おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 206ページの「非正規雇用の技能者の活用に当たって配慮している点」をみましたが、今日は213ページの「ジョブ・カード制度の活用」をみます。
下図にあるとおり、ジョブ・カード制度が創設された2008年4月からジョブ・カード取得者数は増加を続け、2013年1月末には約82万3千人となっているとのことです。
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ジョブカードとは、「履歴シート」「職務経歴シート」「キャリアシート」のことで、これらを作るメリットとして、以下が挙げられています。
1.自分の能力や職業意識を整理することができる。
2.資格以外にも自分のPRポイントが明確になる。
3.目標が明確になり、応募書類の準備など就職活動に活用できる。
政府は2010年6月に閣議決定された「新成長戦略」の中で、2020年までの目標として、「ジョブ・カード取得者300万人」が盛り込まれており、一層の普及・促進を図ることとしているそうです。
失業率が改善してきたとはいえ、若者の失業者の多さは世界共通の課題となっており、これを踏まえると「ジョブカード」は非常に有効と思います。
しかし、白書にある訓練生の評価をみると、「今後何をしたいかを明確にできた」、「自分の不足しているスキルが明らかになった」が挙げられています。
欲を言えば、小学生や中学生の時に、これが得られると、就職活動の根本が変わる気がしますね。
昨日は2013年度ものづくり白書 206ページの「非正規雇用の技能者の活用に当たって配慮している点」をみましたが、今日は213ページの「ジョブ・カード制度の活用」をみます。
下図にあるとおり、ジョブ・カード制度が創設された2008年4月からジョブ・カード取得者数は増加を続け、2013年1月末には約82万3千人となっているとのことです。
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ジョブカードとは、「履歴シート」「職務経歴シート」「キャリアシート」のことで、これらを作るメリットとして、以下が挙げられています。
1.自分の能力や職業意識を整理することができる。
2.資格以外にも自分のPRポイントが明確になる。
3.目標が明確になり、応募書類の準備など就職活動に活用できる。
政府は2010年6月に閣議決定された「新成長戦略」の中で、2020年までの目標として、「ジョブ・カード取得者300万人」が盛り込まれており、一層の普及・促進を図ることとしているそうです。
失業率が改善してきたとはいえ、若者の失業者の多さは世界共通の課題となっており、これを踏まえると「ジョブカード」は非常に有効と思います。
しかし、白書にある訓練生の評価をみると、「今後何をしたいかを明確にできた」、「自分の不足しているスキルが明らかになった」が挙げられています。
欲を言えば、小学生や中学生の時に、これが得られると、就職活動の根本が変わる気がしますね。