10:34。烏帽子小屋で、昼食休憩をしたのち烏帽子岳へと向かう稜線に向かう。前方に見えるのは、ニセ烏帽子だ。
花崗岩と白い砂礫、ハイマツの中を進んでいく。明るくて気持ちよい道だ。
眼下には、タクシーで上がってきた高瀬ダム湖が見える。
10:46。ニセ烏帽子を通り過ぎると、目の前に本物の烏帽子岳がド~ンと飛び込んできた。縦長の岩が柱のようにそびえ立っていて、あの先端まで登ることができるのか心配になる。それにしても、カッコいい山だ。
10:55。烏帽子岳と南沢岳への分岐に着く。迷わず、烏帽子岳方面に向かう。
間近まで来ると、ハイマツ帯の中の登山道が見える。
岩稜帯に入ると、垂直に登る鎖場が現れた。
先行する登山者が見えたので、何とか行けそうなことがわかり安心する。
今度は、横向きになって鎖場を進む。
ほどなく、烏帽子岳の標柱が岩に括り付けてあるのが見えた。地面が全くないから、岩に括り付けておくしかないのだろう。岩の上に登山者の姿が見えるが、入れ替わりで、そこまでは何とか登ってみることが出来た。
登った岩の隣に最高点のもっと高い岩峰があったが、さすがに怖くて登れない。その先に見えるのは、野口五郎岳だ。
北側の南沢岳との鞍部は広々したハイマツと草原で、四十八池と呼ばれる池塘が点在しているのが見える。そして、南沢岳、不動岳、船窪岳、七倉岳へと続く稜線が続いている。
北西側には、立山連峰、剱岳の頭が見えている。
南西側には、水晶岳から赤牛岳に続く稜線。野口五郎岳と水晶岳の間に見えるのは鷲羽岳か?
烏帽子岳山頂で、360度の大展望を楽しんだ後、分岐から南沢岳方面に向かう。トリカブトが一面に咲いている。
南沢岳の鞍部は、四十八池と呼ばれる池塘が点在しており天上の庭園だ。
南沢岳の右側に見えるのが、針ノ木岳だ。剱岳みたいな形で、ここから見るとこれもまたいい。
四十八池を一通り見終わり引き返す事にする。四十八池では最も大きい池に、烏帽子岳の岩峰が写り込んでいる。
13:00。烏帽子小屋に戻る。
夕食は、烏帽子小屋名物のボルシチ定食だ。ボルシチは、ウクライナの伝統料理で、テーブルビートとタマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作るという。山小屋で、こんな料理が出るとは思わなかった。
夕方からは、気温が下がってきて小屋の中も寒くなってきた。夕焼けが見えるか外に出ても雲が多く期待できないので、早々に部屋に戻り早めに寝込んだ。
参考1.1日目のコースマップ
参考2.1日目の高低図
「2017烏帽子岳登山:2日目三ツ岳~ブナ立尾根~七倉山荘」に続く。
花崗岩と白い砂礫、ハイマツの中を進んでいく。明るくて気持ちよい道だ。
眼下には、タクシーで上がってきた高瀬ダム湖が見える。
10:46。ニセ烏帽子を通り過ぎると、目の前に本物の烏帽子岳がド~ンと飛び込んできた。縦長の岩が柱のようにそびえ立っていて、あの先端まで登ることができるのか心配になる。それにしても、カッコいい山だ。
10:55。烏帽子岳と南沢岳への分岐に着く。迷わず、烏帽子岳方面に向かう。
間近まで来ると、ハイマツ帯の中の登山道が見える。
岩稜帯に入ると、垂直に登る鎖場が現れた。
先行する登山者が見えたので、何とか行けそうなことがわかり安心する。
今度は、横向きになって鎖場を進む。
ほどなく、烏帽子岳の標柱が岩に括り付けてあるのが見えた。地面が全くないから、岩に括り付けておくしかないのだろう。岩の上に登山者の姿が見えるが、入れ替わりで、そこまでは何とか登ってみることが出来た。
登った岩の隣に最高点のもっと高い岩峰があったが、さすがに怖くて登れない。その先に見えるのは、野口五郎岳だ。
北側の南沢岳との鞍部は広々したハイマツと草原で、四十八池と呼ばれる池塘が点在しているのが見える。そして、南沢岳、不動岳、船窪岳、七倉岳へと続く稜線が続いている。
北西側には、立山連峰、剱岳の頭が見えている。
南西側には、水晶岳から赤牛岳に続く稜線。野口五郎岳と水晶岳の間に見えるのは鷲羽岳か?
烏帽子岳山頂で、360度の大展望を楽しんだ後、分岐から南沢岳方面に向かう。トリカブトが一面に咲いている。
南沢岳の鞍部は、四十八池と呼ばれる池塘が点在しており天上の庭園だ。
南沢岳の右側に見えるのが、針ノ木岳だ。剱岳みたいな形で、ここから見るとこれもまたいい。
四十八池を一通り見終わり引き返す事にする。四十八池では最も大きい池に、烏帽子岳の岩峰が写り込んでいる。
13:00。烏帽子小屋に戻る。
夕食は、烏帽子小屋名物のボルシチ定食だ。ボルシチは、ウクライナの伝統料理で、テーブルビートとタマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作るという。山小屋で、こんな料理が出るとは思わなかった。
夕方からは、気温が下がってきて小屋の中も寒くなってきた。夕焼けが見えるか外に出ても雲が多く期待できないので、早々に部屋に戻り早めに寝込んだ。
参考1.1日目のコースマップ
参考2.1日目の高低図
「2017烏帽子岳登山:2日目三ツ岳~ブナ立尾根~七倉山荘」に続く。