オオカミのお札 2018年01月31日 | 日記 うちが今のところに引っ越してきたのが12年前。その頃は田んぼがたくさんありましたが、今はほんの数枚。畑もどんどん減っています。 が、残っている近所の畑に、「オオカミのお札」が! 去年もあったかどうか、覚えていません。 オオカミは、農業の神様(正確には、眷属・・・神の使い)として青梅御嶽山に祀られています。御嶽山を源流とした多摩川流域に、このオオカミ信仰は広まっているわけです。オオカミは、野菜に被害を与えるイノシシやテンを駆逐するから。 蔵とか、お宮とか、玄関の上のほうとかは見たことありましたが、こうして畑にさしてあるのは、初めて見ました。 転じて、家を守るお札となってもいるわけです。 ということをベースに書いて、昨年出版された物語、『オオカミのお札』シリーズ(くもん出版)が、こちら。 一巻 江戸時代『かヨが聞いた声』 二巻 戦時中『正次が見た影』 三巻 現代『美咲が感じた光』 小学校高学年から読める物語ですが、大人の皆さまから「よかった」という感想をたくさんいただいております。ぜひ、お読みいただけたらと願っております。