梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

"俳句の査定№2"

2014-09-07 23:50:09 | 俳句&短歌

9_4_haiku1_2MBSで毎週やっているプレバト!!と言う番組が面白いです。リズム感や生け花、料理等の才能を芸能人が競うという番組で、俳句の才能査定というのをここでも取り上げました。

先日久しぶりに見たところ…。
お題は、「京都 中秋の名月」…写真に写っている八坂の塔と中秋の名月を見て一句というも。出演者は、全くの素人ですが、今回出ていたノンスタイルの石田さんは、NHKの俳句番組のレギュラー。そして作ったのがこの一句。

   静けさや月見上げたる影ふたつ → 静けさや月の八坂に影ふたつ

査定は凡人で53点。月は見上げるものだから、「見上げる」という説明は不要。そこに八坂という場所の情報を入れることで、映像が見えてくると指摘され、添削されました。

9_4_haiku2今回、才能有りの第一位は歌舞伎の市川猿之助さんで才能有りの75点。
歌舞伎と俳句は縁があるらしく俳号も持っているようです。

満月に相輪の影ひとつあり

これは、辛口で定評のある夏井先生も言うことなし。無駄な言葉がなく、言葉の経済効率が上手いとべた褒め。下5のひとつ「あり」が見得を切っているようだと高評価でした。
相輪と言うのは、屋根から天に向かって突き出た金属製の部分の ことです。このとがった部分が月に重なって影ができたという句ですね。言葉を知らないと作れない句です。さすが、慶応大学文学部出身です。

今回ほとんどの人が、説明不要な無駄な言葉が入っていると指摘されていました。初心者はどうしても相手にシチュエーションを説明してしまうのです。又、最下位の鈴木奈々は、夜の情景に昼を現す言葉が入り才能なしの25点。俳句以前の問題で、ぼろくそに言われていました。普段の句会では、このようにビシバシ言う先生はいません。しかし、このくらいはっきり悪い点を指摘されるほうが、上達が早いかもしれません。次から絶対気をつけますからね。


"ラヂオのおばさん、ごきげんよう、さようなら"

2014-09-07 00:00:24 | 花子とアン

9_6_1_2

1941年12月(昭和16年)日本は太平洋戦争へと突入しました。そして花子はついにラヂオのおばさんをや辞める決意をします。

(花子) 今日限りで、「コドモの新聞」を辞めさせて頂きます。
 
(黒沢) なぜですか?
 
(花子) 私の口から戦争のニュースを、子供たちに放送する事はできません。

戦時中であっても何とか子どもたちに夢を与えるようなニュースを送ろうと思っていた花子でしたが、その花子に辞める決意をさせたのは情報局情報課長のこの一言でした。 

(進藤) 国論統一のために、今後一層ラジオ放送は重要になります。放送を通じて、子供たちを、よき、少国民へと導く事を、期待します。


子供たちをどう導くというのか、原稿は一字一句検閲され、自分の言葉ではもう伝えられなくなっています。国民を扇動することなどしたくない…そう思ったのでしょうね。もう、黒沢が引き留めても花子の気持ちは変わりません。

(黒沢)村岡先生。これ、持っていらして下さい。
 
    村岡先生宛てに届いた、子供たちからの手紙です。お考えは、変わりませんか?
 
(花子) 申し訳ありません。9年間、お世話になりました。
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花子は9年もの間、ラヂオのおばさんをしたのですね。よく、漆原部長のパワハラに耐えたものです。それもこれも子供たちが自分を待っていてくれるという気持ちがあったからでしょうね。

”おもしろかったです。また、あしたもききたいです。”
ファンレターにはこんなことがかいてありました。この言葉が支えとなっていたのでしょう。

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9_6_4 久しぶりに登場したチーム山梨の面々。
みんな、ふんとうにふけちまったじゃんね。
徳丸さんのひげに白いものが混り、武がお父様と同じように口髭をはやしるじゃん。若いおなごしが、一人もいんということは、武はまだ嫁を貰っていんずら。朝市の嫁もいんじゃんね。
てっ!りんさんがえらくふけっちまってびっくりしたずら。朝市が嫁さん貰って少しは楽をしていると思ってたけんど。朝市家の暮らしも見てみたいじゃんね。