とまぴーSTYLE

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私の男

2008-01-20 16:17:17 | 
桜庭一樹(著)


淫靡(いんび)な秘密、背徳の香り。。。。。

だそうです 
発刊された時から書評を読む限りでは、
「あまり読みたくない」と。
グロいのはあまり得意ではないものですから 

年末、図書館に行った時、それはひっそりと書棚にありました 
読みたくない、と思いつつもどこか心にいつも引っかかっていました。
でも「ある時が借り時 」これが図書館での私が学んだ法則です 

表装にも少し圧倒され、借りるときにチョット恥ずかしかったわ 

借りている間に直木賞候補が発表されました。
「ね、この本、覚えておいて。
 きっとこれが直木賞とるから 」と家族に私的宣言 

さらりと読めます。
難解な言葉も言い回しもありません。
時が遡る手法です。
ミステリーと言えばミステリーだし、じゃないと言えばそうだし。
そして肝心なのは、好き嫌いがハッキリ現れる内容だと言うことです。

整合性を突き詰めると矛盾もいくつかあります。
シナプスが繋がるような精密な小説ではありません。
空白の部分を読者が想像できる、
そんなおまけ付きの小説だと思って手にしてください 
コメント (4)
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