井上荒野(著)
東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女……。
連作短編集です。
主人公が他の作品では脇役になったり、伏線となったり。
作者の書きたいことはよくわかるし、よく書けている。
でも、とりたててフィットネスクラブじゃなくてもいいような気がする。
「フィットネスクラブ」と言う設定が、少しだけお金に余裕があって、少しだけ傲慢で、
なんだか危うい雰囲気を醸し出さなくもない。
男女を描くとしたら、書道教室とかじゃなく、やっぱりフィットネスクラブなのかしら(笑)
彼女の作品は昨年、狂ったかのように読み漁った。
女のしたたかさ、男の狡さ、しかし、重ならずにはいられないもどかしさと諦め。
作者の作品は好きです。
あまりにも真髄を語るから、そこが気持ち悪い、という人もいるけれど、
人間なんて何を考えて生きているのかわからない生き物。
だからこそ、誰かがそれを教えてくれたほうがいい。
笑顔の下の狡い企み。
涙に隠れる真実の刃。
井上氏の私が好きなところは、ご飯のシーンがとても良いから。
きちんと作って美味しく食べる、
そこはとても丁寧に描写されていて、
井上氏、ご飯が好きなんだなぁと思ってしまう。
「キャベツ炒めに捧ぐ」これはちょっとした料理本。
お料理の楽しさを教えてくれます。
mayu作、親子どんぶり。
私が掃除をしている間に、さくっと作ってくれました。
寒くなりましたね
ご自愛ください
驚異的な寒の戻り(笑)とは言え、まだ2月ですものね。
寒さは続くと諦めましょうか。
木漏れ日の差す窓辺さんもインフルエンザなど、お気をつけくださいね。
なかなかここまではできないものです。コメント者同士の息がよくあってますね。私も見習おうと思いますがコツがあるのでしょうね!
本は好きです。
もっと言えば「文字」が好きなのです。
何も読めない日が続くと、少し欲求不満になります。
料理も好きです。
外食したり、料理本を眺めていたりすると、頭の中で手順とか味を構築してしまうのですよ(笑)
たくさんお褒め頂いてとてもうれしいです。
コメントは、キャッチボール、普段の会話と同じです。
なかなかおしゃれなコメントができないのが残念なのですが、これも私の持ち味だと(笑)
これからも楽しいお喋りを一緒にしましょうね♪