『ようかいふとんかぶせ』三野誠子作・いとうみつる絵(岩崎書店) 2023年01月08日 | 本の紹介 こわいがいっぱい おばけのはなし シリーズの一冊です。 子どもが初めて接する怪談話のシリーズです。幼年童話なので、こわすぎて、夜眠れないようではこまります。 こわい中にも、ほっとできる。ほどほどにこわい。そういうシリーズなのではないかと思います。 1冊には、2話入っています。ふとんというのは、寒い体を温めてくれるもの。夜寝るときに守ってくれるもの。 そのふとんが、許せないことがあったとき、ふとんかぶせという妖怪になる。この設定、いいなと思いました。 もう一冊は、木の妖怪。うちの小学生男児は、こっちがおもしろかったとのことです。 私も幼年向けの妖怪を書いてみたくなりました。