3日目は、姫路ゆめさき川温泉「夢乃井」から雪彦山(せっぴこさん)の登山口に向かう。
30分ほどで登山口に到着する。雪彦山は、姫路市の北約27km、夢前(ゆめさき)川の最深部に鋭い三角形の岩峰がそそり立つ。雪彦山は新潟県の弥彦山(やひこやま)、福岡県の英彦山(ひこさん)とともに、修験道の山として開かれ、今でも行者たちの信仰登山の対象となっている。
登山口からいきなりの急登が始まる。この日は、猛暑日となるとの事で朝から非常に暑く、額や首、腕、背中などから汗が噴き出てくる。
やがて頭上に大きな不動岩がありこれを巻いて上る。
不動岩から上もしばらく岩尾根が続く。
いつもだったらスリルがあって面白い岩場なのだが、暑くて汗が止まらず、厳しい登りが続く。
登り切ると展望台に着く。ここから雪彦山の大天井岳やクライマーが登る絶壁が見える。雪彦山を一番近くで一番美しく見られるベストスポットだ。
展望台の直ぐ上が行者堂跡で比較的緩やかな尾根が続き登って行く。時々岩場もあるがそれほど厳しくはない。やがて左に巻くようになり谷筋へ下ると、出雲岩と呼ばれている巨大岩が現われる。
出雲岩を左に巻いて登る。岩場が続き、登り切ると覗岩とセリ岩につく。セリ岩は巨大な饅頭のような形で、幅3、40センチの大きな割れ目がある岩だ。
セリ岩の隙間は、太った人は通り抜けることができない。我々のメンバーは全員無事通り抜けることができた。
セリ岩を無事通過すると、山頂までの急な岩場がある。そこのクサリ場をクリヤーすると大天井岳山頂に到着する。大天井岳は、通称で雪彦山と呼ばれている。夢前町の解説板によれば、雪彦山は洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の総称で、その洞ヶ岳は、大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の四つに分かれている。つまり、大天井岳に登れば雪彦山制覇と言ってもいいのだ。
大天井岳からは、不行岳、地蔵岳にも行けるのだが、こちらはかなり上級者向けの山となり危険度も増すので、三角点、鉾立山を周回するコースに向かう。この先は、険しい岩場はないが、今までの疲れが出てきてちょっとしたアップダウンが応える。
30分ほどで三角点のある標高915m地点に到着する。ここも通称で“雪彦山”と呼ばれており、我々はここまで来たところで、雪彦山に登ったことにした。
9人のメンバーのうち、三彦山(雪彦山、弥彦山、英彦山)を制覇したのは、3人だけだ。
さらに20分ほど歩くと、鉾立山950mに到着する。さすがにみんな疲れているようだ。
ジャンクションピークを過ぎると、長い下りが始まる。
しばらく杉林の急坂を下り、石ころの沢を下る。沢を渡渉しながら下ると途中にナメ滝が見える。
虹ヶ滝を見て渡渉し、左岸の尾根に出て更に下っていく。
砂防ダムを過ぎ、林道を下ると出発地点の登山口に着き、全員無事下山する。その後、姫路駅前の銭湯で汗を流し、帰路についた。中国地方遠征登山は、これで三座全て予定通り制覇することができて大満足だった。
参考1.雪彦山の高低図&コースタイム
参考2.雪彦山のコースマップ
30分ほどで登山口に到着する。雪彦山は、姫路市の北約27km、夢前(ゆめさき)川の最深部に鋭い三角形の岩峰がそそり立つ。雪彦山は新潟県の弥彦山(やひこやま)、福岡県の英彦山(ひこさん)とともに、修験道の山として開かれ、今でも行者たちの信仰登山の対象となっている。
登山口からいきなりの急登が始まる。この日は、猛暑日となるとの事で朝から非常に暑く、額や首、腕、背中などから汗が噴き出てくる。
やがて頭上に大きな不動岩がありこれを巻いて上る。
不動岩から上もしばらく岩尾根が続く。
いつもだったらスリルがあって面白い岩場なのだが、暑くて汗が止まらず、厳しい登りが続く。
登り切ると展望台に着く。ここから雪彦山の大天井岳やクライマーが登る絶壁が見える。雪彦山を一番近くで一番美しく見られるベストスポットだ。
展望台の直ぐ上が行者堂跡で比較的緩やかな尾根が続き登って行く。時々岩場もあるがそれほど厳しくはない。やがて左に巻くようになり谷筋へ下ると、出雲岩と呼ばれている巨大岩が現われる。
出雲岩を左に巻いて登る。岩場が続き、登り切ると覗岩とセリ岩につく。セリ岩は巨大な饅頭のような形で、幅3、40センチの大きな割れ目がある岩だ。
セリ岩の隙間は、太った人は通り抜けることができない。我々のメンバーは全員無事通り抜けることができた。
セリ岩を無事通過すると、山頂までの急な岩場がある。そこのクサリ場をクリヤーすると大天井岳山頂に到着する。大天井岳は、通称で雪彦山と呼ばれている。夢前町の解説板によれば、雪彦山は洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の総称で、その洞ヶ岳は、大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の四つに分かれている。つまり、大天井岳に登れば雪彦山制覇と言ってもいいのだ。
大天井岳からは、不行岳、地蔵岳にも行けるのだが、こちらはかなり上級者向けの山となり危険度も増すので、三角点、鉾立山を周回するコースに向かう。この先は、険しい岩場はないが、今までの疲れが出てきてちょっとしたアップダウンが応える。
30分ほどで三角点のある標高915m地点に到着する。ここも通称で“雪彦山”と呼ばれており、我々はここまで来たところで、雪彦山に登ったことにした。
9人のメンバーのうち、三彦山(雪彦山、弥彦山、英彦山)を制覇したのは、3人だけだ。
さらに20分ほど歩くと、鉾立山950mに到着する。さすがにみんな疲れているようだ。
ジャンクションピークを過ぎると、長い下りが始まる。
しばらく杉林の急坂を下り、石ころの沢を下る。沢を渡渉しながら下ると途中にナメ滝が見える。
虹ヶ滝を見て渡渉し、左岸の尾根に出て更に下っていく。
砂防ダムを過ぎ、林道を下ると出発地点の登山口に着き、全員無事下山する。その後、姫路駅前の銭湯で汗を流し、帰路についた。中国地方遠征登山は、これで三座全て予定通り制覇することができて大満足だった。
参考1.雪彦山の高低図&コースタイム
参考2.雪彦山のコースマップ