玉体杉からしばらく行くと、いきなり急な上り坂になる。
木の根が縦横に張り出し、急で歩きにくい道だ。息を切らしながら頑張って登っていく。
15分ほどで横高山山頂767mに到着する。この辺りの縦走路は、滋賀県と京都府の県境沿いに続いている。
東側に目を転ずれば、琵琶湖がくっきりと見えている。
その後、一旦下って登り返すと水井山山頂794mだ。
14時。標高573mの仰木峠に到着する。大原から近江仰木に抜けるこの道は、古くから開け、歴史的にも名高い峠である。修行の道、信仰の道として、比叡山延暦寺から鞍馬寺を結ぶ仏教の道でもある。源義経も牛若丸の頃、この峠を越えて奥州へ旅立ったという。
急な下りも終わり、緩やかな下りとなり、走りやすくなってきた。
沢に架かる橋を渡る。
沢沿いの気持ち良い道だ。
鹿よけの防護柵を通り抜ける。
視界が開け、やっと里に下りてきたという気分だ。
国道を横断して、北山東部コースの24番標柱も通り過ぎ、さらに先に進む。
27番標柱の場所で、京都一周トレイルのコースから外れ、寂光院方面の道に進む。
いつの間にか、雲がなくなり快晴の好天になっていた。
大きな酒樽とその上を彩るモミジの紅葉がいい感じだ。
このまま寂光院方面に行けば、この日の宿に到着するのだが、まだ15時と時間がある。折角なので、大原三千院まで行こうと、三千院方面に曲がる。曲がって直ぐに広場があり、イチョウの木が見事に黄金色に色づいていた。
三千院入り口にある畑は、素晴らしいコスモス畑だった。
三千院山門に到着する。
三千院の庭は、紅葉の絨毯で覆われている。
庭を散策していると、たくさんの人が同じ方向にカメラを向けている場所があった。何だろうと思ってみてみると、苔の庭に中にお地蔵さんが置かれている。
よく見ると可愛い顔のお地蔵さんだ。周辺にも何体かのお地蔵さんがあり、庭の周りをよく探してみるのもいい。
陽がだいぶ傾き、西日が極楽院を照らす。
16時。西日に照らされた紅葉の木々が、そろそろ帰る時間だと教えてくれているようだ。
16:30。寂光院前の民宿「大原山荘」さんに到着する。やっと1日目の行程が終わった。
参考1.1日目のコースマップ
参考2.1日目の高低図&コースタイム
「2020秋・京都トレイル:2日目寂光院前~江文神社~鞍馬寺」に続く。
木の根が縦横に張り出し、急で歩きにくい道だ。息を切らしながら頑張って登っていく。
15分ほどで横高山山頂767mに到着する。この辺りの縦走路は、滋賀県と京都府の県境沿いに続いている。
東側に目を転ずれば、琵琶湖がくっきりと見えている。
その後、一旦下って登り返すと水井山山頂794mだ。
14時。標高573mの仰木峠に到着する。大原から近江仰木に抜けるこの道は、古くから開け、歴史的にも名高い峠である。修行の道、信仰の道として、比叡山延暦寺から鞍馬寺を結ぶ仏教の道でもある。源義経も牛若丸の頃、この峠を越えて奥州へ旅立ったという。
急な下りも終わり、緩やかな下りとなり、走りやすくなってきた。
沢に架かる橋を渡る。
沢沿いの気持ち良い道だ。
鹿よけの防護柵を通り抜ける。
視界が開け、やっと里に下りてきたという気分だ。
国道を横断して、北山東部コースの24番標柱も通り過ぎ、さらに先に進む。
27番標柱の場所で、京都一周トレイルのコースから外れ、寂光院方面の道に進む。
いつの間にか、雲がなくなり快晴の好天になっていた。
大きな酒樽とその上を彩るモミジの紅葉がいい感じだ。
このまま寂光院方面に行けば、この日の宿に到着するのだが、まだ15時と時間がある。折角なので、大原三千院まで行こうと、三千院方面に曲がる。曲がって直ぐに広場があり、イチョウの木が見事に黄金色に色づいていた。
三千院入り口にある畑は、素晴らしいコスモス畑だった。
三千院山門に到着する。
三千院の庭は、紅葉の絨毯で覆われている。
庭を散策していると、たくさんの人が同じ方向にカメラを向けている場所があった。何だろうと思ってみてみると、苔の庭に中にお地蔵さんが置かれている。
よく見ると可愛い顔のお地蔵さんだ。周辺にも何体かのお地蔵さんがあり、庭の周りをよく探してみるのもいい。
陽がだいぶ傾き、西日が極楽院を照らす。
16時。西日に照らされた紅葉の木々が、そろそろ帰る時間だと教えてくれているようだ。
16:30。寂光院前の民宿「大原山荘」さんに到着する。やっと1日目の行程が終わった。
参考1.1日目のコースマップ
参考2.1日目の高低図&コースタイム
「2020秋・京都トレイル:2日目寂光院前~江文神社~鞍馬寺」に続く。