fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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季語を実践しようと思ったがー菊焚く

2013年11月14日 | 日記

             

畑の菊が、枯れつつあります。放っておいても、そこに雪が積もるだけなのでいいのですが、そうだ「菊焚き火」してみようと思い立ちました。歳時記を読むと、「菊枯れる」の項に焚くとほのかな匂いがするとあります。

 で、やってみました。まずは枯菊を刈って。

    

 一斗缶の下の部分に風穴が開いた、ものを燃やすためのものがあるので、そこに入れて新聞紙に火をつけ……。新聞紙は燃えたし、菊の葉もいくらか燃えたのですが、なかなか火がちゃんとつきません。そうか、まだ伐ったばかりの菊だから水分が多いってことだ。ならば一日乾燥させて。ということで再度夕方やってみましたが、やはりうまくつきません。菊の枯れかたが足りないのか、火のつけかたがへたなのか。残念無念。火遊びして火事でも出したら大変なので、あきらめました。

 来年は、菊枕でも作ってみましょうか。久女は、菊枕を虚子に送ったとか。いまでいうストーカー的なところがあったのかもですね。菊枕を女から送られたら、引くだろうなあ。

白妙の菊の枕をぬひ上げし
ぬひあげて菊の枕のかほるなり   杉田久女