おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 181ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価」をみましたが、今日は184ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価(国籍別)」をみます。
ライバル企業に対する競争優位性の自己評価について国籍別に集計すると、全般的に米国・欧州企業よりも中国・韓国企業に対して優位性が高いと認識していることが分かります。
仔細に見ると、とりわけ「研究開発力・技術力」はいずれの国に対しても相対的に優位性が高いとの結果が出ています。
中国・韓国企業に対しては5割以上の企業が「研究開発力・技術力」で優位性があると回答していますが、米国企業に対しては38.5%、欧州企業に対しては25.3%にとどまっています。
「ブランド力」や「知財戦略」も対欧米企業と対中韓企業で優位性の認識に差が大きく、中韓企業に対しては優位との認識が強いが、欧米企業に対しては優位性の認識が低くなっています。
「営業力・販売力」、「資金力」、「経営力」については、いずれの国の企業に対しても相対的に優位性が低いと認識しています。
日本人には外国に対する潜在的な劣等感と優越感があり、これがそのまま企業経営にも反映してしまうならば、サッカーのように欧米人をトップに招聘することが打開策になるのかもしれませんね。
昨日は2013年度ものづくり白書 181ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価」をみましたが、今日は184ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価(国籍別)」をみます。
ライバル企業に対する競争優位性の自己評価について国籍別に集計すると、全般的に米国・欧州企業よりも中国・韓国企業に対して優位性が高いと認識していることが分かります。
仔細に見ると、とりわけ「研究開発力・技術力」はいずれの国に対しても相対的に優位性が高いとの結果が出ています。
中国・韓国企業に対しては5割以上の企業が「研究開発力・技術力」で優位性があると回答していますが、米国企業に対しては38.5%、欧州企業に対しては25.3%にとどまっています。
「ブランド力」や「知財戦略」も対欧米企業と対中韓企業で優位性の認識に差が大きく、中韓企業に対しては優位との認識が強いが、欧米企業に対しては優位性の認識が低くなっています。
「営業力・販売力」、「資金力」、「経営力」については、いずれの国の企業に対しても相対的に優位性が低いと認識しています。
日本人には外国に対する潜在的な劣等感と優越感があり、これがそのまま企業経営にも反映してしまうならば、サッカーのように欧米人をトップに招聘することが打開策になるのかもしれませんね。