萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

ドラマ「東京タワー」の感想

2006-11-25 15:42:34 | Weblog
大泉洋主演のテレビドラマ。「東京タワー」を先週末観ました。
去年のクリスマスプレゼントがこの本だったので、我が家はこのドラマが大泉洋主演で作られるという情報に大興奮していました。

様々な事情で放送が延期になり、撮り直したであろう箇所がとても気になる状態ではあったのですが、大泉洋の風貌と演技はリリーさんを彷彿とさせるものがありました。


原作の大分での高校生活などが端折られてはいたのですが、田中裕子さん演じるオカンは何だか照れくさくなるような自慢のお母さんのお姿でした。
原作の雰囲気よりも随分と美人でしたが。。。。

そして蟹江敬三さんのオトンに脱帽しました。原作そのものの怖さとだらしなさと甘えん坊ぶりが見事に表現されていました。

個人的には原作での幼少時代によその家でご飯を食べる時に漬物から食べちゃいけないとかのオカンからの教訓を紹介して欲しかった。
そしてどれだけオカンの漬物(糠床)が大切かをもう少し丁寧に描いて欲しかったけど。


映画がオダギリジョーさん、テレビの連続が速見もこみちさんでボク役が決まっていると聞いている。

どんなボクとオカンの絵を見せてくれるのか楽しみです。


けど大泉洋の演技は、リバーを見た時よりも救命病棟24時を観た時よりも素晴らしかった。
余りシリアスだったり面白さを演技の中に求められたりするよりは、こういう自伝的な作品の主役に合っているのかも知れないと思った。自然と(地?)母思いの雰囲気が伝わってきました。

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男はつらいよ 第40作 「寅次郎サラダ記念日」

2006-11-25 02:50:15 | 寅さん
尾美としのりさんっていい存在感をだしてますよね?最初に観た作品は[さびしんぼう]だったと思うのですが、昔の「東京タワー」って感じの作品でして富田靖子さんの演技(一人で何役もこなす)にも脱帽した作品です。初めて観たのは右手を怪我して高校を休んでいた時だったので、20年以上も前に観た作品ですが、その後も観る度によく泣いていました。

その尾美さんがこの作品にも登場します。なんとなく三田寛子さんといい感じでの役です。ちょうど「口笛を吹く寅次郎」の中井貴一さんと杉田かおるさんのような感じです。

舞台は小諸。
そして"とらや"は、第38作で叔母ちゃんが「もうやめよう。こんな店売っ払ってあの人と小さなアパートに住むよ」と寅次郎の不甲斐無さに呆れたのに触発されたのか、それともどこか別のとらやからクレームでも入ったのか、この作品から"くるまや"に屋号が変更されます。

作品自体は俵万智さんのベストセラー俳句集「サラダ記念日」をモチーフにした作品です。季語ってあったかなぁとうろ覚えではありますが確かに五七五の俳句でした。
★訂正: サラダ記念日は短歌集でございました。ここに訂正させていただきます。

母校がもう一つの舞台となるのですが、公開当時構内では余り噂になっていなかったと思います。まだ自分が寅さんに目覚めておらず、ポスターは見かけましたが当時はまるで無関心だったと思います。。。撮影は多くのエキストラを動員して休日の昼にでも行われたのだのでしょう。入学したばかりでしたので撮影秘話のようなものも余り聞いたことがありませんでした。

どういう経緯かは忘れましたが、寅さんが講義に出て質問するシーンがあります。その時に20作目に登場するワット君(中村雅俊さん)のことを喋ります。多分構内で迷子になって席に座っちゃったんだと思います。
★長崎は五島の出身だったワット君のことを語る場面で彼の出身地を「宮城県」と間違って紹介します。これってわざと?

マドンナの三田佳子さんは女医さんの役で、作品自体は進学や人生などといった底辺に流れているテーマはかなり重かったと記憶しています。

この作品の公開が終了した頃に寅さんに目覚めるのですが、この作品の鑑賞が当時の私の定めた心のゴールでした。


本日11月25日 夜9時より BS11での放送です。
お楽しみに!

mac

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