過日「あけぼの山農業公園」に行った折、途中久しぶりに「花友達」のお宅に寄りました。相変わらずパンジーとビオラが満開に咲き誇っていました。
花粉症でマスクと帽子で完全武装している、私が誰かわからないらしく驚かれました。
「えっ○○さん久しぶりだねぇ~。2年ぶりくらいだよ。」
「えっ2年もご無沙汰かしら~相変わらず頑張ってお庭きれいにしてますね。」
2年前に心筋梗塞で倒れて救急車で運ばれて「AED]のお陰で命が助かったそうです。
「持って行きなよ」とガザニアをさし芽したのを友人と3個ずつ戴きました。
ちょっと荷物になると思ったのですが、帰りは違う道を帰るので、戴いて行きました。
帰り途、あちこちの畑に白菜・葱・小松菜などが取り散らかして捨ててあります。
「もったいないね~こんなになる前に皆さんに分けて呉れれば好いのに。。。」
道の傍の畑で、御夫婦が農作業をしてました。見ると小松菜が山積みになっています。
「 欲しいなぁ~貰えないかしら!」
友達は要らないと言います。一寸躊躇しましたが。
「済みません。この小松菜お捨てになるのでしょうか?少し戴けませんか。」
「どうぞどうぞ。。。」(太り過ぎて売り物にならないそうです。言ってみるものです)
結局、私は5株友達は3株戴いて帰りました。花のポット3個と小松菜でとても重かった。
重いはずです。私がプランターで育てている小松菜は8g戴いたのは212g。格が違います。
硬そうに見えたのがとんでもない。柔らかくて甘くて美味しい小松菜でした。ベーコンと炒めると最高!!
私は一人で1株食べちゃいました。もうちょっと欲しいくらいで、
「また、畑に取りに行きたいわ」
「幾ら捨ててあると言っても、断りなしに畑に入ったら泥棒になるぞ。それにお前たち少しはお金を払ってきたのか?」
「うう~ん、最初からお金払う気なかったもの。それに100円や200円払った方が、却って失礼でしょう」
「お前たちは地震でも津波でも、たくましく生き残るよ。」
捨てられた「小松菜」もこんなに感激して食べて貰えて、野菜冥利に尽きると思います。とにかく美味しかった。