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関西では都市型市民マラソンが見白押しで開催されようとしている。昨年12月の「奈良マラソン」を皮切りに、2011年10月に「大阪マラソン」、2011年11月に神戸マラソン、そして2012年3月はしんがりとして「京都マラソン」が予定されている。 特に、多数の世界遺産が登録されている京都で開催されるマラソンとあっては、どんなコースになるかは大いに期待するところである。現在は「京都マラソン」のコース案が発表され広く市民の意見を求めている状況だ。
コース案によれば、 西京極総合運動公園をスタートし、四条通や桂川沿いを通過、嵐山や仁和寺、上賀茂神社などの近くを走る。国立京都国際会館周辺を中間地点とし、鴨川河川敷を南下、銀閣寺や京都大の近くを抜けて平安神宮の大鳥居がゴールになっている。開催日は、3月の第2日曜日を予定し1万5000人の参加を見込んでいる。中でも仁和寺(にんなじ)から竜安寺(りょうあんじ)を経て金閣寺に至る通称「きぬかけの路(みち)」は最大の見どころの一つだという。
ただ、このコースに対して観光シーズンには世界中から1日1万人以上の観光客を集める金閣寺が「参拝客らに迷惑がかかる」としてコース案に反対しているという。同寺を含む市街地北西の山裾の地域が数時間、交通規制によって「陸の孤島」と化すためで、寺側はコース変更を要請しているようだ。
仁和寺と竜安寺は共に「仕方ない」とコースを了承する意向だが、金閣寺だけが反対らしい。世界でも有数の観光地の交通が遮断され、渋滞が長引くことは寺側としては痛手だろうし住民の生活にも支障がきたすことは考えられる。市としてもコース設定には悩むところかもしれない。
ただ、このコースは、有名な神社やお寺の近くを通り、いかにも京都らしいコースのようにも思えるが、実際走ってみてこれらの建物が見えるかどうかは判らない。金閣寺にしても境内を走るわけにもいかないし、コースからは先ず見えないだろう。名前が知れた神社仏閣が見えて、走りながら写真を撮りたくなるようなコースなら尚更いい。全コースの概要は地元民でないのでよく判らないが、京都タワーや二条城の近くもコースにいれてもらったほうが京都観光めぐりコースとなって面白そうな気がする。
京都市は、市民からの意見をもとに4月にもコースを正式決定するそうである。最終的にどんなコースになるか気になるところだが、どんなコースになっても世界で注目を浴びるマラソン大会になること間違いない。「京都マラソン」にはぜひ参加したいが、これも抽選になったら相当凄い倍率になるだろう。
コース案によれば、 西京極総合運動公園をスタートし、四条通や桂川沿いを通過、嵐山や仁和寺、上賀茂神社などの近くを走る。国立京都国際会館周辺を中間地点とし、鴨川河川敷を南下、銀閣寺や京都大の近くを抜けて平安神宮の大鳥居がゴールになっている。開催日は、3月の第2日曜日を予定し1万5000人の参加を見込んでいる。中でも仁和寺(にんなじ)から竜安寺(りょうあんじ)を経て金閣寺に至る通称「きぬかけの路(みち)」は最大の見どころの一つだという。
ただ、このコースに対して観光シーズンには世界中から1日1万人以上の観光客を集める金閣寺が「参拝客らに迷惑がかかる」としてコース案に反対しているという。同寺を含む市街地北西の山裾の地域が数時間、交通規制によって「陸の孤島」と化すためで、寺側はコース変更を要請しているようだ。
仁和寺と竜安寺は共に「仕方ない」とコースを了承する意向だが、金閣寺だけが反対らしい。世界でも有数の観光地の交通が遮断され、渋滞が長引くことは寺側としては痛手だろうし住民の生活にも支障がきたすことは考えられる。市としてもコース設定には悩むところかもしれない。
ただ、このコースは、有名な神社やお寺の近くを通り、いかにも京都らしいコースのようにも思えるが、実際走ってみてこれらの建物が見えるかどうかは判らない。金閣寺にしても境内を走るわけにもいかないし、コースからは先ず見えないだろう。名前が知れた神社仏閣が見えて、走りながら写真を撮りたくなるようなコースなら尚更いい。全コースの概要は地元民でないのでよく判らないが、京都タワーや二条城の近くもコースにいれてもらったほうが京都観光めぐりコースとなって面白そうな気がする。
京都市は、市民からの意見をもとに4月にもコースを正式決定するそうである。最終的にどんなコースになるか気になるところだが、どんなコースになっても世界で注目を浴びるマラソン大会になること間違いない。「京都マラソン」にはぜひ参加したいが、これも抽選になったら相当凄い倍率になるだろう。