“顕正会版人間革命シリーズ”の主人公、稲生ユウタ(愛称、ユタ)と威吹邪甲。この2人の出会いは主人公ユタが高校生の時、ユタが顕正会に入りたての頃に物語は始まる。実は派生作品“妖狐 威吹”の方は実質的な第2部であり、主人公ユタが大学生になって法華講員になってからの話である。つまり、顕正会を辞めて法華講に入るまでのブランクがあるわけだ。
サークルのリーダーから、このブランク部分を使って、何か派生作品を作れないかと打診され、あるアイディアが浮かんだ次第。タイトルは、“ユタと森の魔女”。但し、仮題である。
あらすじ:
ある大きな悲しい出来事があって顕正会を辞めたユタ。失意のどん底に陥っているユタを見かねた威吹は、ある提案を持ちかける。それは妖狐の里で集めた情報で、どんな死者でも生き返らせる“死生樹の葉”のことであった。それがどんな木なのか、どこに生えているのか魔境でも分からなかったが、奇しくも人間界の、それも日本国内に住んでいる“魔女”がそれを知っているという。更に詳しいその場所を調べ上げた2人は、ユタが高校卒業後の長い春休みを利用して、長野県内のある森へ向かう。そこで、彼らを待ち受けていたものは……。
登場人物
稲生ユウタ:
威吹からの愛称はユタ。埼玉県さいたま市在住。中学まではいじめられっ子だったが、威吹との出会いをきっかけに無事に乗り越える。悩み事に付け入れられ、顕正会へ入信してしまうが、むしろそこで頭角を発揮。高校生ながら班長まで行く。霊力もうなぎ上りで威吹は喜ぶが、それだけ他の妖怪に命を狙われるようになる。
高校3年生になった時、顕正会女子部の彼女が交通事故死してしまう。それをきっかけに顕正会を辞め、失意のどん底に陥る。
見かねた威吹の奔走により、死生樹(しせいじゅ)なる木とそれに生える葉っぱの存在と効力を調べ上げ、その情報を提供される。更にそのことを詳しく知る“魔女”の存在を知り、彼女の元へと向かう。
威吹邪甲:
妖狐族の少年。見た目の年齢はユタと変わらない。江戸幕府を徳川家康が仕切っていた頃の生まれ。腰まで伸ばした銀髪をポニーテールに結い上げ、肌も雪のように白い。剣術に優れ、持参している妖刀で敵対する妖怪を切り倒すが、人間は斬れない。また、後述するマリアが操る人形を斬ることもできなかった。続編の“妖狐 威吹”で主人公を張るものの、結局はユタが実質主人公である。ユタとは、彼が死んだ時に血肉を食らう盟約を結んでいる。
江戸時代は稲荷大名神の威光を笠に着た人喰い妖狐であった。旅の途中で目を付けた巫女を食らおうと襲うも、返り討ちに遭う。その後、色々な交流を経て、人喰いをやめるも、結局は封印されてしまう。ユタによって封印が解かれた時は、現代であった。
マリアにコテンパンにやられるなど、この話ではいい所はあまり無い。
マリアンナ・ベルゼ・スカーレット:
愛称、マリア。長野県某所の森の中に建つ屋敷に住む“魔女”。但し、本人は“魔道師”と称している。5年前に魔道師になったばかりの新人。23歳。栗色のボブヘアーに、青を基調としたワンピースを着ている。魔道師になったのと引き換えに『笑い』を失ったとされるが、ユタや威吹とのやり取りで笑うシーンがある。趣味は読書と人形作り。手作りしたフランス人形やロシア人形を複数操り、訪問してきたユタや威吹を返り討ちにする。普段は無口でおとなしい。また、5年前までは普通の人間だったこともあって、ユタが再度1人で訪れた時には快く屋敷に迎え入れた。このことから、妖怪は嫌いだと思われる。
18歳の時に魔道師になる修行を始めるが、その理由は不明。
ユタには死生樹のことを教えるのを固辞する。だが、それでも諦めない彼の態度と威吹の態度を見て、思わず笑ってしまう。それが為、ユタに死生樹のことを教える。
彼女の師匠も若い女性であるが、とある“魔術”を使って若い姿を保っているのだという。なので、陰で「バァさん」と呼んでいる。が、尊敬はしているようだ。
普通の人間だった頃の国籍は不明。もちろん、日本人ではないし、何故彼女が日本の森の中に住んでいるのも不明。
モチーフは東方Project“東方妖々夢”の3面に登場する魔法使い、アリス・マーガトロイド。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
意外と思いつくもんですなぁ……。長野県にしたのは、沖浦さんが長野県にお住まいなので何となく……。でも、登場するのは長野県だけで、そこのどこかまでは出ません。
サークルのリーダーから、このブランク部分を使って、何か派生作品を作れないかと打診され、あるアイディアが浮かんだ次第。タイトルは、“ユタと森の魔女”。但し、仮題である。
あらすじ:
ある大きな悲しい出来事があって顕正会を辞めたユタ。失意のどん底に陥っているユタを見かねた威吹は、ある提案を持ちかける。それは妖狐の里で集めた情報で、どんな死者でも生き返らせる“死生樹の葉”のことであった。それがどんな木なのか、どこに生えているのか魔境でも分からなかったが、奇しくも人間界の、それも日本国内に住んでいる“魔女”がそれを知っているという。更に詳しいその場所を調べ上げた2人は、ユタが高校卒業後の長い春休みを利用して、長野県内のある森へ向かう。そこで、彼らを待ち受けていたものは……。
登場人物
稲生ユウタ:
威吹からの愛称はユタ。埼玉県さいたま市在住。中学まではいじめられっ子だったが、威吹との出会いをきっかけに無事に乗り越える。悩み事に付け入れられ、顕正会へ入信してしまうが、むしろそこで頭角を発揮。高校生ながら班長まで行く。霊力もうなぎ上りで威吹は喜ぶが、それだけ他の妖怪に命を狙われるようになる。
高校3年生になった時、顕正会女子部の彼女が交通事故死してしまう。それをきっかけに顕正会を辞め、失意のどん底に陥る。
見かねた威吹の奔走により、死生樹(しせいじゅ)なる木とそれに生える葉っぱの存在と効力を調べ上げ、その情報を提供される。更にそのことを詳しく知る“魔女”の存在を知り、彼女の元へと向かう。
威吹邪甲:
妖狐族の少年。見た目の年齢はユタと変わらない。江戸幕府を徳川家康が仕切っていた頃の生まれ。腰まで伸ばした銀髪をポニーテールに結い上げ、肌も雪のように白い。剣術に優れ、持参している妖刀で敵対する妖怪を切り倒すが、人間は斬れない。また、後述するマリアが操る人形を斬ることもできなかった。続編の“妖狐 威吹”で主人公を張るものの、結局はユタが実質主人公である。ユタとは、彼が死んだ時に血肉を食らう盟約を結んでいる。
江戸時代は稲荷大名神の威光を笠に着た人喰い妖狐であった。旅の途中で目を付けた巫女を食らおうと襲うも、返り討ちに遭う。その後、色々な交流を経て、人喰いをやめるも、結局は封印されてしまう。ユタによって封印が解かれた時は、現代であった。
マリアにコテンパンにやられるなど、この話ではいい所はあまり無い。
マリアンナ・ベルゼ・スカーレット:
愛称、マリア。長野県某所の森の中に建つ屋敷に住む“魔女”。但し、本人は“魔道師”と称している。5年前に魔道師になったばかりの新人。23歳。栗色のボブヘアーに、青を基調としたワンピースを着ている。魔道師になったのと引き換えに『笑い』を失ったとされるが、ユタや威吹とのやり取りで笑うシーンがある。趣味は読書と人形作り。手作りしたフランス人形やロシア人形を複数操り、訪問してきたユタや威吹を返り討ちにする。普段は無口でおとなしい。また、5年前までは普通の人間だったこともあって、ユタが再度1人で訪れた時には快く屋敷に迎え入れた。このことから、妖怪は嫌いだと思われる。
18歳の時に魔道師になる修行を始めるが、その理由は不明。
ユタには死生樹のことを教えるのを固辞する。だが、それでも諦めない彼の態度と威吹の態度を見て、思わず笑ってしまう。それが為、ユタに死生樹のことを教える。
彼女の師匠も若い女性であるが、とある“魔術”を使って若い姿を保っているのだという。なので、陰で「バァさん」と呼んでいる。が、尊敬はしているようだ。
普通の人間だった頃の国籍は不明。もちろん、日本人ではないし、何故彼女が日本の森の中に住んでいるのも不明。
モチーフは東方Project“東方妖々夢”の3面に登場する魔法使い、アリス・マーガトロイド。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
意外と思いつくもんですなぁ……。長野県にしたのは、沖浦さんが長野県にお住まいなので何となく……。でも、登場するのは長野県だけで、そこのどこかまでは出ません。