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昨日の夜、NHKハイビジョンで『憂いの阿修羅 天平の謎を追う』という番組が放送されていた。古代奈良の歴史に嵌っている「くーかいさん」から頼まれてビデオに録画したのだが、ビデオの不調なのか1時間半の番組が30分しか録れてなかった。きっと楽しみにしていたはずだろうに、とんだ大失敗だった。最後まで録れていなければ意味がない番組である。これは困ったと思い、ネットで再放送の情報がないか調べてみたがよくわからない。潔く謝るしかないかと思っていたが、テレビ番組の情報誌をしつこく探していたら、やはりあった。再放送が…。5月17日(日)BSハイビジョンで午後4時半から6時に再放送があるようだ。「くーかいさん」ブログ見てるだろうか?次は必ず失敗しないように録画するので安心されたし。
ちなみに、阿修羅が注目されているのは何故か調べてみた。今、東京の上野公園にある国立博物館で「国宝 阿修羅展」が開催されているようだ。来年創建1300年を迎える奈良・興福寺が所蔵している仏像など約70点を展示し、三面六臂(3つの顔と6本の腕)の「阿修羅立像」が一番の目玉だ。東京では57年ぶりの公開で、連日1万人が押しかけ行列ができるほどの人気らしい。ガラス越し展示の興福寺とは違い“露出展示”なので、後ろ姿も見られる。立像は華奢だが、赤みがさす小さめの顔は美しく哀愁がある。立像に、両手を合わす人、頭を垂れる人など多くの人が、この「阿修羅立像」に引きつけられているそうだ。テレビでもそんなところに注目して特集があったのかもしれない。
ちなみに、阿修羅が注目されているのは何故か調べてみた。今、東京の上野公園にある国立博物館で「国宝 阿修羅展」が開催されているようだ。来年創建1300年を迎える奈良・興福寺が所蔵している仏像など約70点を展示し、三面六臂(3つの顔と6本の腕)の「阿修羅立像」が一番の目玉だ。東京では57年ぶりの公開で、連日1万人が押しかけ行列ができるほどの人気らしい。ガラス越し展示の興福寺とは違い“露出展示”なので、後ろ姿も見られる。立像は華奢だが、赤みがさす小さめの顔は美しく哀愁がある。立像に、両手を合わす人、頭を垂れる人など多くの人が、この「阿修羅立像」に引きつけられているそうだ。テレビでもそんなところに注目して特集があったのかもしれない。
この時は炎天下の40分待ち。
「阿修羅像」は文字通り一周できるのすが もの凄い混みようで近くには寄れません、前回日光菩薩月光菩薩の時は もっと凄かったです。
くーかんさんが どちらにお住いか判りませんが 上野まで いらしたでしょうか。
貴方の優しさに・・(神田川を口ずさみながら)・・うるうる
阿修羅像のある興福寺は藤原家にかかわるものであることは知ってはいたものの、以前に2度ほど興福寺に行き見ていたので、さほど気にはしていなかったのです。
ところがちょうど連休中に藤原鎌足の子、藤原不比等に関する本を読んで、飛鳥から藤原京そして平城京へと、彼が持統天皇(天智天皇の娘であり天武天皇の后)に取り入り、権謀術数の限りを使い、わが子や孫をを天皇にまでおしやって後の藤原家の栄華の礎をつくったということを知り、がぜん興味がわいてきたのです。
あの奈良東大寺の正倉院に納められている御物は聖武天皇の遺品ですが、聖武天皇は不比等の孫であり、天皇の后は不比等の実の娘なのです。ですから自分の子供と孫を結婚させているのです。
そして娘の光明皇后の母親は、不比等がすでに3人の子持ちであった人妻を離婚させて、強引に自分の妻として迎え、そして出来た子供が光明皇后。なんとも凄まじい。
あの阿修羅像は、光明皇后が母親の橘三千代のために作らせたものなんです。
NHKの番組はタイムリーでした。見切り発車さんんの言われるように、その事実を知って、いてもたってもいられなくなり、6月6日(翌7日で展覧会は終了)に上野へ行くことにしました。浜松から東名バスに乗って、一泊してきます。翌日7日はちょうど同窓会があり、上京することになっていたので、まさにこの日に合わせて、すべての私の行動を動かせてくれているのでしょうか?あの阿修羅様が・・・
とっちーさんの録ってくれたDVDを見て、予備知識を蓄えて行きたいと思います。
本当に感謝感謝です。
やはり凄いものは東京に行けば見ることができるのですね。地方にいると、そんな情報もなかなか回ってきません。ただ、人が多すぎてじっくり見られないのが欠点ですが。
テレビでは、アップでじっくり阿修羅様の三面のお顔を拝見できました。今は、この阿修羅立像のファンクラブもあるらしいですよ。
30分しか録れてなかったけど、30分だけはしっかり見ました。ハイビジョン画像で360度の方向からじっくり阿修羅像を映してくれました。正面の顔は凛々しい顔ながら憂いのある表情に何故か惹きつけられました。また左右の顔も微妙に表情が違い何を意味するのか興味を惹かれる仏像ですね。
本来阿修羅とは戦いの神様で、ほとんどは憤怒の形相で描かれていますね。この興福寺の阿修羅立像はその点では異色といえますが、そのあたりの謎もテレビの後半で解き明かしてくれるのかもしれません。
くーかいさんの藤原不比等の権謀術数に長けた話を読んでいるうちに血縁関係がどうなっているのか訳が判らなくなりました。この頃の天皇家は凄まじいものですね。また、光明皇后が阿修羅像を作らせた理由なんかもテレビで明らかになるかもしれません。私も再放送でそのあたりをよく見ておきますよ。
阿修羅像のあの表情は 暴れようとして来たのに 偶然聴いたお釈迦様の御説法に 心を引き込まれた その 表情なのだそうです。
・・・と たしか 言ってたような?・・(^^;)
ちょっとクーカイさんに 横レスです。
とっちーさん ごめんなさい。
日記に行ってみましたが 公開してなかったので こちらをお借りして 一言。
クーカイさん 読んで下さるでしょうか。
>クーカイさん
「阿修羅展」最終日にお出でになるそうですね。
間に合って 良かったです。
阿修羅像だけではなく「八部衆」や「十大弟子像」も出展され
また 法隆寺からの特別出品で
「橘の逗子の三尊(阿弥陀三尊蔵 橘夫人念持仏」も 出品されておりました。
もう ご存知かもしれませんが
美術館は展覧会最終日は時間が早く終わってしまうことが有ります。
時間を確認して下さった方が 安心かもです。
どうぞ 楽しいご旅行を。
アドバイス、ありがとうございます。早速東京国立博物館のHPにアクセスしてみました。
八部衆像や十大弟子像も展示されているとは、ラッキーですね。
母親の橘三千代が733年に亡くなり、翌年に一周忌の供養のため、興福寺西金堂を建立し、釈迦如来、釈迦の十大弟子、四天王、阿修羅像を含む八部衆像などを安置したとのこと。
さらに法隆寺の国宝「橘夫人の念持仏」も出展されているとは、ますます興味がそそられます。
幸い奈良国立博物館で1年間有効のパスポート(友の会カード)を購入してありますので、入場料は無料です。(年間3000円で、東京・京都・奈良・九州の国立博物館の特別展は6回まで、常設展は何回でも無料となりますので、3回以上行けば大変お得です。)
HPを見ると、午前中は1~2時間の入場制限もありうるとか。ただし土・日は20時まで開かれているようですので、気長に丸1日かけて、穴の開くほど鑑賞してきます。
とっちーさん、ありがとうございます。あなたのブログのお陰で、こうして見切り発車さんとコンタクトをもてました
くーかいさん、いい情報もらってよかったですね。6月の山登りをやめてまで東京へ行くといっていたのはこのことだったのですね。私の録ったDVDをよく見てしっかり本物のよさを味わってきて下さい。
くーかんさんではなく
クーカイさんでもなく
くーかいさんでした、大変失礼致しました。
パスポート 大変お得ですね、
国立博物館 私はめったに行きませんが 今回の阿修羅様の拝観料?は1500円でした、二回で元がとれますね・・なんて事を言うと笑われますね。
とっちーさんが 二上山にいらしたとき 同道なさった ええっと 確か飛鳥に詳しい方 って きっと くーかいさんですね。
藤原不比等に関するイロイロ・・・おどろおどろしくも人間くさいお話 有り難うございました。