この夏沢山の収穫で、毎日の食卓を楽しませてくれた我が庭。今や荒れ野と化しています。
整理して大根やブロッコリーを植えなければならないのですが、蚊の猛攻に悩まされています。
庭仕事の時は、長ズボンに長袖シャツ・頭はネット付きの帽子に手袋と完全武装です。
でも、隙間を狙ってやられます。皮膚が弱いので腫れたところが痒いのなんの！
血は幾ら吸っても構いませんが、痒いのだけは勘弁して。
小林一茶の
やれ打つな 蠅が手をすり足をする
この心境にはなかなかなれません。まだ、蠅の方が可愛い、蠅は刺さないから。
そもそも、蚊の存在価値って何でしょうかね????/
ナスには「あだ花はない！」 と、聞いてはいますが私にとっては「あだ花」ばかり。
ナスが沢山穫れたことはありません。で、ここ何年ナスを植えたことはないのですが
ついつい3本植えてしまいました。水ナスと長ナス・ナス千両 苗は大きくなったのですが
御多分に漏れず水ナス3個・長ナス3個・ナス千両6個の有様でした。
ところがところが、ここにきてナスが沢山実をつけ始めました。
俗に言う 「秋ナスは嫁に食わせるな！！」 です。
嬉しさの余り、嫁にも娘にも食わせてやろう！！と～～～～～
家庭菜園をしている友人から、おおきなウリを戴きました。
彼女は、いろいろな野菜を作っていて、オクラ・三尺ささげ・ピーマン・トウモロコシなど
沢山いただきました。新鮮な野菜助かります。
半分は糠味噌に浸けて、半分は5ミリ厚さに切って松前漬けのもとに浸けました。
昆布のとろみとイカの味が良くあって、美味しくて簡単な箸休めが出来ました。
今日は、ボランティアをしている老人ホームの「夏祭り」でした。
八月は入所者の方も暑さで編み物の気分でないし、私も暑い中通うのが大変でしょうと
ホーム側の配慮で休むことにしました。
お祭りのボランティアの依頼があったので、出かけました。お祭りを楽しまれる皆さんの見守りです。
焼きそば・カレー・フランクフルト・フライドポテト・ビール・綿あめ・かき氷などの飲食の屋台
管内では、輪投げ・的あて・くじ引き・ヨーヨー釣り・アロママッサージ体験など多彩でした。
盆踊りやプロの歌手の方の懐メロで舞台も盛り上がりました。
日頃、余り外部との接触のない入所者の方たちは、手拍子を取って楽しまれていました。
私が普段編み物のお世話をしているみなさんんの昼食風景。
上に下がっている提灯は皆さんと作りました。
熱闘が繰り広げられた「高校野球」も終わりました。
今朝は、「今日はなにしよう！」と戸惑っています。寂しいですね。
昨日の決勝戦。どちらが勝つか主人とランチを賭けをしました。
主人は「奥川投手の球は簡単には打てない。」と星稜高校。
私は「履正社の打撃力が勝る」と履正社高校。
お昼過ぎ主人は、彼女達の誘いにカラオケに行ってしまいました。
ヤジりながら観戦する相手が居なくて拍子抜けしました。
決勝戦は接戦でした。
星稜側にとって、3回の2つのフォアボールからのホームランと7回同点にした後の
満塁で点を挙げられなかったことが、命取りになりました。
でも、両チームともに素晴らしい戦いでした。楽しませていただきました、ありがとうございます。
心情としては「星稜に優勝させてやりたかったのですが～」
井上荒野さんの「あちらにいる鬼」を読みました。
作者の「あれの」おもしろいなまえだなぁ～と名前だけは知っていましたが読んだことはありませんでした。
題名に惹かれて手に取ってみました。（題名から何となくの予感がありましたが）
作者の父親 井上光晴と瀬戸内寂聴の不倫と、それを知りながら冷静な目で成り行きを見守っている奥様
作者が瀬戸内とお母さまになりきって、三人の交際を淡々と語っています。
私から言わせると「世間の非常識が貴方たちの常識なの！」と驚きの内容でした。
唯、作者の研ぎ澄まされた感覚や表現力から、ドロドロした不倫関係ではなく幼い時から両親のありようを
見てきた作者の消化された作品として楽しく読みました。
帯封に書かれた瀬戸内さんの賛辞
作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時作者は五歳だった。
五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、
この小説の誕生を誰よりも深い喜びを迎えたことだろう。
モデルに書かれた私が読み傑作だと、感動した名作！！
井上荒野さんの他の作品も読んでみたいと思った一作でした。
久しぶりに美味しい魚が食べたいと生協のデポーに行きました。
生協の宅配をお願いしているのですが、野菜と魚は目で見て買いたいとデポーに
一週間に一度くらい出かけます。自転車で15分かかります。
昨日のカツオの刺身の柵四分の一が、800円の半額となっていました。
3パック1200円！カツオの角煮を作ることにしました。
カツオの角煮
カツオを2～3センチの大きさに切って、熱湯で2回くらい洗います。
ショウガ1かけらを3ミリくらいの千切りにする。
鍋に醤油・砂糖・酒（私は味醂や料理酒は使いません。紙パックを常時置いています）
とショウガと種を出した鷹の爪の線切り1本を入れて、煮立ったらカツオを入れて最初は強火、煮立ったら弱火で煮ます。
熱湯で洗うのは魚の臭みを取るため。
醤油・砂糖は適当・酒はカップ1杯（カツオが浸るくらいの煮汁にするため、水もカップ四分の一入れます。）
醤油・砂糖は最初は薄いくらいで、段々煮詰めると味が濃くなってきますので味見して
足りない分の味を調節して、自分の好みの味にしていきます。濃い時は、水を足してください。
30分くらい煮たら火を止めて冷まして、また、火にかけるを3回くらい繰り返します。
とにかく、弱火で長時間煮ることです。
何個かに分けて、汁ごと冷凍して食べる量を解凍して火にかけて温めます。
その時に焦がさないように水を足して、醤油と砂糖で味の調節をします。
娘のママ友が佐渡のお土産に戴いたサザエ
食べてみたけれど口に合わないから「貰って！」と
娘も一旦お断りしたのだけれど、生きているものだし困っている様子なので
魚好きのババなら。と貰ったそうです。
私も、網もないし面倒だから「要らない！」
困った娘は、旅行のお土産も持って行くからと、強引に持ってきました。
取り敢えず２個だけ貝に醤油を垂らして、フライパンで焼いてみました。
焼けるのも時間がかかったけれど、蓋が取れなくて身を引き出すのに悪戦苦闘。
まあまあ美味しかったけれど、身の半分はある臓物
大好きなのですが、食べない主人の分も食べたので、いつまでも苦みが尾を引いて～～～～～
生きたまま成仏したサザエの苦み？
残り２個。また今日もサザエと戦わねばなりません。（まだ、生きています）
オイキムチにも飽きたので、キュウリのQちゃん漬けを作ってみました。
キュウリ １Ｋ A 醤油 300cc A 酢 50㏄ A 三温糖 ２００ｇ
ショウガ １かけ （大1個） 塩 小さじ2杯 一味唐辛子 少々
（キュウリが１Ｋなかったので、すべて半分の材料で作りました。 三温糖もなかったので、白砂糖で対応。）
キュウリ（約5本）は2センチの輪切りにして、ボールに入れて塩を全体にまぶす。
10分～20分置いて軽く絞って、ショウガを線切りにして一味唐辛子と
Ａの材料を鍋で煮たてた中に入れる。
からめるようにして、真ん中までぐつぐつ火が通ったら火を消して冷ます。
キュウリを容器に引き上げて、残った汁を煮詰めて火を止める。
冷まして容器の中のキュウリに煮汁を入れて、冷蔵庫で一日置く。
作ってみました。
キュウリ2センチの輪切りは、大きすぎて味が染みないように思ったので
途中で鍋から出して、1センチの輪切りにしました。
結構うまくできました。（普段私の作ったものは、要らない要らないと言う娘が
夏祭りのお当番に、皆さんと食べるとほとんど持って帰りました。）
又、キュウリが出来たら挑戦します。
円 空 鉈 伝 古田十駕作
江戸時代初期。名主の娘が領主の子を宿しながら暇を出されて男児を生んだ。
６年経った時、藩から母親は出家させ、子供は寺に預けるように言ってきた。
私生児として育った覚念は名を円空と改め、修験僧として南は濃尾、北は蝦夷までの
霊地を巡り、行く先々で請われるままに仏像を木片で彫って寺に納めてきました。
長い歳月をかけ、12万体の仏像に母への想いと情念を彫り込みます。
私は、写真でしか円空仏を見たことがありませんが、あの子供が悪戯で彫ったような木片が
騒がれ崇められるのか分かりませんでしたが、仏像の柔和なお顔に込められた円空さんの信仰心や、
邪気のない無心の境地が、表れているのだろうと思います。
修験の行や難解な宗教用語などに悩まされましたが、大変勉強になった本でした。
仏様があるのでお供えの花を、庭でいろいろ作っています。
我が家の花は、花好きだった実家の母からの受け継ぎが多い。
で、咲いたら母へのお供えのつもりで、どんな花でも仏様にお供えをしています。
買った花より、庭の花の方が長持ちします。
戦後７４年 今年も武道館に於いて「全国戦没者追悼式」が挙行されました。
憲法九条の改革を唱えている「安倍首相の式辞」には、広島や長崎の「原爆の日」に語った言葉
同様に白々しさや胡散臭さを感じます。
終戦の折3歳で田舎育ちだった私には、戦争の思い出はありません。
農家だったので、食べるものにもさほど困った思いもありません。
因みに、同い年の主人は母親のお腹にいる時に、父親が戦死。
父親の顔を見ずに育っています。母親の弟も戦死して母親の実家を継ぐ人が居なくなったので
母親と実家の姓に戻り、祖父母の養子となりました。
従って、戦災遺児としての国の支援を受けられませんでした。
祖父と母が相次いで亡くなったので、祖母と二人っきりで苦労をしたそうです。
何も考えないでのんびり育った私は、残り少ない人生を迎えるにあたって
だんだんきな臭さを帯びてくる日本の行く末を案じています。
子供や孫たちの身に、二度と悲惨な戦争が起こらないように祈るのみです。
憲法九条は絶対守らねばなりません！！
最近読んだ本で印象に残ったのは
江上剛作 「我 弁明せず」
昨今、自己弁護ばかりする政財界人 特に、政治家たちにうんざりしている。
弁明をしない！ この言葉が気に入って読んでみようと思いました。
特に昭和初期、戦争に突入しようとする時代背景が詳しく綴られています。
（私が、学んだ時代の社会の教科書には、幕末までは詳しく載っていましたが
明治・大正・昭和時代はさらっとしか触れてないような気がしました。臭いものには蓋を見たいで～～）
池田 成彬（いけだ しげあき）略歴
戦前の政治家、財界人。第14代日本銀行総裁、大蔵大臣兼商工大臣、内閣参議（第一次近衛内閣・平沼内閣・第2次近衛内閣）、枢密顧問官（東條内閣）、
平沼内閣が潰れると、元老・西園寺公望から首相打診があったが陸軍が阿部信行を推したため立ち消えとなり「幻の首相」となった
慶應義塾時代に学生達が食堂の食事が悪いと抗議のボイコットをした際、「（勉強をするために寮に入ったのに）
飯がまずいからと言ってストライキをするのか」と呆れ果て、一人だけこれに加わらなかった。
留学経験からアメリカと戦争すべきではないとし、太平洋戦争に反対し東条英機と対峙した。
池田は東条に軍門に降ることを条件として、長男の兵役免除を提案されたが断った。（長男は戦死）
（Wikipedia より）
（お偉いさんには、必ずこのような子弟に対する甘い駆け引きがあったと思います。
自分の孫・子は免れると安易な気持ちで、憲法九条を変えようとする政治家たちは許せません）
終戦記念日を前にして、興味のある方は一読してください。
年間１００冊を目指している読書。
読めそうでなかなか目的達成できません。毎年８０冊くらいです。
特にこの頃は読解力・忍耐力が落ちて、３０分続けて読むのは至難の業です。
８００ページや６００ページなどの本を見ると、読みたいけれど心がなえてしまいます。
対策として、まず半分に栞を挟んでまた半分（四分の一）に栞と細かく分類して、
本を開いたら、最低でも５０ページ読む！ と、決めています。
朝４時半に目が覚めると、布団の中で腹ばいになって５０ページを目指す。
疲れたら仰向けで休んで、又読み出します。夜寝るときも同じようにして読んでいます。
読みたい本が、枕元に常時３冊くらいあります。
毎朝「あさがお」が沢山咲きます。
プランターに支柱を立てたままにして、昨年の種が芽を出すのをそのまま育てています。
大輪の花は、好きでないので中輪の花を育てていますが、残念ながら今年は一種類の花だけになってしまいました。
来年は、土をすべて変えて心機一転新しい花を育てるつもりです。
