とまぴーSTYLE

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元気が一番!
今日も豊かな一日になりますように・・・

祝!本屋大賞

2016-04-23 14:57:22 | 
今年の本屋大賞、宮下奈津氏に決まりましたね!
よかった!
嬉しい!



私は宮下氏の大ファンです。
彼女の飾りのない文章、
見過ごされる感情を掬い取る感性、
日常の暖かさを私たちに教えてくれます。

私は受賞作をまだ読んでいません。

宮下氏との出会いは「誰かが足りない」
奇妙なタイトルですよね。
ここに登場するレストラン「ハライ」
読むだけで美味しい匂いが漂ってくる。
宮下氏もお料理が好きなのだろうな、と思わせる。
そして、誰かと一緒に食べることの豊かさを教えてくれる。

次に読んだのは「太陽のパスタ 豆のスープ」
婚約解消された主人公を助けるために、
叔母が提案した「ドリフターズリスト」(やりたいことのリスト」の作成。
それに従って生きるうちに少しずつ成長していく。
緩やかな感動に満ちた小説でした。

秀逸だと思うのは「よろこびの歌」それに続く「終わらない歌」
まるで本のページをめくるたびに、美しい歌声が流れてくるようです。
青春時代ってなんて美しいのだろう!
読み終えたら「よし!私も頑張るぞ!」と奮い立たされます。

「ふたつのしるし」
「遠くの声に耳を澄ませて」
「田舎の紳士服のモデルの妻」
「メロディフェア」
「たった、それだけ」
「スコーレNO4」
「窓の向こうのガーシュウィン」

彼女の作品ばかりを読み漁った時期がありました。
誰も興味を示さないから(ごめんなさい)いつも図書館の棚にはあるのです。
でも、本屋大賞を受賞されたから、これから数か月は一冊もないのだろうな。
三浦しおんさんの時だって「舟を編む」の受賞の日から、
彼女の本棚は、すっからかん!でしたもの。

こうして作家さんは世に知られていくのですね。
これからも私は宮下氏のファンであるし、
彼女の作品を心から楽しみにしています。

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