おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成25年度子ども・若者白書」31ページの「社会的自立」をみましたが、今日は「平成25年版子ども・若者白書」35ページの「離職」をみます。
厚生労働省「雇用動向調査」によると、平成23(2011)年の事業所規模5人以上の事業所における離職率は,19歳以下が37.7%,20~24歳が25.2%,25~29歳が18.9%であり、過去5年程度の推移をみると,どの年齢階級でも緩やかな低下傾向にはあるが,全労働者の離職率を常に上回って推移しており,若年層ほど離職率が高いことが分かります。
次に、厚生労働省「新規学校卒業者の就職離職状況調査」から新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率をみると,平成21(2009)年3月卒業者では,中学校卒業者が64.2%,高校卒業者が35.7%,大学卒業者が28.8%となっており、就職後1年以内の離職率は,この数年でいずれの学歴でも上昇しており,平成23(2011)年3月卒業者では,中学校卒業者が44.3%,高校卒業者が20.8%,大学卒業者が14.3%となっている。特に中学校卒業者と高校卒業者で,就職後1年以内に離職する者が多いことが分かります。
中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割は卒業後3年以内に離職することから、この状況を「七五三現象」と称されています。
就職先や仕事内容が気に入らないことは新卒者に限らず、労働者でも経営者でもあることです。
勤務先でどんなことでも相談できる仲間といえば”同期”ですが、この20年間、企業が新卒採用を抑えたため、同期が少なくなっており、同期と語り合える場が形成されれば、この問題も少しは改善するような気がします。
昨日は「平成25年度子ども・若者白書」31ページの「社会的自立」をみましたが、今日は「平成25年版子ども・若者白書」35ページの「離職」をみます。
厚生労働省「雇用動向調査」によると、平成23(2011)年の事業所規模5人以上の事業所における離職率は,19歳以下が37.7%,20~24歳が25.2%,25~29歳が18.9%であり、過去5年程度の推移をみると,どの年齢階級でも緩やかな低下傾向にはあるが,全労働者の離職率を常に上回って推移しており,若年層ほど離職率が高いことが分かります。
次に、厚生労働省「新規学校卒業者の就職離職状況調査」から新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率をみると,平成21(2009)年3月卒業者では,中学校卒業者が64.2%,高校卒業者が35.7%,大学卒業者が28.8%となっており、就職後1年以内の離職率は,この数年でいずれの学歴でも上昇しており,平成23(2011)年3月卒業者では,中学校卒業者が44.3%,高校卒業者が20.8%,大学卒業者が14.3%となっている。特に中学校卒業者と高校卒業者で,就職後1年以内に離職する者が多いことが分かります。
中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割は卒業後3年以内に離職することから、この状況を「七五三現象」と称されています。
就職先や仕事内容が気に入らないことは新卒者に限らず、労働者でも経営者でもあることです。
勤務先でどんなことでも相談できる仲間といえば”同期”ですが、この20年間、企業が新卒採用を抑えたため、同期が少なくなっており、同期と語り合える場が形成されれば、この問題も少しは改善するような気がします。