おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の15ページ「事例 № 14 出向者の生活に対する不安」を見ましたが、今日は16ページ「事例 № 15 ロイヤルティ回収トラブル」をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/9231a0d98628883317d8540de4b724e1.jpg)
契約しているにも係わらず、ロイヤリティーが入金されない、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
ロイヤルティの回収は、各種条例、規則を熟知した上で、契約書を作成する必要があります。また、トラブル発生時の契約解除の条項を記載すべきです。
技術ライセンス契約は、一般貿易より複雑な条件が付随するので、相手国の法令を良く知った上で、現地の法令に詳しい弁護士を起用するなどし、契約交渉を行う必要がある、とあります。
ロイヤリティを含め、代金回収のトラブルを想定するのが契約書とは分かっていても、それを作成することが失礼な気がするし、そもそもそんなことは起きないだろうと思ってしまいがちです。
海外に限らず、相手を信じることと代金回収は別の事案と、割り切って考えるようにしなくてはなりませんね!
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の15ページ「事例 № 14 出向者の生活に対する不安」を見ましたが、今日は16ページ「事例 № 15 ロイヤルティ回収トラブル」をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/9231a0d98628883317d8540de4b724e1.jpg)
契約しているにも係わらず、ロイヤリティーが入金されない、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
ロイヤルティの回収は、各種条例、規則を熟知した上で、契約書を作成する必要があります。また、トラブル発生時の契約解除の条項を記載すべきです。
技術ライセンス契約は、一般貿易より複雑な条件が付随するので、相手国の法令を良く知った上で、現地の法令に詳しい弁護士を起用するなどし、契約交渉を行う必要がある、とあります。
ロイヤリティを含め、代金回収のトラブルを想定するのが契約書とは分かっていても、それを作成することが失礼な気がするし、そもそもそんなことは起きないだろうと思ってしまいがちです。
海外に限らず、相手を信じることと代金回収は別の事案と、割り切って考えるようにしなくてはなりませんね!