第３２２話 正法眼蔵

皆さん　こんばんは。
　
昨日　今日　お休みで　あれもこれも　

やりたい事ばかりで　困ってしまいます。

さて　今日は　研修メンバーの方から　質問のメールが入ってきました。

３０歳ぐらいで　お子さんが　二人　だった思います。

ストレス解消の方法について・・・・

どうも　私の脳は　反応に時間が　かかるというか

質問の投げかけがあってから　約１日ぐらいかかって　答えを出して

きます。

　結果　オリジナルでは　ないですが　昨日から読み始めた

　正法眼蔵の入門書の中から　ヒントを貰いました。

　

　その中に　

　　　　仏道を学習するに、しばらく二つあり。

　　　いわゆる　心をもて学し　身をもて学するなり。

　　　仏道を学習するには　２通りの方法がある。

　　　それは　心をもって学ぶ方法と身体をもって学ぶ方法であり。

　　　一般には　身体を修めるよりも　心を修めるほうが重視されがちであるが

　　　道元禅師は　心よりも体を修めることを　重視されている。

　　

　　親は　なんとか　言葉で　考え方を伝えようとするけど、　

　　勉強をしなかったら

　　将来　良い大学にもいけないし　マイナス・・・

　　でも　勉強の楽しさを　一緒になって　学習し　楽しさを学ばせるほうが

　　よほど　効果があるという内容でした。

　　自分に置き換えて　子供には　不自由な思いは　させたくない

　　寒さ　暑さ　雨　食べ物　家　お金・・・・の苦労はさせたくない。

　　ついつい　そう思っていましたが

　　将来の事を　考えると　子供自身に　身をもって体験させたほうが

　　よほど意味があると　いう事かも・・・。


　　何に　ストレスか　感じるのか

　　身をもって　気づかされたのは　

　　「今日も　１日　家族５人　何ごともなく　・・・・感謝します。」

　　寝る時　一人で　布団の中で。

　　まったく　未熟者で　宗教心もない　私が　なぜ？

　　今にして思えば　なぜ　そんな発想になったか・・・・

　　単純に　三男が　退院して　家族５人が　

　　一つ屋根の下で寝る時間をもてた事でした。

　　
　　本当の意味の　学習をしたのかもしれません。

　　いっくら　いい話の　何十時間も研修を受けても

　　聞いただけで終わってしまうことのほうが　多いと思います。

　　私の場合　過去の苦い経験が　今の自分を創る元に

　　なってきたのではと　感じました。

　　身をもって　痛みを知る・・・・これが　一番意味があるようです。

　　　　　　　　

　　今日も　多度津の企業のインターンシップいった

　　三男が・・・・製造という仕事は　あんなに大変なんだ。

　　「お父さんは　凄い。毎日　あんな大変な事を　続けることが

　　　できるって。」

　　　真剣に　自分の将来の仕事という事を
　
　　考え始めたようです。　勉強に対する　意識も　変わってくると
　
　　思います。

　　　　　　


　　ふと　今の自分思うと　子供達もしっかりと成長してくれて

　　三男が　生後４ヶ月で　手術を受けた後のような

　　　純粋に　今日１日に　感謝する気持ちって　忘れているなあ・・・

　　そう　思う１日でした。

　　今日も　１日　有り難うございました。