梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

”ようやく翻訳に着手”

2014-09-13 00:08:01 | 花子とアン

 

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雪乃とかよが熱心に活動している大日本婦人会とは、愛国婦人会(明治34年創設)・大日本国防婦人会(昭和7年結成)・大日本連合婦人会などすべての婦人団体を統合して昭和十七年に発足しました。
白エプロン(割烹着)にタスキがけの姿で、スローガン「国防は台所から」。
「高度国防国家体制に即応するため、皇国伝統の婦道に則り、修身斉家の実を挙ぐる」目的で、20歳未満の未婚者を除くすべての婦人は強制加入させられました。
軍部・政府の指導下に大政翼賛会の一翼を担い、貯蓄増強・廃品回収・国防訓練・兵士の送迎や慰問・遺族の援護など、銃後活動の国家奉仕に動員されています。

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能天気な甲府のお父うやんと違い、かよも吉太郎も、戦争に勝つために必死です。もはや、親だろうが兄弟だろうが容赦がありません。かよが冷たいように見えますが、国全体が戦争に勝つために動いていたのですから、当然なことでしょう。洋書は焼き払われてしまいます。しかし、英治から言われた一言で、翻訳に着手した"Anne of Green Gables”と辞書だけは残しました。あぁよかった!
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9_12_31945年(昭和20年1月)学徒出陣し訓練をしていた純平君が休暇を取り帰ってきました。
りりしいですね。この姿に蓮子さんも泣けることでしょう。

さて、さて、ドラマもあと2週間で終わりです。そして、8月のあの忌まわしい長崎、広島の日も迫ってきました。胸が痛い日々です。