暑い夏休みもあとわずか!
2学期が始まる9月は子供たちの自殺が多いと言う。
早くも新学期が始まった昨日、高校生の鉄道自殺が報じられました。
何が原因か良く判りませんが、勉強が嫌に為ったにせよ 苛められたにせよ
何も死ぬことは無かったのに!
これからの人生 楽しいことも有ったでしょうに、惜しい命です。
家族 友人 先生など,相談する相手が居なかったのでしょうか?
転校するとか、学校を辞めるとかの選択肢は無かったのでしょうか?
学歴至上主義の今の時代、学歴ばかりに眼を向けてその人の人格は無視の傾向にあります。
むしろ、性格の良い人のほうが隅に追いやられている感じがします。
戦後の貧しい時代に育った私たちには、勉強のできる人 頭は悪くてもスポーツ万能とか
貧乏な人も金持ちも、それなりの生き方がありました。
今は皆一緒、皆中流志向が強くて、それに乗り遅れた人は駄目人間のレッテルを張られるし
本人も「自分は駄目!」と自信をなくしてしまう傾向にあります。
親は、成績ばかりに眼を向けず「この子には何が向いているか」を見極めて方向を示唆してあげるのが
一番大切なことではないでしょうか?
裕福な時代 心の貧困が目に付きます。生き辛い世の中です。
偉そうなことを申しましたが、自分も子供を育てている時「勉強!勉強!」と追い立てていましたが
幸い子供たちは、プレッシャーに負けず、それなりに成長しました。
棺おけに片足を突っ込んでいる年齢に達すると、物欲が無くなりました。
毎日健康で、その日その日を無事送れることが、何よりの幸せです。