中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

日本製品を購入したきっかけは??

2018年12月11日 05時02分21秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」69ページ「図表Ⅱ- 11 越境 EC 人気品目の輸出金額の推移(中国、香港及び台湾)」をみましたが、今日は71ページ「図表Ⅱ- 14 日本製品の購買のきっかけ」をみます。

下図から日本製品を購入したきっかけを見ると、「自身の訪日観光がきっかけとなった」と回答した割合が3~4割と最も高く、特に中国ではほぼ4割となっていることが分かります。

この結果について白書は、「訪日した知人から貰って/買って/見聞きして良かったから」との回答も中国や韓国では2割を超えている。また、「訪日観光に関するSNSの投稿や記事、報道等がきっかけとなった」との回答も2割程度存在するなど、日本製品を購買する動機として直接、間接に訪日観光が大きく寄与していることがうかがえる、とあります。

幼少時代、お土産にハワイのチョコを頂いた時、いつかはハワイに行ってみたいと思ったものです。これと同じような感覚が訪日のきっかわになっているのかもしれませんね。

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紙おむつ、電気炊飯器等の人気商品の輸出が拡大している!

2018年12月10日 05時02分48秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」67ページ「図表Ⅱ-8 中国における越境 EC での日本輸入品の購買経験の有無」をみましたが、今日は69ページ「図表Ⅱ- 11 越境 EC 人気品目の輸出金額の推移(中国、香港及び台湾)」をみます。

下図から越境ECでの人気商品を見ると、紙おむつ、スキンケア化粧品、ヘアケア用品、健康食品・サプリメントについては、品目により差はあるものの、2014年(平成26年)あるいは2015年(平成27年)に旅行消費額の増加とともに輸出額も増加していることがみてとれます。

この結果について白書は、、訪日観光がきっかけとなり、帰国後も何らかの手段で日本製品を購買する動きが広まっていることが示唆される。シリアル食品については、振れが大きいものの、2014年(平成26年)以前はほぼ皆無であったが、近年では輸出がみられるようになり、ベビー服については、金額としては小さいものの2016年(平成28年)頃から輸出額が大きく増加している。他方、空気清浄機の輸出額は最近では2010年(平成22年)の水準を下回っており、また、電気炊飯器については、2015年(平成27年)までは増加傾向にあったが、最近ではほぼ横ばいとなっている、とあります。

思い起こすと、空港で、かつては、紙おむつ、スキンケア化粧品、ヘアケア用品、健康食品・サプリメント、シリアル食品、ベビー服、空気清浄機、電気炊飯器をカート一杯に詰め込む姿を見ることがありましたが、今はあまり見なくなったような気がしますね。

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日本に旅行をしたときに気に入ったから・・・

2018年12月09日 05時04分13秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」66ページ「図表Ⅱ-6 中国の電子商取引市場における越境電子商取引輸入額の推移」をみましたが、今日は67ページ「図表Ⅱ-8 中国における越境 EC での日本輸入品の購買経験の有無」をみます。

下図からJETROが実施した中国の消費者の日本製品等に対する意識調査を見ると、越境ECを通じた日本輸入品の購買経験については、近年、購買経験者の割合が上昇しており、2017年(平成29年)8月時点での調査では、約67.7%が購買経験ありと回答しており、購入した日本製品については、「化粧品」が48.5%、「食品」が41.6%、「医薬品」が35.5%と高くなっていることが分かります。


購買理由については、「中国内では店頭で販売されていない製品だから」の44.4%に次いで「日本に旅行をしたときに購入して気に入った製品だから」が40.4%を占めていることから、近年の訪日外国人旅行者の増加が中国における越境ECを通じた日本製品の購入増に大きく貢献していることがうかがえる。また、購買理由の「日本に旅行をしたときに購入して気に入った製品だから」は、1年前の調査の22.7%から大きく上昇していることが分かります。

地方に旅をした際に、その土地の名産品をとても気に入り、家に戻ってからも改めて買う。ECとはまさにこういう感覚なのでしょうね!!

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中国からの越境ECは4倍になっている!!

2018年12月08日 05時02分15秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」66ページ「図表Ⅱ-5 世界の越境 EC の市場規模」をみましたが、今日は66ページ「図表Ⅱ-6 中国の電子商取引市場における越境電子商取引輸入額の推移」をみます。

下図について白書は、日本にとって最大の越境EC市場となっている中国の動向を整理すると、近年、中国では経済発展による所得の向上やインターネットの普及等により、ネット購入額が2012年(平成24年)から2016年(平成28年)にかけて約3.9倍になっている。また、中国の電子商取引市場に占める越境EC輸入額の割合は2015年(平成27年)は3.1%であるが、今後は拡大傾向が見込まれている、とあります。

10年くらい前にパリに行ったときに、ルイヴィトンのお店の前で、中国人に買い物リストと現金を渡されたことがあります。自分で買いに行けばと行ったのですが、入店拒否をされたので買えないようなことを言っていました。時間が無いからって断りましたが、多分、50万円以上はあったような厚みがありましたね。考えてみると、この頃から爆買いはあったのですね!!

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越境ECが拡大している!!

2018年12月07日 05時00分55秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」65ページ「図表Ⅱ-4 業種別、業態別の売上高に占める訪日外国人旅行者のシェアの変化②」」をみましたが、今日は66ページ「図表Ⅱ-5 世界の越境 EC の市場規模」をみます。

下図について白書は、経済産業省の調査報告書によると、全世界の越境ECの売上高の推計値は2015年(平成27年)が約3,040億ドルで、その後、毎年対前年比で20~30%程度の成長が見込まれ、2020年(平成32年)には9,940億ドルに達すると推計されている、とあります。

この図の序説として白書は、訪日外国人旅行者による買物消費は中国人を中心に近年大幅に増加している。他方、訪日外国人旅行者による「消費」は、訪日観光時に止まらず、帰国後も越境電子商取引(以下「越境EC」という。)を通じて日本製品を購買するようになっており、こうした動きが中国を中心に近年急速に拡大している。

越境ECによる消費は、統計上、旅行消費額には含まれず、財の輸出となるが、訪日旅行において日本製品に実際に触れたことや訪日旅行者からの口コミ、SNS等による情報発信が購買動機となるケースが増加しており、「観光」の影響・効果は、旅行消費に止まらず輸出にまで影響を及ぼしている。

本節では、越境ECの動向や日本製品の選好状況などを分析するとともに、越境ECで人気のある商品の輸出の動向を確認する。さらに、観光庁において実施したアンケート調査結果を活用し、訪日観光がきっかけとなった越境ECを通じた日本製品の購買規模を推計し、旅行消費額には計上されない効果を分析する、とあります。

越境ECを切り口にするという視点が中小企業白書にあっても良いと思いますが、なかったですよね。こういう着眼点が観光白書なんですね。読み進んでいきましょう!!

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外国人観光客にドラッグストアは人気である!!

2018年12月06日 05時09分27秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」64ページ「図表Ⅱ-3 業種別、業態別の売上高に占める訪日外国人旅行者のシェアの変化①」をみましたが、今日は65ページ「図表Ⅱ-4 業種別、業態別の売上高に占める訪日外国人旅行者のシェアの変化②」をみます。

下図について白書は、最近、訪日外国人旅行者の間で人気のある化粧品等を販売する医薬品・化粧品小売業では、売上高に占める割合は、2013年(平成25年)の1.0%から2017年(平成29年)には6.5%となり、5.4%ポイント程度拡大している。

ドラッグストアについては、訪日外国人旅行者による消費額(医薬品・健康グッズ・トイレタリー)が2014年(平成26年)から2017年(平成29年)にかけて約3倍に増加し、売上高に占める訪日外国人旅行者の割合は、同期間で1.6%から4.2%となり、2.6%ポイント程度拡大している。

また、百貨店については、訪日外国人消費動向調査から訪日外国人旅行者への売上額が明らかでなく、主要企業の有価証券報告書から試算したところ、売上高全体に占める免税品の割合は、2015年度(平成27年度)の5.9%から2017年度(平成29年度)上半期には7.5%に拡大している、とあります。

外国に行くとドラッグストアに、何か面白い商品はないかと、必ずと行っていいほど足を運びますが、日本よりも高いことが多いので、コーラやミネラルウォーターを買うくらいで終わってしまいます。日本のドラッグストアの安心感・安定感、そして割安感が外国人にも伝わるのでしょうね!!

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外国人観光客の動きを業種業態から探る!!

2018年12月05日 05時32分55秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」62ページ「図表Ⅱ-2 国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額の推移」をみましたが、今日は64ページ「図表Ⅱ-3 業種別、業態別の売上高に占める訪日外国人旅行者のシェアの変化①」をみます。

下図について白書は、外国人延べ宿泊者数は2012年(平成24年)の2,631万人泊から2017年(平成29年)には7,800万人泊(速報値)と約3倍となっている。延べ宿泊者数全体に占める外国人延べ宿泊者数のシェアは、2012年(平成24年)の6.0%から2017年(平成29年)には15.7%に拡大している。宿泊業の売上全体に占める訪日外国人旅行者の割合を試算すると、2013年(平成25年)の7.6%から2017年(平成29年)には17.3%となり、9.7%ポイント程度拡大している、とあります。

この図の細かい説明は割愛しますが、要するに、飲食業、鉄道業、道路旅客運送業に比べて宿泊業者の外国人のシェアは高い。しかしながら、主要旅行業者の旅行取扱額のうち、外国人旅行の割合は、2016年度(平成28年度)には3.6%に止まっている。

つまり、外国人旅行者は大手旅行業者にプランを任せるのではなく、事前にネット等で調べて、自分で移動手段や食事先、そして宿泊先を検索している姿が読み取れるようにこの図から感じ取れます。興味深いデータですね。業種業態の分析は続くので読み進んでいきます!!

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訪日中国人旅行者の消費額は6倍に拡大している!!

2018年12月04日 05時00分54秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」61ページ「図表Ⅱ-1 訪日外国人旅行者数及び旅行消費額の推移」をみましたが、今日は62ページ「図表Ⅱ-2 国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額の推移」をみます。

下図から訪日外国人旅行消費額を国籍・地域別にみると、過去5年で最も増加したのが中国であり、2012年(平成24年)の2,678億円が2017年(平成29年)には16,947億円と6.3倍になっていることが分かります。

この結果について白書は、特に、買物代は、2012年(平成24年)の1,370億円が2017年(平成29年)には8,777億円と6.4倍になっている。次に増加額が大きい国籍・地域は台湾であり、2012年(平成24年)の1,647億円が2017年(平成29年)には5,744億円と3.5倍になっている。また、韓国、香港はそれぞれ2012年(平成24年)から2017年(平成29年)にかけて、3.5倍、5.2倍になっている、とあります。

地方に行けば行くほど、観光客のターゲットを中国人とすることに抵抗感を感じる方が増えていくように感じます。この前、テレビでモスクワを観光している若い男性の中国人がサッカー日本代表のジャージを着ていました。日本のサッカースタイルが好きだからと答えていたように記憶していますが、それでも日本代表のジャージを着る若者が登場するくらいですので、日本人も若者から変わらないといけませんね~!!

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訪日外国人旅行消費額は4倍に増加している!!

2018年12月03日 05時05分22秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」45ページ「コラム図表Ⅰ-5-3 都道府県別延べ宿泊者数の伸び率の日本人・外国人別寄与度」をみましたが、今日は61ページ「図表Ⅱ-1 訪日外国人旅行者数及び旅行消費額の推移」をみます。

下図から訪日外国人旅行消費額を主な費目別にみると、宿泊費は2012年(平成24年)の3,713億円から2017年(平成29年)は12,451億円と5年間で3.4倍、飲食費は2012年(平成24年)の2,229億円から2017年(平成29年)は8,857億円と4.0倍、交通費は2012年(平成24年)の1,179億円から2017年(平成29年)は4,870億円と4.1倍、娯楽サービス費は2012年(平成24年)の293億円から2017年(平成29年)は1,439億円と4.9倍、買物代は2012年(平成24年)の3,406億円から2017年(平成29年)は16,398億円と4.8倍に増加していることが分かります。

今日から第Ⅱ部 日本経済における存在感が高まりつつある「観光」に入りますが、この部の冒頭として白書は、近年の世界経済の持続的な回復やアジア諸国の経済発展による所得の向上により、特に近隣諸国・地域においてアウトバウンドが大きく増加する中、政府においては観光を我が国の成長戦略の柱、地方創生の切り札と位置付け、ビザの戦略的な緩和、外国人旅行者向け消費税免税制度の拡充など様々な取組を矢継ぎ早に実行してきた。

これにより、5年前と比較すると、訪日外国人旅行者数は2012年(平成24年)の836万人から2017年(平成29年)は2,869万人と3.4倍、訪日外国人旅行消費額は2012年(平成24年)の1兆846億円から2017年(平成29年)は4兆4,162億円と4.1倍となった、とあります。

4倍というのはスゴイ!読み進んでいきましょう!!

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外国人が延べ宿泊者数全体を押し上げている!!

2018年12月02日 07時33分32秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」45ページ「コラム図表Ⅰ-5-2 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率への国・地域別寄与度」をみましたが、今日は45ページ「コラム図表Ⅰ-5-3 都道府県別延べ宿泊者数の伸び率の日本人・外国人別寄与度」をみます。

下図について白書は、2017 年(平成 29 年)の都道府県ごとの延べ宿泊者数全体の伸び率(前年比)を日本人・外国人別に寄与度分解すると、大半の都道府県で外国人はプラスに寄与しており、延べ宿泊者数全体を押し上げている、とあります。

白書は、九州地方の大分県・佐賀県以外の各県は、日本人、外国人双方とも増加し、延べ宿泊者数全体が増加している。他方、東京都、京都府、大阪府、岡山県、大分県及び沖縄県は、日本人の減少を外国人の増加が上回り、延べ宿泊者数全体をプラスに押し上げている。

また、日本人が減少した影響で延べ宿泊者数全体ではマイナスとなっているが、佐賀県、石川県、広島県等のように、外国人の増加が延べ宿泊者数全体の減少を緩和している県もみられる。

他方、東北地方は全ての県で外国人が増加しているが、福島県以外の各県は日本人の減少の影響が上回り、全体でマイナスとなっている。

今後も訪日外国人旅行者数が拡大していけば、地方部の延べ宿泊者数全体の押上げにつながり、地域経済の活性化への影響度がますます高くなっていくことだろう、とあります。

日本人が来ないからと言って外国人に方向転換するではなく、日本人で成功したノウハウを外国人に転用し拡大していく、このようなスタンスが全体を拡大させることになるのでしょうね!!

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外国人観光客の伸びは、県ごとに特徴がある!!

2018年12月01日 05時27分26秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」44ページ「コラム図表Ⅰ-5-1 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率」をみましたが、今日は45ページ「コラム図表Ⅰ-5-2 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率への国・地域別寄与度」をみます。

下図について白書は、地方ブロックごとあるいは管内各県ごとに特徴がみられる。例えば、東北地方はいずれの県でも台湾が大きく伸びている。全国で最も伸び率の高い青森県は、東北地方共通の台湾の伸びに加え中国がそれ以上に伸びていることが理由としてあげられる。

九州地方は地方全体でみると韓国の寄与が最も大きいが、宮崎県と鹿児島県は香港の寄与が最も大きいなど、北部・南部での傾向の違いもみられる、とあります。

青森県が中国人、宮崎県や鹿児島県が香港人の観光客誘致に成功しているのは、こうやって読むと偶然や幸運のように感じますが、恐らく、行政を中心としたPR活動による必然なのでしょうね。

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外国人延べ宿泊者数の伸び率は地方が高い!!

2018年11月30日 05時01分11秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」40ページ「図表Ⅰ-44 地方ブロック別都道府県別外国人延べ宿泊者の国・地域別構成比」をみましたが、今日は44ページ「コラム図表Ⅰ-5-1 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率」をみます。

下図について白書は、外国人延べ宿泊者数を伸び率でみると、上位には地方部の県が多くなっている。例えば、青森県では青森空港に天津~青森線が就航し、それに伴いプロモーションを実施したこともあり、伸び率は 60.3%増と全国で最も高かった。大分県では大分空港で仁川~大分便が増便し 59.3%増、佐賀県では佐賀空港の台北~佐賀便就航や仁川~佐賀便の増便もあり、51.9%増であった。上位 20 府県のうち、埼玉県と京都府以外は地方部の県となっている。また、地方部の動向全体を三大都市圏と比較すると、2015 年(平成 27 年)以降3年連続で地方部の伸びが三大都市圏の伸びを上回っており、2017 年(平成 29 年)の外国人延べ宿泊者数全体における地方部のシェアが、調査開始以来初めて4割を超えた、とあります。

青森県の外国人の増加を新幹線開通だと思っていたのですが、航路だったのですね。日本には空港が多すぎるという話が今でもあると思いますが、新空路就航による増加は大分県や佐賀県でも見られることから、空港は外国人観光客の誘客には大きな効果を果たすことが再認識されますね。

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外国人旅行者がどのブロックに訪れているか??

2018年11月29日 05時01分47秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」39ページ「図表Ⅰ- 41 地方ブロック別延べ宿泊者数」をみましたが、今日は40ページ「図表Ⅰ-44 地方ブロック別都道府県別外国人延べ宿泊者の国・地域別構成比」をみます。

下図について白書は、2017年(平成29年)における地方ブロック別外国人延べ宿泊者について、国籍・地域別にみると、中国からの宿泊者が北海道・関東・中部・近畿の4地方で、韓国からの宿泊者が九州・沖縄の2地方で、台湾からの宿泊者が東北・北陸信越・中国・四国の4地方で最も高い比率を占めた、とあります。

九州・沖縄に行くと韓国人が、北海道に行くと中国人が多い・・・ホテルで朝ご飯を食べると、どこからの外国人が多いのか分かるので、このデータには納得ですね。

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外国人宿泊者の地方滞在シェアが拡大している!!

2018年11月28日 04時45分50秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」38ページ「図表Ⅰ- 40 ビジネス客中心の宿泊施設の延べ宿泊者数」をみましたが、今日は39ページ「図表Ⅰ- 41 地方ブロック別延べ宿泊者数」をみます。

下図について白書は、2017年(平成29年)の全国の延べ宿泊者数は、4億9,819万人泊(前年比1.2%増)となった。地方ブロック別では、関東地方が1億3,698万人泊(全体の27.5%)、近畿地方が7,673万人泊(全体の15.4%)、中部地方が5,588万人泊(全体の11.2%)となり、当該3地方で全国の延べ宿泊者数の5割以上を占めた。北海道地方においては、2011年(平成23年)以降増加を続けている。

また、外国人延べ宿泊者数は、7,800万人泊(前年比12.4%増)となった。地方ブロック別では、関東地方が2,731万人泊(全体の35.0%)で最も多く、次いで近畿地方が1,970万人泊(全体の25.3%)であり、当該2地方で、全国の外国人延べ宿泊者数の60.3%を占めた。また、10地方のうち8地方において、2011年(平成23年)以降増加を続けており、2017年(平成29年)の外国人延べ宿泊者数全体における地方部のシェアが、調査開始以来初めて4割を超えた、とあります。

この結果を見ると、四国が最下位ですが、先日、徳島駅で多くの外国人お遍路さんを見かけました。今、テレビ番組で、自転車でお遍路する番組がやっていてチャリダーとしても楽しみに見ていますが、様々な楽しみ方ができるお遍路さんの集客力は強力なマグネットといえますね!!

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ビジネス需要で復興需要は高い水準にある!!

2018年11月27日 05時42分37秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」38ページ「図表Ⅰ- 39 観光客中心の宿泊施設の外国人延べ宿泊者数」をみましたが、今日は38ページ「図表Ⅰ- 40 ビジネス客中心の宿泊施設の延べ宿泊者数」をみます。

下図について白書は、ビジネス客中心の宿泊施設における延べ宿泊者数について、全国では、震災のあった2011年(平成23年)に前年を上回っており、上昇傾向は2015年(平成27年)まで続いた。その後横ばいとなり、2017年(平成29年)は126.1であった。

東北計、3県計は、2011年(平成23年)に大きく上昇し、その後も高い水準で推移した。これは、被災の激しかった3県における復興関連の需要の影響と考えられる。2015年(平成27年)には、それぞれ138.8、161.9まで上昇、2016年(平成28年)はほぼ同水準であったが、2017年(平成29年)は、それぞれ133.6、151.2と前年から減少となった、とあります。

一時、震災特需という言葉は東北被災地でよく聞くことができましたが、まさにそれを表した結果ですね。それにしても青森県は観光客では一人勝ちでしたが、ビジネス客になると一人負けになってしまうのですね...

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