伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
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7月14日 柏崎刈羽原発視察記 Part2.「豆腐の上の原発」

2014-08-15 20:49:38 | 原発問題
柏崎刈羽原発はもともと活断層の上に建てられ、「豆腐の上に立った原発」と形容されている。

原発の反対運動を長年やってきた武本和幸さんにバスに同乗してもらい説明をしていただいた。

2500万年前に大陸から分かれて、深い海の流れのない所に泥が積もった軟弱な地層の上に原発は建設されている。

更に、柏崎は近代的な石油産業発祥の地で油田地帯であり、石油関連の論文で断層があることは判明していた。
昭和初期の西山油田掘削時に確認された、真殿坂断層が敷地内まで伸びている。



丘陵線が波打っている、のは典型的な活断層。田んぼは油田地帯だった。

中越沖地震では原発を中心に南北30km、東西5kmが国土地理院によると被害が出たそうだ。

関山丘陵と長岡平野の間にある小高い断層群は、数万年の間に何度も動いているそうで、川床が丘陵になってしまった所もあるくらいで、平野と丘陵の間には断層があると言われている。

柏崎刈羽原発では、すべての原発の原子炉直下に断層と破砕帯がある、といわれている。
断層は何と23本!!

ただいま調査中。
調査期間も当初より長引きそう。

もともと、存在する活断層を「なし」としてきたのだから。



活断層はどこでしょう?↓ わかりやすいのですね。



破砕帯↓




東電は、活断層の定義が5万年の時は「12万年前の堆積層」と言い、その後活断層の定義が12万年~13万年前以降の活動とさかのぼると、「13万年~15万年前のもの」などと、自分たちに都合よく変えてきている。

途中のテントを張って、調査中。↓



荒浜漁港から原発を望むと、ばっちり。














































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