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10月29日
句友舟まどひさんの句集『これがかうなる』の出版記念会が日比谷パレスで行われました。
句集の表紙となった帯をまとった美しいまどひさんを囲んで、2時間朗読が中心というすばらしい会でした。「童子」は、いろいろなプロの集まり。メインはアナウンサーでもある薔薇(そうび)さんの俳人久保田万太郎の短編小説「三の酉」。地の文、二人の男女の会話の絶妙な読み分けに、聞き入りました。あとは、文才にかけては右に出るもののないと言われるほどのまどひさんのエッセイを、主宰や同人が読みます。ああ、耳で聞くっていいなーと思います。副主宰は、「太平記」と「平家物語」のさわりを暗唱。日本語の調べの美しさに酔いました。
私は発起人のひとりとして、以前から準備を重ね、会では開会の辞をやれと言われ、「これから~」と言えばいいんですよね、と言ったところ主宰からそんなんじゃダメよ。と。うーん。たったあれだけで悩むのですから、小者です。
お料理もおいしかった。
繰りかえしになりますが、耳で聞いて美しい文章っていいなーというのを実感しました。このごろの児童文学では、だれのが相当するかなあ。幼年ものは、当然これ大事ですが、高学年向けだってそうですよね。
すばらしい会だったのも、皆さまのお力があったこそ。ありがとうございました。行き届かなかった点、失礼のあった方などいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。(案外ここを見てくださっている方もいるようなので、ありがとうございます)