ようやく勝利の美酒の酔いも覚めた。取り乱してしまって、相申し訳ない。そんな私には、しっかりと仏罰が待っていた。
私が衝動買い購入した本は、“ベタな官能小説の法則”という先入観で、つい20代の青年が巧みなテクニックで、知り合ったJKを……というものだと思っていた。私の知り合いの作家が、正にそのベタ過ぎる内容のものを書くからである。ただ、その割には表表紙のイラストの少女が少し幼めに見えた。まあ、中には発育の遅い小柄なJKもいるから、それかなと思っていたのだが……。
読んでみてびっくり!20代の青年が巧みなテクニックを振るうのは予想通りだったが、相手の少女はJKでもJCでもなく、何とJSだった!……ケンショー・グリーンって、JS喜ぶかなぁ……?顕正会にどうあっても入れない年齢だぜ?
まあ、確かに高学年ともなると、そろそろ性に興味を持ち始める頃だと思う。私も人のことを言えたクチではない。当時の私も、男同士ならではのエロ話に花を咲かせたものである。その頃は同級生の女子ではなく、もっと年上の、いわゆる「お姉さん」が皆好きだったので、あまり同世代のことは話題にも上らなかった。これが普通だと思っていたのだが、どうやらそうではなかったらしい。職場の同僚と話をしてみたところ、ちゃんと「同級生のあの子かわいい」とか、そういう噂をちゃんとしていたのだという。地域性の違いかと思って、この前のプチ同窓会(男子オンリー)でそんな話を振ってみたところ、こんな答えが帰って来た。
「だってさー、『あの子かわいい』っての、いなかったじゃん」
とのこと。ハッとしたな。確かに、私の記憶に残るほどの同級生女子がいない。
「かわいい子の多い首都圏が羨ましいよなー。東北は大したことないし」
とも。うーん……そこまで言うか。まあ、顔だけならオレ達も人のことは言えないのだが。
とにかく、私達があの当時、エロ話題を振り撒いていた頃、同じく女子達も同じ話をしていたのかなってこと。
とはいうものの、最近の官能小説ってヤバい方向に向かってるなぁ……。挿絵が無いのが残念だが、挿絵を掲載した場合、ヘタすりゃ児童ポルノ法で摘発されるからか?だって、少女の年齢がんバレしてるし。
書店に行って、まあそういった商品が並んでいる棚に行くわけですよ。まあ、あるわあるわ。その中で売り上げ1位を取った作品なんか、10万部どころの騒ぎではない数字だ。内容は、人妻ものだった。うむ。まだいい。これでJCを云々といったものだったら、社会問題になるかどうかは【お察しください】。
しかし、おいしいな、これ。だってさ、概して官能小説ってのは読者もイかせてナンボだぜ?てことは、内容はスッカスカでもいいわけだ。これで10万部の売り上げって、美味過ぎる商売だなぁ……。え?同志の【検閲により削除】さんよ?
内容は官能であれ、『10万部を売り上げた作家』というレッテルはゲットできるわけだし、官能ものって、同じ厚さで内容も薄いのに、ラノベと比べると単価が高く設定されている。その分、印税も高いわけだな。
それで基盤を築いた作家が、今度はペンネームを変えて、別ジャンル(エロではない)に手を出すって、結構よくあるパターンなんだ。私には……ちょっと無理なルートだな。プロデビューしたいのなら、そういうルートも有りってことだ。
予断だが、酔っ払った勢いで興味を引く別の作家の本も1冊衝動買いしてしまった。こちらは学園モノだが、JKなので、まあ、まだ常識的な範囲だろう。表表紙のJKが、何故かブルマーを穿いているのが気になるが。
私が
読んでみてびっくり!20代の青年が巧みなテクニックを振るうのは予想通りだったが、相手の少女はJKでもJCでもなく、何とJSだった!……ケンショー・グリーンって、JS喜ぶかなぁ……?顕正会にどうあっても入れない年齢だぜ?
まあ、確かに高学年ともなると、そろそろ性に興味を持ち始める頃だと思う。私も人のことを言えたクチではない。当時の私も、男同士ならではのエロ話に花を咲かせたものである。その頃は同級生の女子ではなく、もっと年上の、いわゆる「お姉さん」が皆好きだったので、あまり同世代のことは話題にも上らなかった。これが普通だと思っていたのだが、どうやらそうではなかったらしい。職場の同僚と話をしてみたところ、ちゃんと「同級生のあの子かわいい」とか、そういう噂をちゃんとしていたのだという。地域性の違いかと思って、この前のプチ同窓会(男子オンリー)でそんな話を振ってみたところ、こんな答えが帰って来た。
「だってさー、『あの子かわいい』っての、いなかったじゃん」
とのこと。ハッとしたな。確かに、私の記憶に残るほどの同級生女子がいない。
「かわいい子の多い首都圏が羨ましいよなー。東北は大したことないし」
とも。うーん……そこまで言うか。まあ、顔だけならオレ達も人のことは言えないのだが。
とにかく、私達があの当時、エロ話題を振り撒いていた頃、同じく女子達も同じ話をしていたのかなってこと。
とはいうものの、最近の官能小説ってヤバい方向に向かってるなぁ……。挿絵が無いのが残念だが、挿絵を掲載した場合、ヘタすりゃ児童ポルノ法で摘発されるからか?だって、少女の年齢がんバレしてるし。
書店に行って、まあそういった商品が並んでいる棚に行くわけですよ。まあ、あるわあるわ。その中で売り上げ1位を取った作品なんか、10万部どころの騒ぎではない数字だ。内容は、人妻ものだった。うむ。まだいい。これでJCを云々といったものだったら、社会問題になるかどうかは【お察しください】。
しかし、おいしいな、これ。だってさ、概して官能小説ってのは読者もイかせてナンボだぜ?てことは、内容はスッカスカでもいいわけだ。これで10万部の売り上げって、美味過ぎる商売だなぁ……。え?同志の【検閲により削除】さんよ?
内容は官能であれ、『10万部を売り上げた作家』というレッテルはゲットできるわけだし、官能ものって、同じ厚さで内容も薄いのに、ラノベと比べると単価が高く設定されている。その分、印税も高いわけだな。
それで基盤を築いた作家が、今度はペンネームを変えて、別ジャンル(エロではない)に手を出すって、結構よくあるパターンなんだ。私には……ちょっと無理なルートだな。プロデビューしたいのなら、そういうルートも有りってことだ。
予断だが、