日本百名山の利尻山の麓を一周するマラソン大会が、毎年利尻島で行われている。今年で17回になるそうだ。以前から、ラン友からの情報でいい大会だと聞いていたので今年こそは行ってみようと思い、3日~5日にかけて7人のメンバーで北海道の利尻島に行ってきた。
5月は、いい天気が続いていたが、6月になってから寒い日が続き、当日の利尻島の天気は最悪だった。千歳空港までは、問題なく飛行機が飛んだが、千歳から利尻の便が飛べるかどうか危うい気象条件だったのだ。2日は、フェリーも飛行機も欠航して、稚内に足止め状態になった人も多かったらしい。そして、3日もフェリーは全便欠航となり、唯一飛行機だけが利尻に向けて飛び立った。飛んだとはいえ、視界不良の場合は、そのまま千歳に引き返すこともあるという条件付きのフライトだ。利尻島近くになると厚い雲に覆われ、引き返すことになるのではと不安が大きくなってきていたが、厚い雲を抜けると海面が見えてきて滑走路が目に入ってきた。そして、利尻空港に無事着陸すると、機内では大きな拍手が上がっていた。
タラップを降り機外に出ると、もう冬の世界だ。強風が吹きすさぶ中、走って空港施設に向かった。
空港でレンタカーを借り、まずは島一周のドライブに出かける。まず最初に行ったのが、利尻山登山口の一つである沓形コースの入口となる見返台園地展望台だ。利尻山を展望できる場所である。運がいい事に雲が取れてきて、利尻山がくっきりと見えてきていた。
海側を見ると、まるで皿を被せたような厚い雲が北側方面に移動していた。
雲の切れ間はちょうど沓形港近くにあり、我々がいる辺りは風も雨もなく今後の天気が回復傾向にある事が予感できた。
利尻山の凛々しい姿をはっきり捉えることが出来、幸先良さそうな気分になっていた。
見返台園地展望台から少し戻って、利尻島でしか飲むことができない「ミルピス」という飲み物を売っている「ミルピス商店」に寄っていく。
海で隔絶された利尻島で広まった謎の飲み物「ミルピス」を出して頂く。値段は一本350円となかなかいい値段だ。透明の瓶には利尻山の図柄とともに「最果て自家製・利尻手作り乳酸飲料・ミルピス」と赤字で書かれている。
製造方法は、この店だけの秘密で、牛乳・砂糖・乳酸・クエン酸・香料などが入っているそうだ。飲んでみると、やや酸っぱめだがスッキリした感じで冷たくて飲みやすい味だった。
その後は、オタトマリ沼など寄ってマラソンコースをほぼぐるっと一周して宿に帰る。
18時半から、利尻島一周悠遊覧人Gの前夜祭に参加する。前夜祭では、豊富な食事が出るというので、宿の夕食は頼んでない。会場に着くと、席は半分くらいしか埋まってなかった。この日のフェリーも欠航になっていたので、フェリーでの参加者が参加できず、飛行機で来島したランナーだけしか参加できなかったのだ。そんな状況ながら、大会実行委員長の挨拶から前夜祭が始まった。
まずは、カンパイの掛け声だ。
各テーブルには、ウニやタコの刺身、かまぼこ、焼き物(イカ、ホッケ、ホタテ、鮭カマ)、三平汁、おにぎり、フルーツ、飲み物が並んでいる。
歓迎行事として、利尻富士町の「秀峰翔太鼓愛好会」のメンバーによる太鼓の演奏があった。
前夜祭後半には、利尻町の特産品「利尻昆布」から誕生したゆるキャラ「りしりん」と、利尻山に棲むシマリスで男の子の「りっぷくん」とメスの女の子「りっぷちゃん」という利尻富士町のマスコットキャラクターも登場する。
20:30。前夜祭は終了となり、会場を後にする。
翌日は、「利尻島一周悠遊覧人G」の大会本番である。早朝4時半には起床できるように早めに就寝する。
「2017利尻島一周悠遊覧人Gツアー:2日目マラソン編」に続く。
5月は、いい天気が続いていたが、6月になってから寒い日が続き、当日の利尻島の天気は最悪だった。千歳空港までは、問題なく飛行機が飛んだが、千歳から利尻の便が飛べるかどうか危うい気象条件だったのだ。2日は、フェリーも飛行機も欠航して、稚内に足止め状態になった人も多かったらしい。そして、3日もフェリーは全便欠航となり、唯一飛行機だけが利尻に向けて飛び立った。飛んだとはいえ、視界不良の場合は、そのまま千歳に引き返すこともあるという条件付きのフライトだ。利尻島近くになると厚い雲に覆われ、引き返すことになるのではと不安が大きくなってきていたが、厚い雲を抜けると海面が見えてきて滑走路が目に入ってきた。そして、利尻空港に無事着陸すると、機内では大きな拍手が上がっていた。
タラップを降り機外に出ると、もう冬の世界だ。強風が吹きすさぶ中、走って空港施設に向かった。
空港でレンタカーを借り、まずは島一周のドライブに出かける。まず最初に行ったのが、利尻山登山口の一つである沓形コースの入口となる見返台園地展望台だ。利尻山を展望できる場所である。運がいい事に雲が取れてきて、利尻山がくっきりと見えてきていた。
海側を見ると、まるで皿を被せたような厚い雲が北側方面に移動していた。
雲の切れ間はちょうど沓形港近くにあり、我々がいる辺りは風も雨もなく今後の天気が回復傾向にある事が予感できた。
利尻山の凛々しい姿をはっきり捉えることが出来、幸先良さそうな気分になっていた。
見返台園地展望台から少し戻って、利尻島でしか飲むことができない「ミルピス」という飲み物を売っている「ミルピス商店」に寄っていく。
海で隔絶された利尻島で広まった謎の飲み物「ミルピス」を出して頂く。値段は一本350円となかなかいい値段だ。透明の瓶には利尻山の図柄とともに「最果て自家製・利尻手作り乳酸飲料・ミルピス」と赤字で書かれている。
製造方法は、この店だけの秘密で、牛乳・砂糖・乳酸・クエン酸・香料などが入っているそうだ。飲んでみると、やや酸っぱめだがスッキリした感じで冷たくて飲みやすい味だった。
その後は、オタトマリ沼など寄ってマラソンコースをほぼぐるっと一周して宿に帰る。
18時半から、利尻島一周悠遊覧人Gの前夜祭に参加する。前夜祭では、豊富な食事が出るというので、宿の夕食は頼んでない。会場に着くと、席は半分くらいしか埋まってなかった。この日のフェリーも欠航になっていたので、フェリーでの参加者が参加できず、飛行機で来島したランナーだけしか参加できなかったのだ。そんな状況ながら、大会実行委員長の挨拶から前夜祭が始まった。
まずは、カンパイの掛け声だ。
各テーブルには、ウニやタコの刺身、かまぼこ、焼き物(イカ、ホッケ、ホタテ、鮭カマ)、三平汁、おにぎり、フルーツ、飲み物が並んでいる。
歓迎行事として、利尻富士町の「秀峰翔太鼓愛好会」のメンバーによる太鼓の演奏があった。
前夜祭後半には、利尻町の特産品「利尻昆布」から誕生したゆるキャラ「りしりん」と、利尻山に棲むシマリスで男の子の「りっぷくん」とメスの女の子「りっぷちゃん」という利尻富士町のマスコットキャラクターも登場する。
20:30。前夜祭は終了となり、会場を後にする。
翌日は、「利尻島一周悠遊覧人G」の大会本番である。早朝4時半には起床できるように早めに就寝する。
「2017利尻島一周悠遊覧人Gツアー:2日目マラソン編」に続く。