日経(7/31)によると***********
米電機・金融大手ジェネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)は30日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、原子力発電が他のエネルギーと比較して相対的にコスト高になっていると指摘し「(経済的に)正当化するのが非常に難しい」と語った。
発言の背景には、東日本大震災の影響で原発にかかわるコストの上昇が見込まれる一方、技術の進歩で地中深くの岩盤から採取される「シェールガス」の増産が進んで、天然ガスの価格が10年来の安値水準を続けていることがある。
イメルト氏は「天然ガスが非常に安くなり、いずれかの時点で経済原則が効いていくる」と述べて、原発が原則的に見合わなくなる可能性を示唆。
「世界の多くの国が(天然)ガスと、風力か太陽光の組み合わせに向かっている」と述べた。
GEは電機メーカーとして原子力発電の普及を担ってきた。
現在も日立製作所と組んで原子炉メーカー世界大手の一角を占めるが、原発事業はGE全体の売上高の1%にも満たないという。
おわり***************************
私たちのドイツ・デンマーク視察でも、再生可能エネルギーをいかに組み合わせられるかがこれからの課題と何度も聞いた。
これからは再生可能エネルギーの技術開発がカギ。
早く舵を切れ。
日本。
国内での実績がなければ、輸出競争を勝ち抜くのは難しいはず。