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渥美清VS三船敏郎 第38作 男はつらいよ「知床慕情」

2006-11-11 06:12:14 | 寅さん
前作もそうでしたが、サブタイトルに「寅」もしくは「寅次郎」が入らない作品って結構珍しいんです。10作までは「奮闘編」とか「望郷編」といったタイトルが目白押しですが、初めて「寅次郎****」と入った作品が第8作の「寅次郎恋歌」です。その後は第10作の「寅次郎夢枕」から第35作「寅次郎恋愛塾」の間では1回だけ第16作が「葛飾立志編」として、寅次郎と入らないくらいです。
その後では、第36作「柴又より愛をこめて」(ヤマトみたいですね}。第37作「幸せの青い鳥」、そして本作「知床慕情」までが3作連続で「寅次郎」がサブタイトルに入っていません。
この後は第42作「ぼくの伯父さん」だけで、それ以外は全て「寅次郎」が入るのです。

今日放送予定のこの作品は、何故か昔ビデオをもらって観ました。とても風景が良かったことを思い出します。第41作「寅次郎心の旅路」でも共演する竹下景子さん、淡路恵子さんのコンビもお楽しみです。
そして何といってもこの作品は一応恋愛指南系に属します。そして指南するそのお相手がマドンナ竹下恵子さんの父親を演じる天下の三船敏郎さんなのです。

三船敏郎さんといえば、七人の侍や用心棒でおなじみの黒沢映画の顔、世界の三船と呼ばれる国際スターですよね。僕も黒沢映画は何本か観ているのですが、三船敏郎さんは圧倒的な存在感で画面の中を躍動します。以前食わず嫌いの家内に無理矢理「七人の侍」を見せたら、早起きして一人でもう一回見ているので理由を聞いてみたら、白黒なのに色を感じられるということと三船敏郎カッコイイ!とのことでした。

三船敏郎さん本人は付き人も持たず、撮影スタッフと一緒に機材を運ぶ、とても気さくでやさしいお人柄だったそうです。
渥美清さんも、撮影現場でタバコの吸殻を拾って歩く三船さんを見て、ショックを受けたとも言われています。

それでは今晩の放送をお楽しみに!!


11月11日(今日はポッキーの日だそうです) 夜9時より BS11で!



三船敏郎さんの画像を観ると、必ず「七人の侍」を見たくなってしまうmacでした。

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