60キロ近くになった。またしても「恋人の聖地」「せっぷんトンネル」「パワースポット」などという気になる文字が見えてきた。

窓岩ポケットパーク付近を通過する。

「八世乃洞門」トンネルのすぐそばに垂水の滝がある。この滝は、流れが直接海に注いでいることで知られ、別名「吹き上げの滝」としても知られているそうだ。真冬になって、強い海風が吹き付けると、流れ落ちる水が強風にあおられて上に向かって吹き上がるという。

深く青い海を見ながら先に進む。この頃から、急激に歩みが遅くなり前半の貯金を大きく食いつぶしていた。

それにしても、驚く程海がきれいである。

重要無形民俗文化財だという「揚げ浜塩田」の場所に着いた。

ここは、NHKの朝ドラ「まれ」の舞台にもなった桶作さんの塩田である。ドラマで見た塩田を間近で見られて良かった。

これは、ゴジラ岩。後ろから見たゴジラの姿によく似ている。

15:05。73キロの関門をなんとか通過する。貯金を残り5分まで食いつぶしてしまった勘定だ。次の関門まではあと13キロを1時間半で走らないといけない。調子が良い時なら、頑張ればギリギリ間に合うかもしれないが、きつい上り坂があることを考えれば、もう絶望的な時間になっていた。

ラケット道路と呼ばれる登り坂に差し掛かった。平均勾配5%、最大勾配11%というきつい登り坂だ。

途中で、収容車に2回ほど呼び止められたが、椿展望台までは走っていくと乗車を断る。

椿展望台のエイドまで行くと、もう次の関門までは間違いなく間に合わないし、最終バスの時間にも間に合わなくなるということで、強制収容されてしまった。まだ頑張って走る気力はあったが、スタッフに迷惑をかけてはいけないと思い、やむなくリタイアとなってしまった。

結局80キロほど走ったところで、今回も100キロマラソンは完走できなかった。自分にとっては、このところ100キロマラソンは厳しいものになってきてしまった。原因は、練習量が昔ほど多くないことだろう。練習はウソをつかないというから、まさに図星だ。だからといって心機一転頑張って走りこみしなければという気持ちにもなれない。歳をとったせいなのかなあ。

窓岩ポケットパーク付近を通過する。

「八世乃洞門」トンネルのすぐそばに垂水の滝がある。この滝は、流れが直接海に注いでいることで知られ、別名「吹き上げの滝」としても知られているそうだ。真冬になって、強い海風が吹き付けると、流れ落ちる水が強風にあおられて上に向かって吹き上がるという。

深く青い海を見ながら先に進む。この頃から、急激に歩みが遅くなり前半の貯金を大きく食いつぶしていた。

それにしても、驚く程海がきれいである。

重要無形民俗文化財だという「揚げ浜塩田」の場所に着いた。

ここは、NHKの朝ドラ「まれ」の舞台にもなった桶作さんの塩田である。ドラマで見た塩田を間近で見られて良かった。

これは、ゴジラ岩。後ろから見たゴジラの姿によく似ている。

15:05。73キロの関門をなんとか通過する。貯金を残り5分まで食いつぶしてしまった勘定だ。次の関門まではあと13キロを1時間半で走らないといけない。調子が良い時なら、頑張ればギリギリ間に合うかもしれないが、きつい上り坂があることを考えれば、もう絶望的な時間になっていた。

ラケット道路と呼ばれる登り坂に差し掛かった。平均勾配5%、最大勾配11%というきつい登り坂だ。

途中で、収容車に2回ほど呼び止められたが、椿展望台までは走っていくと乗車を断る。

椿展望台のエイドまで行くと、もう次の関門までは間違いなく間に合わないし、最終バスの時間にも間に合わなくなるということで、強制収容されてしまった。まだ頑張って走る気力はあったが、スタッフに迷惑をかけてはいけないと思い、やむなくリタイアとなってしまった。

結局80キロほど走ったところで、今回も100キロマラソンは完走できなかった。自分にとっては、このところ100キロマラソンは厳しいものになってきてしまった。原因は、練習量が昔ほど多くないことだろう。練習はウソをつかないというから、まさに図星だ。だからといって心機一転頑張って走りこみしなければという気持ちにもなれない。歳をとったせいなのかなあ。
きついコースでしたが、完走おめでとうございます。
お疲れ様でした。
11月も、山あり海ありのきついコースですが、エイドを楽しみにゆっくり走ります。
お会いできたら、よろしくです。
今回はアレでしたが、皆さん3人からパワー頂いて、完走できました。
頑張り続けましょー!
11月またまたよろしくです(^ ^)
これだけでも、能登半島を走った甲斐があったというものです。
あんなに沢山のお出かけの合間を縫っての100キロウルトラマラソン・・
何度も100キロマラソンの事を伺っていますが 走る という事を全くしないわたしでも 毎回気が遠くなる気がします。
それでも すばらしい景観の写真 今回も楽しませていただきました。
荒い海のイメージのある能登日本海ですが 穏やかで透明感もすばらしくて 海の傍のマラソンは写真で見せていただくだけでも 気持ちが良くて気が晴れます。
有難うございました。
大会テーマは「道は厳しく、人はやさしく」ということで、きついコースでしたが、スタッフの対応は優しく温かい雰囲気でした。
一度は参加されてみてはどうでしょう。
私より年長の諸先輩達は、どうどうと完走してますから単純に歳のせいとは言えません。
昔ほど、走ることへの意欲が少なくなってきたのでしょう。
お疲れ様でした。
そして残念ですね。
でもコメントからはそれほど悔しそうではないですね。
そうですね、年のせいにはしたくなくても確実に衰えてきますね。
小生も色々言いわけを考えると今回の故障の一番の原因はどうも遠山郷での激坂を登りは速かったのに下りでは若者たちにどんどん追い抜かれてしまい、張り合って少し頑張ったせいかなと反省しています。