報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

台風の接近で暑かったのか?

2013-09-14 19:22:55 | 日記
 台風18号は進路を関東に向けて来ている。私は罰で明日は外での仕事だ。逝ってきます。
 さて、ポテンヒット氏からコメントを頂戴した。どうやら氏は競輪で、なかなか健闘されておられるようだ。気分は正に、折伏誓願を達成できるか否かの瀬戸際に立っている中間役職といったところだろうか(何でやねん!)。
 私の仕事に関わっているのは競輪ではなく、競馬である。しかし台風接近で、ちゃんと競馬はできるのだろうか。確か明日は中山だか阪神辺りだったような気がするが、さすがに16日の前売りは中止するらしい。明日が直撃だったら良かったのに。

 あと、今日は久しぶりに顕正新聞について取り上げてみよう。といっても大したことはない。一面記事に、久しぶりに食指を動かされる浅井会長の指導があっただけだ。何でも8月18日の日曜勤行で、御宝前に十六ささげなる野菜を備えたとのこと。ウィキペディアでは、ジュウロクササゲとカタカナ表記されている。浅井会長はまだ食されたことは無いとのことだが、私も無い。会長によれば、なかなか店頭販売されていないとのことである。コンビニ派の私としてはあまりスーパーには行かないので、その辺りの事情は分からない。謂れとしては、浅井会長の思い入れのある日蓮正宗御法主上人の1人、第26代法主であられるところの日寛上人の好物であったという。ふーん……。私も初めて知った。異流儀の資料も悪くはないな。ああ、分かっている。悪知識には要注意であるということは。
 それで、だ。その話に関する逸話を浅井会長が話しているのだが、何でも好物の十六ささげが食事に出されると、日寛上人は大そう喜ばれたとのこと。当然だろう。好物を出されたのだから。その話を弟子(所化僧かな)がそれを御供養している八百屋のおばさんに話をすると、八百屋のおばさんは、
「お上人様は、よっぽど娘十六に深い思い出があるんだね」
 と、ボケをかましたとのこと。この話に、本部礼拝室は爆笑したと新聞に書かれている。娘十六、つまり16歳の娘のことだな。
 私も深い思い入れがある。あいにくと十六ささげとやらは、ネギの仲間ではない。だけど、緑色だ。娘十六……うん。
 ネギとは切っても切れないイメージの、きれいな緑色の髪をしたボーカロイド歌姫で、ナンバー1の人気を確固たるものにした初音ミクもまた、公式設定年齢16歳なのである。
 十六ささげの話で、どれだけイメージを初音ミクに近づけた顕正会員がいるかどうか不明だが、法華講員では宗内で私1人だけであろう。
 いずれまた何かのネタに使ってみたい。
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こんどの特急 台風 18号は、ただいま 小笠原 を出ました。

2013-09-14 15:31:13 | 日記
 “ボカロマスター”より、前回の続き。

[16:30.市営団地前公園 鏡音レン]

 困った。このコを部屋まで送ってあげようと思ったのだが、そもそもこのコの名前が分からないので、何号室なのかも分からない。
 マンションは1棟だけでなく、何棟も連なる市営団地だった。さすがに公園には人がいたが、だからって放っておくわけにはいかない。ボクは彼女をベンチに寝かせると、公園の水道で持っているハンドタオルを濡らして、彼女の顔に当てた。そういえば、今頃研究所じゃ……。
「う……」
「!」
 と、その時、彼女が目を覚ました。
「き、キミ……。大丈夫?」
 ボクは彼女の顔を覗き込んだ。
「ここは……地獄ですか?」
「は?」
 ボクは彼女の言っている意味が分からなかった。
「あ、えーと……。キミはこの建物の4階から落ちてきて……、で、ボクがたまたまキミをキャッチして……」
 ボクはとりあえず拙い説明をした。説明をしているうちに、彼女は目に涙を浮かべ始めた。
「ついに飛び降りちゃったんだ……!」
「ついに?……ボクを助けに来てくれたんじゃなかったの?」
 ボクが呼び掛けたら飛び降りたから、ついそこまでして急いで来てくれたと思ったんだけど、やっぱり違ったらしい。
「何の話?」
「いや……」
 どうやら彼女は、ボクの呼び掛けには気づかなかったらしい。
「ボクは鏡音レン。聞いたことない?ボーカロイド・プロジェクト第2弾の2号機で、ミュージカル“悪ノ娘と召使”で、召使アレン・アヴァドニアの役をやった……」
「……知らない。ミュージカルには、興味が無くて」
「そ、そう?」
 うーん……。あんまり知られてないみたいだ。ボクもまだまだだな。
「だけどクラスで、名前は聞いたことあるよ」
「ほんと?」
 良かった。完全に無名ってわけでもないみたいだ。
「良かったら上がっていかない?どうせ部屋は誰もいないし……」
「そ、そう?」
 それより、ボクのバッテリー……。

[17:00.市営団地“中吉台住宅”1号棟402号室 鏡音レン]

 不思議な展開になったもんだ。ボクは初めて他人の部屋に訪問したけど、意外と殺風景な部屋だなと……。そういえば何で、このコは飛び降りなんかしたんだろう?あまり明るそうなコじゃないけど、それさえ除けばケロッとしている感じだ。
 机の上には難しそうな本が置いてある。教科書やノートに混じって、“顕正新聞”やら“日蓮大聖人の仏法”なんてのもある。参考書か何かかな?
「お母さんは、いつもこの時間いないの」
「そうなんだ。仕事?」
「う、うん……」
 何か、歯切れの悪い応え方だなぁ……。
「あ、そうだ。これ、ボクのライブのチラシ。今日ボク、ライブがあったんだ」
 ボクはそれを彼女……名前を池波由紀奈という……に渡した。
「初音ミク……知ってる」
「あっ、やっぱりミクは知ってるんだ。彼女が人気ナンバー1だもんなぁ……。でね、本当はこのライブ、KAITOじゃなくて、リンっていうボクの双子の姉と一緒に出る予定だったんだけど、急遽リンに別の仕事が入っちゃって、代わりにKAITOが出たんだ。異色過ぎるユニットだったもんだから、プロデューサーがピリピリしちゃってさぁ……。だけどサプライズな出演に、若い女性のお客さんが盛り上がってくれたよ」
 ボクがライブの話をすると、由紀奈はうんうんと頷いてくれた。
「今度ライブやる時はぜひ来てよ。また地元でやると思うから」
「うん……。行きたいけど、ここ最近は受験勉強が忙しくて……」
「受験生か。大変だね」
「東北帝国学院志望なんだけど、まだ足りないの……」
「えっ!?あの東北で1番偏差値が高いと言われる、あの!?」
「うん……」
「凄いな!卒業後は、ほぼ全員が東京六大学に入学したりしてるんだってね」
 だけど、その為には相当な勉強が必要だって聞いた。ボク達だったら1回データを入力してくれるだけでいいんだけど、人間はそうもいかないみたいだからね。
「あっ、そういえばその帝国学院なんだけど……」
 ボクが喋っているその時、玄関のドアが開く音がした。
「えっ、うそ!?」
 由紀奈は驚愕した顔になった。
「な、なに!?」
「お母さん、帰ってきちゃった」
「ええっ?」
「そこに隠れて!」
「う、うん」
 ボクは観音開きのクロゼットの中に飛び込んだ。
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権限の無いブログ

2013-09-14 00:39:36 | 日記
短大で警備員殴られ死亡 22歳男を現行犯逮捕 京都(朝日新聞) - goo ニュース

 今度の現任研修のネタにされそうだ。折しも今度の週末、私も某ギャンブル場の応援警備に行くからなぁ……。短大より危険な場所だ。
 状況が分からないので何とも言えないが、1人で対応したのが運のツキだったろう。
 因みにこの短大、共学ではなく、女子校だったのかな?だとすれば、それもまた不運なことだっただろう。何故かって?弊社でも学校の警備をしているが、体力自慢の若い男性警備員は男子校や共学校にしか配置されない。女子校は、年配者が配置される傾向にある。理由は【お察しください】。
 警備業法で、警戒棒を持つ基準も厳しく決められているからね。警戒棒とは、いわゆる警棒のことだ。何で素直に警棒って言わないの?それは、【業界の検閲により削除】。

 私はこの業界にいて8年くらいになるが、幸い殴られたことはない。罵詈雑言を浴びせられた事は何度もあるけど。ああ、そうそう。殴りかかられたことはあったな。仲間たちと数人で取り押さえて、警察に突き出したっけ。前のブログ辺りでその状況を書いたら、何故だか“放火”されたことがあったので、その記事まるまる1つ潰したこともあった。
 それと比べると、今のブログは本当に静かだ。その理由にいくつか心当たりはあるが、ま、今のお寺のおかげだということで。

 私もそうだが、多くの警備員は明確な人生設計を立てないことが多い。つまり、楽観的に生きるわけだな。理由は、いつ自分も上記の事件に巻き込まれるかを想定しているからと、そもそもが不規則勤務で早死にしやすい職種であること、出世の機会が(本人の実力とは関係無く)限られているからであろう。
コメント (1)
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