おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 184ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価(国籍別)」をみましたが、今日は186ページの「経営者の出身と企業業績の動向」をみます。
経営者の出身を「創業家」、「内部昇格」、「親会社」、「取引先」、「経営経験者の招へい」の5つに区分し、企業業績(営業利益)の動向とクロス集計すると、「経営経験者の招へい」では営業利益が「増加基調」との比率が40.4%となり、他の出身区分より良好なパフォーマンスを示す結果となっていることが分かります。
次に良好なパフォーマンスを上げるのは「内部昇格」であり、3番目に「創業家」、最下位は「親会社」となっており、経営者の出身によって企業業績や経営力の優位性に違いが生じていることになります。
この経営経験者が良好なパフォーマンスを上げている理由を私なりに考えると、それは当たり前ですが経営者業に精通しているからであり、具体的には「ヒト」、「カネ」、「営業」の修羅場を乗り越えた人ではないかと推測します。
年齢、性別、国籍、学歴等の可視化できるもので判断するのではなく、海千山千の含蓄から学ぶことで企業は成長するのかもしれませんね。
昨日は2013年度ものづくり白書 184ページの「ライバル企業と比べた競争優位性の自己評価(国籍別)」をみましたが、今日は186ページの「経営者の出身と企業業績の動向」をみます。
経営者の出身を「創業家」、「内部昇格」、「親会社」、「取引先」、「経営経験者の招へい」の5つに区分し、企業業績(営業利益)の動向とクロス集計すると、「経営経験者の招へい」では営業利益が「増加基調」との比率が40.4%となり、他の出身区分より良好なパフォーマンスを示す結果となっていることが分かります。
次に良好なパフォーマンスを上げるのは「内部昇格」であり、3番目に「創業家」、最下位は「親会社」となっており、経営者の出身によって企業業績や経営力の優位性に違いが生じていることになります。
この経営経験者が良好なパフォーマンスを上げている理由を私なりに考えると、それは当たり前ですが経営者業に精通しているからであり、具体的には「ヒト」、「カネ」、「営業」の修羅場を乗り越えた人ではないかと推測します。
年齢、性別、国籍、学歴等の可視化できるもので判断するのではなく、海千山千の含蓄から学ぶことで企業は成長するのかもしれませんね。