入院中、退屈だろうな、と何冊か本を用意しました。
実際は退屈などいざ知らず、
術後は苦しみながらの日々、少し良くなると毎日面会に来た孫のお相手。
それはそれで嬉しいし、かわいいから(笑)
2週間の入院生活も終わってしまえばあっという間の出来事に。
その中でもらった一冊の写真集。

365日で世界一周できる写真集。
昨年の夏に訪れたドイツ ドレスデン。
8月13日、その日はドレスデンにいました。
私はこの景色を、岸のほうから眺めました。

送り主の姪からのメッセージに
「ドレスデンのページに、すごくいいことが書いてあるよ」

「Toi toi toi!」
「きっとうまくいくよ!」「がんばってね!」
嬉しかったよ、ありがとう!
たくさんの不安の中、その言葉に一筋の光を見たような気がしました。
元気になったら近くのどこかに行きたいね!
現在療養中の身、
外出もままならず(そうした気になれないだけ)一人でいると悪いことも考えてしまう。
そんな中、友だちから本を頂いた。

読みたい本ばかり!リクエストに応えてくださった。
真田幸村は大河ドラマが面白かったから(笑)
おやかたさまがカッコいい!
まず手に取ったのがコレ。

湊かなえさんの小説。
彼女の作品は私にとっては「イヤミス」
読むのが嫌なのだけど、読んでしまう、そして嫌な気分になる、そうした「嫌なミステリー」
でもこれはそうしたことを一掃してしまう。
阪神大震災で大切な人を失った女性たちが、
「自分を取り戻す」「約束を果たす」といった理由で訪れたトンガでの日々を、四つの中編で書かれています。
この小説を「喪失と再生。これは人生の物語」とあるのなら、
この中の「太陽」と「絶唱」が読み応えがある。
毒は微塵もありません(笑)
奇しくも今日は1月17日。
阪神大震災から21年。
この小説の初版は2015年1月17日。
まさにレクイエムだ。
あの日、そしてその後に起こった大震災、
安全なところにいた私はやはり無力で、
多くの人の役に立てるようなことは何もできなかった。
あってはならぬことだけど、いつか何かが起こったら、
その時私は何ができるかを黙考しよう。
実際は退屈などいざ知らず、
術後は苦しみながらの日々、少し良くなると毎日面会に来た孫のお相手。
それはそれで嬉しいし、かわいいから(笑)
2週間の入院生活も終わってしまえばあっという間の出来事に。
その中でもらった一冊の写真集。

365日で世界一周できる写真集。
昨年の夏に訪れたドイツ ドレスデン。
8月13日、その日はドレスデンにいました。
私はこの景色を、岸のほうから眺めました。

送り主の姪からのメッセージに
「ドレスデンのページに、すごくいいことが書いてあるよ」

「Toi toi toi!」
「きっとうまくいくよ!」「がんばってね!」
嬉しかったよ、ありがとう!
たくさんの不安の中、その言葉に一筋の光を見たような気がしました。
元気になったら近くのどこかに行きたいね!
現在療養中の身、
外出もままならず(そうした気になれないだけ)一人でいると悪いことも考えてしまう。
そんな中、友だちから本を頂いた。

読みたい本ばかり!リクエストに応えてくださった。
真田幸村は大河ドラマが面白かったから(笑)
おやかたさまがカッコいい!
まず手に取ったのがコレ。

湊かなえさんの小説。
彼女の作品は私にとっては「イヤミス」
読むのが嫌なのだけど、読んでしまう、そして嫌な気分になる、そうした「嫌なミステリー」
でもこれはそうしたことを一掃してしまう。
阪神大震災で大切な人を失った女性たちが、
「自分を取り戻す」「約束を果たす」といった理由で訪れたトンガでの日々を、四つの中編で書かれています。
この小説を「喪失と再生。これは人生の物語」とあるのなら、
この中の「太陽」と「絶唱」が読み応えがある。
毒は微塵もありません(笑)
奇しくも今日は1月17日。
阪神大震災から21年。
この小説の初版は2015年1月17日。
まさにレクイエムだ。
あの日、そしてその後に起こった大震災、
安全なところにいた私はやはり無力で、
多くの人の役に立てるようなことは何もできなかった。
あってはならぬことだけど、いつか何かが起こったら、
その時私は何ができるかを黙考しよう。
単細胞な私の好きな本
素直に笑って泣いて…
笑いの中にも憂いのある殿様が好きです
でも、発刊当時から読みたくて仕方なかった。
やっと手にしたところです。
浅田次郎さんの作品はいいですよね。
待っててください!
もうしばらくして読み始める予定ですから(笑)