おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 41ページの「規模別の労働生産性の比較」をみましたが、今日は42ページの「規模別の資本装備率の推移」をみます。
財務省「法人企業統計年報」により1983年から2011年までの各指標の趨勢をみると、製造業における小規模事業者の資本装備率を大企業【緑線】、中規模企業【赤線】と比較すると、小規模事業者【青線】の数値が低いものの、変化率で見た場合、あまり差はありません。
また商業・サービス業では、むしろ、その差は縮小傾向にあることが分かります。
資本装備率とは有形固定資産残高を従業者数で除したものであり、従業者一人当たりの設備等の保有状況を示す指標で有り、この指標が高いということは、生産現場における機械化が進んでいることを示します。
よって、大規模企業(1,102万円)や中規模企業(770万円)ということは億円単位の最新設備を積極的に購入していることであり、小規模事業者が333万円と1983年からは大事に使い続けているというイメージであり、ともに良さがあるということですね。
昨日は2012年度中小企業白書 41ページの「規模別の労働生産性の比較」をみましたが、今日は42ページの「規模別の資本装備率の推移」をみます。
財務省「法人企業統計年報」により1983年から2011年までの各指標の趨勢をみると、製造業における小規模事業者の資本装備率を大企業【緑線】、中規模企業【赤線】と比較すると、小規模事業者【青線】の数値が低いものの、変化率で見た場合、あまり差はありません。
また商業・サービス業では、むしろ、その差は縮小傾向にあることが分かります。
資本装備率とは有形固定資産残高を従業者数で除したものであり、従業者一人当たりの設備等の保有状況を示す指標で有り、この指標が高いということは、生産現場における機械化が進んでいることを示します。
よって、大規模企業(1,102万円)や中規模企業(770万円)ということは億円単位の最新設備を積極的に購入していることであり、小規模事業者が333万円と1983年からは大事に使い続けているというイメージであり、ともに良さがあるということですね。