伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

子どもたちのためにできる事

2011-05-24 21:47:23 | 放射能問題
いま、さくら・市民ネットワークでは署名活動をしています。

「佐倉市独自の放射能測定を求める要望書」
http://www.sakura-siminnet.com/index.html

1. 地上1メートルでの放射能測定
測定結果によっては子どもたちの戸外での活動時間を制限するなどの対応が必要になるため、
2. 学校での対応マニュアルを作ること


署名活動をしていると、心配するお母さんたちの声がたくさん寄せられてきます。

「校庭の放射能の数値は? 分からなければ始まらないけど」
「校庭の20mSV/年は基準値が高すぎる」
「野菜の基準値も引き上げられてしまって、内部被ばくが心配」

みんなもっともなことばかり。


今頃になって、地震直後に福島原発で3炉ともメルトダウンが起こっていたなんて騒いでいるけれど、情報隠ししていたと取られてもしかたありません。

情報は正確に流さないと、などとしらじらしく言われても、「今すぐ健康被害はありません」と言っていたのは、あなたたちではなかったですか?

政府、電力会社、御用学者、テレビ・新聞などの報道機関・・・・・・・・

そして国会で与党を追及しているけど、長年原発を推進してこんな事態を引き起こした、ついこの間まで政権をとっていた方達。

子どもたちの健康のため、これから産まれてくる子どもたちのため、何が出来るか真剣に考えて政策をたててほしい。

そうしたら、もう原発推進なんて言えないはずだけど。



市長へ議員有志で要望書を提出

2011-05-24 10:08:37 | 議会
昨日(5月23日)、意見書に名前を連ねた議員7名で市長に面談し、要望書を提出しました。

「放射能被害から子どもたちの健康を守る取り組みを求める要望書」
内容は4項目
1. 土壌調査の早急な実施とデータ公表
2. 安全性が確認されるまで戸外での活動自粛
3. 屋外プール水の測定
4. 給食の食材の測定

市長からは、
土壌調査に関しては、市は近々運動会を実施する小学校を優先的に簡易測定器で調査するとのことでした。
データはホームページで公表する予定です。

プールのたまり水については、今年も子どもたちに清掃もかねて、ヤゴ取りをさせる予定とのことでした。

危険性を訴えたところ、
ともかく水質検査をして危険な数値が出たら中止も考えるという発言がありました。

これから、測定器も購入し、大気の測定も小中学校で定期的にやる予定で、正確な測定をするために職員の講習を充実させたいとのことでした。

給食の食材に関しては、県が定期的に検査を行っていて、放射性物質の影響を受けやすい、路地栽培の地面に葉の広がったホウレンソウがサンプルに適しているとのこと。

臨時議会前(5月9日)、市民ネットワークとして、佐倉市へ放射能対策をどのように取り組んでいるか、聞き取りに行ったところ、全く対策がとられていませんでした。

それから考えると、短時間で格段の進み具合です。

でも、
放射線の被害を考える時、レントゲンの検査や飛行機に乗った時の被ばく量と比較する答弁は、いただけません。

せっかくの取り組みですからね!

よろしくお願いします。