とまぴーSTYLE

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「舟を編む」

2013-07-25 20:35:14 | 
三浦しをん(著)

     玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、
     新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。

馬締・・・「まじめ」と読みます。
そう知っていながら、私は作中ずっと「ばていさん」と呼んでいました。

言葉好きな私にとっては、とても興味深く楽しい小説でした。
三浦氏の魅力が余すところなくちりばめられて。

香具矢さんの「夜這い」のシーン(そう言っていいのか?)は、ちょっと唐突で、場面展開について行けませんでした。

馬締さんは、三浦氏の好むところの男性でしょう。
私も好きです。
そして西岡さんも好きです。

松本先生の話、そして「大渡海」完成のくだり、泣いてしまった。
本当に私って単純だわ(笑)

実家には、物心つく頃から岩波書店の「広辞苑」がありました。
それなりに国語辞典は持っていましたが、
何かの際には「広辞苑」を引っ張っていました。

そして大学入学の時に、父が「広辞苑」を贈ってくれました。
4年間、ずっと私のそばにいましたし、お嫁入りにも持ってきました。

今は「広辞苑」第6版があります。
これは発刊当時、長男が私の誕生日にプレゼントしてくれました。

「舟を編む」を読んで、編集者さんの御苦労もさることながら、
印刷屋さんの御苦労も知りました。
そうですね、「ぬめり感」大切ですね。

東京土産の「東京ばなな」をお礼に、明日には美容院にお返しに行きましょう。

実のところ、手元に置いておきたい一冊なんですけど(笑)




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2 コメント

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Unknown (けん)
2013-07-26 11:57:34
おおっ!
読みましたね♪
一冊の辞書を作るのにこんなに時間と手間ヒマがかかっているって、この本を読んで初めて知りました。
こんな風に専門職?のことを知るって楽しいです☆

息子さんから辞書を贈られるって、なんか素敵です。
それだけとまぴーさんが本を読んだり言葉や文字に興味があるんでしょうね。

あっ、ちなみに俺も”馬締”は「ばてい」と読んでいました(笑
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Unknown (Re:けんさん☆)
2013-07-28 00:51:58
辞書に限らず、何にせよ、もの作りには膨大な時間と労力とお金が要るのだと、改めて知りましたねぇ。

言葉は生き物だと言うように、辞書にも「寿命」があるのですね。

西岡さんの広報活動にまんまと乗せられた如く、新版の広辞苑にそそられた私でした(笑)
たぶん余程の事がない限り、今の広辞苑が私の最後の広辞苑になりますね。

あはは!!
けんさんも「ばていさん」?(笑)
普通そうよね~(笑)
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