おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 94ページの「新事業展開の検討を始めたときの業績」をみましたが、今日は97ページの「主力事業の見通し」をみます。
新事業展開を実施した後の主力事業の見通しを見ると、事業転換した企業、多角化した企業共に、新事業展開を実施・検討したことがない企業と比較して、主力事業の成長が期待できると回答する割合が高いことが分かります。
この傾向は特に事業転換した企業で顕著であり、事業転換した企業は既存事業からより成長余地の大きな事業分野へ転換を果たしたことがうかがえます。
また事業転換した企業、多角化した企業共に新事業展開を実施・検討したことがない企業に比べて、国内市場の見通しは明るく、自社の主力事業ばかりでなく国内市場全体に対しても成長が期待できると見込んでいることが分かります。
我々専門家は事業転換の企画を行う際にマクロデータから市場の見通しを読み取りますが、それはあくまでも後付けの理論であって、経営者においては生存領域への嗅覚を鍛えることが重要だということですね。
昨日は2012年度中小企業白書 94ページの「新事業展開の検討を始めたときの業績」をみましたが、今日は97ページの「主力事業の見通し」をみます。
新事業展開を実施した後の主力事業の見通しを見ると、事業転換した企業、多角化した企業共に、新事業展開を実施・検討したことがない企業と比較して、主力事業の成長が期待できると回答する割合が高いことが分かります。
この傾向は特に事業転換した企業で顕著であり、事業転換した企業は既存事業からより成長余地の大きな事業分野へ転換を果たしたことがうかがえます。
また事業転換した企業、多角化した企業共に新事業展開を実施・検討したことがない企業に比べて、国内市場の見通しは明るく、自社の主力事業ばかりでなく国内市場全体に対しても成長が期待できると見込んでいることが分かります。
我々専門家は事業転換の企画を行う際にマクロデータから市場の見通しを読み取りますが、それはあくまでも後付けの理論であって、経営者においては生存領域への嗅覚を鍛えることが重要だということですね。