『家守神①妖しいやつらがひそむ家』が出たばかりですが、2巻の初稿ゲラチェック中です。
1巻を読んでいただいた方は、もうおわかりですが(読んでらっしゃらなくても、きっと想像してくださってるかな?)、この物語には、つくも神が出てきます。付喪神です。
百年くらい経った物には、魂がやどり、つくも神という妖怪になる。古い書物にも、その絵が出てきています。
壊れたものでも、修理をし、大事に使われたものは、その家にとってよきつくも神になるのではないでしょうか。
写真のカップは、陶芸家の友人が作ったものですが、持ち手がとれてしまいました。でも友人は、金継ぎの勉強もしているので、お願いしたところ、「黒漆」で継いだら? と直してくれました。全然わからないでしょう?
2巻には、金継ぎのことがちょっと出てきます。
漆というと、こわいのはかぶれ。乾燥をしっかりしないとダメなのだそうです。でも物語ではあまり時間が経つと間延びするので、最速でどのくらいでできる? なんて尋ねました。
右側のケーキは、パウンドケーキの素に、いちじくのコンポートを刻んで入れて焼いてみました。おいしいです。ブランデーとクリームチーズも。そりゃ、おいしいよね。よくある厚手のケーキの型だと焼くのに時間がかかるので、私はこんなふうに平べったく流して、焼いちゃいます。15分でできちゃう。
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