツリとありました。 そんなに広がっていないし、ほんの二センチくらいのかたまりだから、まあ、そのうちに何とかなるだろうと、飛び出していきました。気持ちも弾丸だったんですね。 普通なら、ウォッシャー液を走りながら何度か吹きかけて、ワイパー動かしてこすり取るのだと思います。でも、それをし . . . 本文を読む
ちゃんとリズムをつくれるかどうか、わからないけど、思いついたからやってみます。 思いつきを大事にしなくちゃね。それにしても、国産のウナギが二匹で2600円という信じられないお値段の時に、奥さんのことばにのっかって買ってもらえばよかったなあ。そのチャンスを逃した今は、悶々とウナギ欠乏症になっています。 でも、スーパーで買うウナギは、何だか気分が出ないんですよね。ウナギはお店で食べるから、おいしいの . . . 本文を読む
有名なお話だから、英語版はないのかなと、探してみたら、簡単に見つかりました。簡単に見つかりすぎて、なかなか自分の身につかないけれど、とにかく、英語も併せて勉強させてもらえると、うれしいですね。少しだけ頭にいい風が吹く感じです。 でも、長続きしないよなあ。ちっとも、勉強にならないか。いや、私は魯の国の小都市の「武城」という町の雰囲気を見つけたかったんです。でも、二千五百年前の中国の町をネットから見 . . . 本文を読む
磬(けい)という楽器があるそうです。木炭でも、サヌカイトでも、よくわからないけれど、研ぎ澄まされるといい音が出る石があるから、それらを並べてつりさげて、たたいてみたら音楽が生まれるみたいでした。 今もあるんでしょうか? 孔子さんは、音楽は好きだったそうですけど、わざわざこんな楽器を携えて衛の国に出向いたわけではないでしょう。たぶん、向こうにあったから、少し鳴らしていいですかと、ライブを開いた、と . . . 本文を読む
一枚岩が日本のエアーズロックと言われているのは知っていました。訪ねたのは、もう二十数年前でしょう。 何度か、自分たちで行ったこともありましたし、大阪の家族を連れて行ったこともあります。でも、みんな感嘆はしてくれるけれど、どれほどのものなのか、イマイチ確かな感じが持てていなかったと思います。 昔見た時は、夏だったから、カヌー教室もやっていて、ここから下流へカヌーを漕ぎだしていく姿を見せてもらったり . . . 本文を読む
孔子先生の旅を聞かせてもらっています。相変らず私は旅に憧れつつも、どこにも行けないまんまです。どうしたらスッと旅することができるんでしょう。そりゃ、旅するよと宣言して、行くだけなんだろうな。 それができてないということは、私の心くじけなんです。すぐにイジケてしまう。なかなか、昔からの性質というのは治りません。まあ、仕方ないです。 先進編の26にこんな話がありました。お弟子さんの子路さん、曽皙(そ . . . 本文を読む
有名な「新八日市駅」に行ってきました。 以前、八日市から太郎坊宮まで歩いたことがありました。そして、山の上に上がらせてもらって、紫野というのか、古代の猟場を眺めさせてもらったことがあります。その時には、この新八日市駅というのがすごいところだ、というのは知りませんでした。 駅からすぐのところなのに、全く無視して、ひたすらお山の方ばかり向いていました。それに、この駅舎は近江鉄道の本線の米原から貴生川 . . . 本文を読む
先日、後醍醐天皇をおまつりした吉野神宮を訪ねたあと、吉野に行くか、橿原神宮へ行くか、迷いがありました。 でも、そんなに何もかもできるわけではないから、自分のやりたいことをしようと、とにかく、吉野川にかかる近鉄の鉄橋を撮らなくちゃと思っていました。 吉野神宮駅は、川のすぐそばにある感じなんだけど、川に降り立とうと思うと、駅からすぐに降りていく道がありませんでした。駅から川までは大きな材木工場が広が . . . 本文を読む