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たまーに、ネットで映画を見ます。この「八日目の蝉」も、少し前GYAOで見られたのですが、終わっちゃった? 確か日本アカデミー賞で、井上真央が主演女優賞をとったと思います。そのとき映画を観ていなかったので、なんで誘拐された娘が主演なの? と思いました。小説では誘拐した女性が主人公でしたから。ようやく映画を観て、なるほどと思った次第です。小説をそのままなぞるのではなく、娘の視点を全面に出してできあがっている作品でした。そして、小説でも映画でも、やはり最後のほうで、誘拐犯の女性が言う台詞が泣かせてくれる。
ひたすら女性の映画であり、小説なのだなあというのも今回観た感想でした。男が浮気なんてしなければ、こんなことはないわけですからね。(そこもまた人間ってこういうものってことなのかなあ)角田光代さん、最近の作品とか読んでいないのですが、こういう代表作があるって、すばらしい。最初のころは児童文学も書いてらしたんですよね。(←遠い目)最近ので、これがいいよというのとか、ありましたら教えてください。
雪解けの田と残る白鳥
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神戸のTさん、メッセージありがとうございます。白鳥がうちのまん前に来るのは、私もいいなあと思っています。でも数年前までは、市民がこぞって川や沼でエサをあげていたので田んぼにエサを求めてくることはありませんでした。鳥インフルエンザの影響で、エサをもらえなくなった白鳥たちなのです。