もう十年くらい前の、何だかうつろな東北本線でした。小牛田行きだったみたい。だから、私はこれに乗ったのではありません。大船渡線に乗ったはずですけど、その写真は撮らなかったようです。 何だか地に足がついてなくて、フワフワと奥さんのふるさとを歩いていました。どこを歩いたかもはっきり憶えていません。クルマではなくて、新幹線で行ったはずです。 別に東北本線がうつろ、というわけではないけれど、それを見る時の . . . 本文を読む
何だかとってつけてきたみたいだけど、正真正銘の昨日の明け方の夢でした。 なんていう曲なのか、全く知りませんでした。でも、フレーズだけが夢の中で何度か鳴っていました。「どうしてこんな曲なんだろう? 全く、突然のことだけど、このフレーズだけは聞いたことがあるぞ。このフレーズそのまま打ち込んだら、たぶん出てくるだろう」と検索しました。 ♬ 生まれた時が悪いのか それだけですぐに出てきましたが、何だかわ . . . 本文を読む
夏が近づいてきました。どこかへ旅でもしなきゃ、と思うけれど、去年は奥さんがどこにも行かないみたいだったから、無理やり山陰の旅に出たんですけど、今年はどうやら東北に行くみたいで、それは私はうれしいんだけど、奥様はまたも一緒には行かなくて、飛行機でポンと岩手に向かうようです。 ああ、また長い一人の旅に出なきゃいけないのか。 でも、よく考えてみれば、2011年の夏にでも、私一人でも岩手に行けばよかった . . . 本文を読む
昨夜、晩ごはんの後、奥さんと散歩に出ました。その前の晩も、散歩に出て、私たちと同じように夜に散歩をするネコを見かけたので、今夜も出会えるかもしれないと、あわい期待を抱いて短い散歩に出ました。 けれども、まだ夏の夜なので、明るさが残っていて、二度の雷雨が通り過ぎていったあとのキレイさっぱりの空には明るさが残っていた。 西から沈んでいく太陽に照らされた空だけが明るく輝いていた。雲はほとんどないのだか . . . 本文を読む
飯高の道の駅に来ました。14時過ぎに家を出て、こちらに着いてしばらく温泉に入りました。お客さんは地元のオジイさんばかりです。みんなアタマに毛が少ないです。私もそのうちかもしれない。いや、まだある方かな? いや、やはり仲間か……?わからないですね。映画の「黄泉がえり」の柴咲コウさんのテーマ曲のオルゴール版がずっと流れています。この曲は好きでした。でも、悲しくなるけど&he . . . 本文を読む
草鞋の話 旅の話 そのつづきです。 てっきりどこか遠いところを歩いていくのだと思いましたが、そうではありません。関東に住んでいるんだから、そのまわりを足を頼りに歩くしかありませんもんね。それにしてもすごいです。そして、いつくもの谷が見えて来そうです。 富士の裾野の一部を通って、所謂(いわゆる)五湖をめぐり、甲府の盆地に出(い)で、汽車で富士見高原に在る小淵沢駅までゆき、そこから念場が原という広い . . . 本文を読む
父と二人で、大阪駅からバスに乗るところでした。夜になっていました。バスに乗り込みました。でも、まだ発車しません。大阪駅はバスの始発のターミナルなので、時間まではしばらく待たなくてはいけない。 でも、もうバスに乗り込んだから、とりあえず私たちは家に帰れるはずです。バスに乗る時間は30~40分くらいだったか。御堂筋とかの市内の主要道路が一方通行になっていたのかどうか、記憶ははっきりしません。まあ、ど . . . 本文を読む
何枚かの連作で「滞船」という作品がありました。もう一ヶ月くらい前、大阪に佐伯祐三さんを見に行った時、その最初の方の作品として取り上げられていました。 何となく普通風の油絵で、「少しイメージと違うなあ。佐伯祐三さんの作品であれば、もっと爆発してもいいのに。何だか大人しい」 そんな気持ちを抱えながら、一枚だけスマホで撮らせてもらいました。 私は、電車も船も好きなはずで、あれこれ撮りたい方なんだけど、 . . . 本文を読む
世の中、改革なんて言われると、何だかステキなことが起こりそうな気分や空気になります。改革によって世の中が変わるなんて、そんなのは幻想です。というか、詐欺みたいなもんでしょう。「改革する」という人は、真っ先に自分の利益を考えているはずです。 そもそも何を改革しなきゃいけないのか、なぜ改革なのか、あまり議論はされません。人々は「改革論者」の話なんか聞いている余裕はありません。そんなのはすぐに忘れてし . . . 本文を読む
もう毎日は、本当は新しいはずだし、いろいろとその日を生きる人間には大切な瞬間なのに、ニュースで流れてくるものは、もう既視感ばかりで、 「お前は、ニュースに何を求めているんだ。ニュースというのは、現状維持が続くんだよ、というのを伝えるためのもので、新しい動きなんて一切ないし、政治とか、経済とかに夢を抱いたって、それらはすべてうたかただし、信じられるものは一切ない。ニュースのあれこれを期待せず、まわ . . . 本文を読む
わたしの専門の(?)近世文学にしようかと思いましたが、メモがありませんでした。 仕方がないので、「青空文庫」から借りてきました。これでしばらくやってみます! 若山牧水さん(1885~1928)の「草鞋の話 旅の話」という旅日記らしいです。うちの岩波文庫には載ってないお話のようでした。旅したい気持ちがあるのに、どこにも行けないですからね。旅する人の話を聞かせてもらうしかありません。 私は草鞋(わら . . . 本文を読む
友人からケータイにメールが来るようになりました。名古屋でこの前に会ったから、何十年ぶりのにぎわいです。昔はしょっちゅう東京にも行ったのになあ。今回は、暑中お見舞いなんだそうです。 松阪は列島一の猛暑日だったのですね。最近は「暑熱順化」が必要と言われてますが、このお天道様のご機嫌ではGW終えると対応しなきゃです。 昔、東京への移動の際に列車やバスの車窓から眺めた中野サンプラザ。昭和48年(1973 . . . 本文を読む
いつもとびらの向こうばかり見ています。 隣の芝生なんかは見ません。自分のところに芝生でもあれば、そこで自宅キャンプでもしたいけれど、残念ながらうちの庭にはテントを張るところなんてありません。横になるスペースは確保できるだろうけど、屋根はなかった。 芝生なんかいらない! ドクダミがあったり、ルドベキアがあちらこちらから出てきたり、野放図な木々たちが好き放題腕を伸ばして、ジャングルになったとしても、 . . . 本文を読む
朝に出て、大阪で用事をしてきて、夕方に三重に帰ってきました。やろうと思えばできることだけれど、何だか疲れが残りました。 できたら、実家で一晩泊って、ゆっくり帰ってきたら、もう少し体には楽だったでしょう。 でも、奥さんも一緒だし、彼女は疲れてたから、大阪で泊まるとなれば、落ち着かなかったかな。 仕方がないです。 もうヤケクソで俳句でも短歌でも作るかな。どんなものができるやら…&hel . . . 本文を読む