Information
『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。
童子全国大会が浜松で開かれました。私は前日から行き、東海道30番目の宿場である舞阪を吟行。浜名湖の漁港の牡蠣漁の舟のあるあたりを目指しました。
京から近い海である「近江」に対して、遠い海である「遠江(とおとうみ)」と言われた浜名湖。その出入り口のところにある舞阪漁港です。
最高のお天気でした。
浜名湖といえばなんといってもウナギですが、ここはシラス漁が有名。でもシラスは春の季語だし、牡蠣も揚がっているという下調べをしていたので、(なにせ牡蠣は冬の季語だから)そこにいた舟の人にきいてみました。すると牡蠣の水揚げは朝に来ないとだめ(そりゃそうだよね)ということです。
フグのエサ(イワシに塩)
これもフグのエサ(アジ)
その方は、翌日のフグ漁の準備をしていたわけで、でもでもそこにいたもう一人のおじさんにしつこく「牡蠣を剥いているところとかはないですか? 見たいんですが」と言ったところ、「女房の在所でやってるかも」と自転車で一度見に行って、やっていたからと案内してくださり!
雁木(がんげ)と呼ばれる船着き場から、小屋までの道がまたよくって。あちこちに「牡蠣」という幟があり、そのおじさんの奥さんの在所(この場合は実家)へ。小屋で牡蠣割、牡蠣剥きの作業をしているところ、存分に見せていただきました。いやー、おもしろかった。(写真なし)