昨日8日に浜松市浜北区の静岡県立森林公園で、イノシシが来園者を襲い9人がけがをしたというニュースには驚いた。私のランニングコースの一つにこの森林公園も入っていたからだ。月に数回は、走りに行っている場所であり、運が悪ければ、被害者の一人に入っていたかもしれない。
この森林公園は、いつも多くの人が散歩やランニングをしている場所である。しかも、現れたのが、午後2時頃ということで、まさに白昼堂々と人間を襲ってきたのである。普通、このような野生動物は夜間に活動すると思われるが、昼間から何の理由もなく人間を襲うとは不可解である。何か人間に嫌がらせを受けたとか、子供を守るためとか理由があるのだろうか?いずれにせよ、当面安全が確保されるまでは、森林公園には立ち入ることが出来そうもない。
今日からは、猟友会の人たちで、来園者が襲われた「水辺の広場」周辺から山側のねぐらがありそうな斜面などにわなを仕掛けたそうだ。山で出会って一番恐ろしいのは熊であるが、そっと引き下がれば熊も立ち去ってくれる。しかし、イノシシは、猪突猛進とばかりに、いきなり飛び掛かってくると逃げようがない。里山では、イノシシのほうが危険かもしれない。早々に、捕まってほしいものだ。