とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017烏帽子岳登山:1日目烏帽子岳~四十八池~烏帽子小屋

2017-09-12 18:04:26 | 山登り
10:34。烏帽子小屋で、昼食休憩をしたのち烏帽子岳へと向かう稜線に向かう。前方に見えるのは、ニセ烏帽子だ。


花崗岩と白い砂礫、ハイマツの中を進んでいく。明るくて気持ちよい道だ。


眼下には、タクシーで上がってきた高瀬ダム湖が見える。


10:46。ニセ烏帽子を通り過ぎると、目の前に本物の烏帽子岳がド~ンと飛び込んできた。縦長の岩が柱のようにそびえ立っていて、あの先端まで登ることができるのか心配になる。それにしても、カッコいい山だ。


10:55。烏帽子岳と南沢岳への分岐に着く。迷わず、烏帽子岳方面に向かう。


間近まで来ると、ハイマツ帯の中の登山道が見える。


岩稜帯に入ると、垂直に登る鎖場が現れた。


先行する登山者が見えたので、何とか行けそうなことがわかり安心する。


今度は、横向きになって鎖場を進む。


ほどなく、烏帽子岳の標柱が岩に括り付けてあるのが見えた。地面が全くないから、岩に括り付けておくしかないのだろう。岩の上に登山者の姿が見えるが、入れ替わりで、そこまでは何とか登ってみることが出来た。


登った岩の隣に最高点のもっと高い岩峰があったが、さすがに怖くて登れない。その先に見えるのは、野口五郎岳だ。


北側の南沢岳との鞍部は広々したハイマツと草原で、四十八池と呼ばれる池塘が点在しているのが見える。そして、南沢岳、不動岳、船窪岳、七倉岳へと続く稜線が続いている。


北西側には、立山連峰、剱岳の頭が見えている。


南西側には、水晶岳から赤牛岳に続く稜線。野口五郎岳と水晶岳の間に見えるのは鷲羽岳か?


烏帽子岳山頂で、360度の大展望を楽しんだ後、分岐から南沢岳方面に向かう。トリカブトが一面に咲いている。


南沢岳の鞍部は、四十八池と呼ばれる池塘が点在しており天上の庭園だ。


南沢岳の右側に見えるのが、針ノ木岳だ。剱岳みたいな形で、ここから見るとこれもまたいい。


四十八池を一通り見終わり引き返す事にする。四十八池では最も大きい池に、烏帽子岳の岩峰が写り込んでいる。


13:00。烏帽子小屋に戻る。


夕食は、烏帽子小屋名物のボルシチ定食だ。ボルシチは、ウクライナの伝統料理で、テーブルビートとタマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作るという。山小屋で、こんな料理が出るとは思わなかった。


夕方からは、気温が下がってきて小屋の中も寒くなってきた。夕焼けが見えるか外に出ても雲が多く期待できないので、早々に部屋に戻り早めに寝込んだ。

参考1.1日目のコースマップ


参考2.1日目の高低図


「2017烏帽子岳登山:2日目三ツ岳~ブナ立尾根~七倉山荘」に続く。

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2 コメント

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ピーク (かわい)
2017-09-12 19:07:06
やー、とっちーさんも烏帽子のピークは登れなかったですか。かくいう私もそこまでは行きのぞき込んだりはしたんですが怖くて登らないと言うか登れなかったですね。
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かわいさんへ (とっち―)
2017-09-12 21:51:02
手前のピークには何とか登れましたが、下りる時が怖かったですね。最高峰のピークは、手や足をかけるとこもなく登れませんね。
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