中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

搬送した製品の破損にはどのように対応すべきか?

2015年01月12日 06時37分34秒 | 平成25年6月海外展開成功のためのリスク
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の13ページ「事例 № 8 人件費の高騰」を見ましたが、今日は13ページ「事例 № 9 幹線道路の未整備による製品の破損 」をみます。

製品を陸路で内陸まで搬送したら、破損し使い物にならなくなっていた、という事例です。

こういう事態に対して、本事例集は、港で陸揚げした際に木枠等で固定し、それからトラックに積み込むようにするなどの方法や、この損害をカバーする陸送込みの海上保険を付保する等の方法により対処する必要があります、とあります。

私の経験では、破損が多いことからエアパッキンで個包装するようにした、冷凍搬送を指示したのに陸揚げ後に常温で放置された、ということがありました。

輸送は物流大手からネットの格安業者までピンからキリまでありますが、いずれにしても輸送にかかる製品の破損と時間的コスト等は事前に把握しておくことが必要ということですね。

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