fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

螢袋

2014年06月15日 | 日記

            

 明るさは螢袋の中にこそ  辻 桃子

 この中に螢を入れて運ぶという遊び、やってみたいものです。葱螢とか、螢箒とかも……。と思ったのですが、葱螢も、螢箒も歳時記にない。ネットでさがしても、ホタル箒というのがちらっとあるくらい。いつだったか、誰かに聞いて、いいなあと思っていたのですが。記憶では、螢がたくさんいるところで、竹箒を振り回して、螢を捕まえる。(箒の間で螢が光る)、葱の中をからっぽにして持っていって、捕まえた螢を葱の中にいれる。(筒の中で螢が光る)というものだったのですが。

 かつて秋田で子どもだった頃、螢を捕ってきて蚊帳の中に放して寝たこと、学生だったころ、夜田んぼのあるあたりを歩いていて、まわりをふわ~と螢が飛び交っていたこと。ノスタルジーではありますが、美しい光景として忘れることのできないものの一つです。


『学校の鏡は秘密のとびら?』(三野誠子)-岩崎書店

2014年06月14日 | 本の紹介

                    中学年から 

 福島正実SF童話賞を受賞した『エレベーターは秘密のとびら』の続編です。前作で高層マンションのエレベーターから不思議な世界へ入り込んだリセは、転校し、新しい学校で、またまた不思議と出会います。

 女の子たちが、ワクワクするツボをばっちり押さえて、一気に読ませる手腕はさすが。学校七不思議、音楽室、相合い傘。謎解きの要素もありのファンタジーです。登場人物がどの子も自分の身の回りにすぐいそうな子たちばかり。子どもたちはきっと親近感を持ってこの物語を読むことでしょう。きりん先生も魅力的です。

 お勤めをしながら、そしてお母さんとしての仕事もありながら、こうして形を残してらっしゃる三野さん。いろいろ学ばせていただいています。ますますのご活躍をお祈りいたします。

* ぶつけた脇腹、大分痛みがひいてきました。体を折り曲げ床に落ちたものが拾えるようになったので、大丈夫そうです。打撲だったのでしょう。痛みに弱く、大げさですみません。


花楓

2014年06月13日 | 日記

              

 プロペラのような楓の花。自然の造形は、ホントにすばらしい。

 蒸し暑いせいでしょうか。片付けたい=捨てたい衝動が湧き上がってきます。きのうは、服を4袋も捨てました。でも、何か片付かないのは、自分の判断だけでは捨てられないものが結構あるから。


やってはいけないこと

2014年06月12日 | 日記

 先日、パソコンに向かっていて、ふと顔を上げたとき、目の前のブラインドの埃が急に気になり、拭き始めてしまいました。しかも、キャスターつき椅子を足場にするというやってはいけないことをして、当然の結果こけて、肘と脇腹を打ち……。痛いけど、なんとか動けるのでとりあえずそのままにしています。来週人間ドックを予約しているので、レントゲン撮るので。

 咳やくしゃみが痛い。体を折り曲げると痛い。これって……、やーな予感。(調べると、もし○○だとしても、安静にするしかないと書いてあるので、じっと我慢)

 一挙一動、気をつけなくてはダメですね。(一言もか?)

 っていうか、今年は厄年か? (いや、注意力が散漫になってきてるんだな、きっと)

   母のパッチワーク……千鳥? 


梅雨の定番

2014年06月11日 | 日記

            

 この時期の定番ですね。紫陽花も本当に種類がいろいろ。そして、ちょっと葉っぱを挿しただけで、根づいてくれる丈夫な低木。うちの日当たりの悪いところにも、国分寺からちょっぴり運んで来た紫陽花があります。上の写真は、散歩の途中。             


ガビチョウ

2014年06月10日 | 日記

 非常にうるさいです。

 外来種なのだそうで、野鳥図鑑にも載っていませんが、ネットで調べると画像は出てきますね。メジロとも違う具合に目の回りが白いようです。外来生物法特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。と、ありました。

 画眉鳥と書くらしい。この文字だけだと雅ですがね。

   銭葵

 ガビチョウは、東北方面にはいないようです。この銭葵ももあまり見かけない気がするんだけど、この時期向こうにいないからでしょうか。

 *書きおろし童話展、後半は最終日まで行くことができず、来てくださった方のお名前を把握していません。本当ならお礼のメールを差し上げるべき方もいると思うのですが、お許しください。ありがとうございました。

*  また昨日、児童文学者の古田足日先生(『おしいれの冒険』がうちの本棚にあります)がご逝去されたというニュースが流れました。私はたった一度だけ、新しい戦争児童文学を考える会という会合でお見かけしただけですが、長く日本の児童文学をひっぱってらした方。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


遠目ではよくわからない

2014年06月07日 | 日記

             桐の花

 実は4月末から5月末、母が一カ月入院していました。その病室から見える山にある紫を、ずっと山藤と思っていたのですが、いざ望遠で写真を撮ってみたら、桐でした。(せっかく裏山の新緑がきれいなのに、窓ガラスが汚くて残念でした。防犯上か、10センチくらいしか開かないし)

 秋田道(岩手秋田間の高速道路)でも、よく見ると藤だったり桐だったり。桐は上を向いてて、藤は下を向いている……的な俳句を誰かが作っていましたっけ。

 あと高速から見えるあの白い花、かなり大きな木にいっぱいついているあの木はなんだろう。一人運転なので、写真も撮れず、最初は白藤かと思ったのですが、野生の山藤では白はないかな、と思ったら、違うということだけはわかったのですが。


陶芸

2014年06月06日 | 日記

        皿

   

 昨日に続き、友人作のいろいろでした。小振りなコーヒーカップ、ひとついただいきました。

 女性的な繊細さが、陶芸という土から作る作品に活かされています。形がきれいで、色が暖かくて、いいなあと思っています。粘土の色が少し透けているのも、暖かみの一因。絵は下塗りが大事と言いますが、それと同じ? どこか喫茶店で使ってほしい。白の釉薬は、彼女が師事していらっしゃる先生が惜しみなく弟子にも使わせてくださってらっしゃる、秋田杉とあきたこまちの籾がらの灰ということでした。

 粘土の管理、道具のいろいろ、素焼き、釉薬かけ、本焼きと、工房(窯場)がないとできない仕事。そして体力気力と、自然と向き合う力と、ものと向き合う力と。

 


冷暖房

2014年06月05日 | 日記

 年々、暖房も冷房もなしで過ごせる時期が少なくなってきました。地球の気候の変化プラス私の体が気温変化に対応できなくなっているというのもあるかと。

 この前(先週)は一週間秋田にいて、岩手にもどって、夜寝ようとしたら、ベッドマットとシーツがまだ真冬用のボアで、くたびれていて交換が面倒だったので、いいや今日はがまんして明日とそのままバタン。ところが暑くて眠れない。しぶしぶゴソゴソと交換しました。

  左……くいっと冷酒にいいかも。

 秋田の友人の作品です。

  でも、きょうは過ごしやすい温度のようですね。雨というのは、イヤだけど。


茜染め、紫紺染め展(秋田県立博物館)

2014年06月04日 | 日記

 本来は別のものを見に行ったのですが、染めものの展示をやっていました。

        

 上のは伝統的な染め。

  

 こちらは講座を受講された方達による絞り染め。ずらりと圧巻でした。

 そして写真がきれいに撮れなかったのですが、一角に「ぜんまい織り」「白鳥織り」というのがあり、これにとても心惹かれました。ぜんまいの綿や白鳥の羽を織り込んでいるのです。白鳥織りは紺地横に模様的に白鳥の羽が入っていて、防水性保温性に富むのだそうです。そりゃあ羽毛だものね。昔からいろいろと試行錯誤をしているのだと感心しました。絞りの技術も、すごいし。

 秋田県立博物館は、菅江真澄のコーナーも充実しています。ここは今回は時間がなく、ささっとだけ見ました。図録は複製でしたが、すばらしい絵を残しています。

* 長く家を空けていて、もどると、捜し物が多く、今回特に、あれここに入れていたはずなのに、あれはどこ? と捜しまくっています。大事なもの4つのうち3つは見つけたけれど、ひとつがまだ出てきません。イライラ……よくないなあ。


畑の花

2014年06月03日 | 日記

 先日名前のわからない野草をアップしましたが、畑の隅には、

  ノボリフジ

  斑菖蒲 かな?

 放っておいても生えてきてくれるこういう花も咲いていました。アヤメは、黄色が咲いて、白が咲いて、これが咲いて、このあと紫が半分くらい咲いています。いっぺんに咲くのではなく、順番に咲いてくれるので、嬉しい。

 アヤメ、菖蒲、かきつばた、一八。毎年この時期になると違いを調べたりするのですが、結局よくわかりません。葉っぱより上に花をつけるのが○○とか? 一八は、葉っぱの形が違うかな? 東京のうちには一八と言われていただいたものがあるのですが。

 * ほぼ二ヶ月ぶりの東京。暑さと人混みに酔って、軟弱に駅から家までタクシー使いました。児文芸の童話展も、冊子を置いて、オープンまでいずに、お願いをして帰宅。児文芸の担当の皆さま、ご準備本当にありがとうございました。力作揃い。見応えのある展示となっています。

  私の作品の絵(田沢千草さん絵)は、ショーウインドウの中、画廊の外を向いています。


休耕田

2014年06月02日 | 日記

          

 今年うちの前の3枚が田植えをしませんでした。売ったのかなあ。家がバババンと建つのかなあ。この右側ではすでに宅地に造成しているところもあり。農業を続けるというのは大変なことです。(しみじみ)

 こいつがいたのは、別の休耕田

 *  4月5月は、ほとんど岩手秋田でしたが、今日東京へ。月末にはまた岩手秋田。どっちに帰って、どっちに行くと書き分けたらいいものやらわからなくなってきました。東京は暑そうだし、あまりでかけずに過ごそうかと思っています。


雑草という植物はない

2014年06月01日 | 日記

 とおっしゃられたのは、昭和天皇でした。

  これとか、

 これとか……。

 畑の隅の野草のいくらか、ひっこぬかずに置いてあります。カタバミとかハルジオンとかナズナとかは容赦なく抜いています。上の2枚は名前もわからず、(下のは一見イヌフグリっぽいですが、違う)背も伸びそうじゃないので、そのままに。でも広がるかも……。